秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

つげ的風景(つげ義春的風景)

2009年07月07日 09時13分25秒 | つげ的風景
今夜は七夕。「鶏ちゃん」では七夕サービスで生ビール480円が300円!
さらに「ブログを見たョ」って方は惣菜一品サービスです。
「鶏ちゃん桂店」は阪急桂駅東口。セブンイレブン横を東に60歩。075-393-1011

てな話はおいといて・・・・。

街中をうろついていると、ふと目に止まった風景がなぜか郷愁をそそる時があります。
田舎だと、「あ~これが日本の原風景なんだ。」とDNA的に納得できます。

でも、町工場や古いアパートなどに出会った折などに、初めて見る光景だけど、
なんだか懐かしいぞ、ってときがあるんですよね。

言い換えれば「忘れ去られそうな昭和の風景」。

カテゴリーとしては「昭和の風景」でもいいんですけど、子供時分の昭和という
より、ちょっと異空間ぽくて懐かしい、現実感からすこしだけズレた風景。

なんなんだろう?

そうだ、「つげ義春」の世界だ・・・・。(あくまで個人的感覚ですけど)

李さん一家が暮らす家、町工場、川原に建てられた掘っ立て小屋、丸窓のアパート
etc,etc・・・・。

厳密にはそのままの光景ではないけど、「その匂い」を感じたら、ワタクシ、勝手
に「つげ的風景」と名づけることにしました。

荒涼とした川原なんかは「つげ忠男的風景」ともいえるかも知れないけど、
そこまでマニアックになることもあるまい。(今でも充分マニアック?)

まぁ、「毒にも薬にもならない」がこのブログのモットーだし、一つ追加しとこ。