秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

「よね源きたがわ」の渋皮栗饅頭。

2009年07月20日 09時16分48秒 | グルメなのか?
このブログでスイーツを取り上げる場合、ほとんどが「お使い物」か「頂き物」。

今回もやはり「お使い物」です。

今年の2月に那智勝浦に旅行した職人さんの一人が胆石で入院。

見舞いの品にナニがヨカロと考えました。というのは数日間絶食の後の手術だし、
食べ物はどんなもんじゃろ?

かといって花なんかは数日後に退院が決まってるんだし、大げさな気もするし。

色々考えたあげく、焼き菓子なら日持ちもするし、お孫さんと後で食べれるんで
はなかろうか?と、「よね源」さんへ。

ここ4ヶ月ほど毎日店の前を通過してるけど、なんせ甘味には縁の無い暮らしだもんで、
横目で見ながら通り過ぎるだけでした。

近頃流行りの生キャラメルも発売されてますが、ブームの元になった会社の社長が
生理的にワタクシ受け入れられないので、これは却下。

どんな理由やねん。自分が食べるワケでも無いのに。ま、見舞いの品では無いワナ。

焼き菓子のセットを包装してもらっている間に、ふと陳列棚の「むぎこがし」の
文字に目が吸い寄せられてしまった。

むぎ、こがし・・・か。なんだか懐かしい言葉のヒビキ。

近づいてよく見たら、渋皮栗饅頭でした。日ごろ左党を表明してますけど、実は
「栗饅頭」は別モノ。と、言っても実際に購入することはほとんどありませんが。

写真やショーウインドウに並んだ「栗饅頭」を眺めつつ、お~美味そうじゃのぅ、
と味のシュミレーションするだけなんですけど。

今回は意を決して一ヶ買いましたネ。(別に決するほどのコトもないんですが)

味は想像どうり、焦がした麦の僅かな苦味が、押さえられた甘味を引き立てて
「大人味」です。これならお酒の後にもいけますナ。

場所等詳しくは↓
http://yonegen-kitagawa.jp/