秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

青い鳥は・・・。

2010年08月18日 09時34分03秒 | グルメなのか?
このお店の存在は大昔から知ってたけど、なかなか入店の機会が無かったんですよね。
相方も実家のすぐそばなのに最近まで未入店でした。

まさかこの店の中でウドンを打っているとは、オシャカ様でも気がつくめぇ。

この前、相方が一人で食事に行って、ゼヒ、私を連れて行きたいと思ったそうです。
理由の一つがこの量!これ、大盛りではありません。ナルホド、一人じゃ食べきれんわナ。

薬味の量も大盛り。漬け汁は小丼。なにもかもダイナミックです。

店主のおっちゃん(おばちゃんも)は気さくな人で、そのおっちゃんイワク、

「京都のウドンとか蕎麦はちょっとしか出さん店があるけど、あれはアカン。お客さんはお腹
が空いたから店に来るんやし、満足して帰ってもらわないかんわナ」

この神棚が歴史を語っています。きっと何千、何万人の人たちが満腹のお腹をさすりつつ
帰っていったんでしょうネ。

これはサービス定食。(750円)以前はフルーツは付いてなかったそうですが、ワコールの
福士加代子選手もこのお店のファンで、アスリートには栄養が必要、ということで特別に
サービスしていたそうです。

ところがテレビかなんかでこの定食を紹介したもんだから、次回から付けないわけにいかなく
なったとオバちゃんが笑いながら言ってはりました。

これで充分な量ですけど、ご飯のお代わり自由。おっちゃんもオバちゃんも横を通るたび、
「ご飯お変わりしてや」、とおっしゃいます。

きっと、お客さんのお腹一杯になって幸せな顔を見るのが生きがいなんでしょうね。
最近流行りの話題性だけを求めた「大盛り店」とは確実に一線を画しています。

こんな近所に「幸せの青い鳥定食屋」があったとは・・・・。

次はウドンと蕎麦の合い盛りを注文してみよう。(でも、お腹ぺこぺこのときじゃないとネ)

場所は八条通り春日です。ガレージは無し。って遠くから車で来る物好きな人はいないと
思いますけど。