秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

「明菜」を聞く。

2009年07月14日 10時56分38秒 | Weblog
店でかけているCDもそろそろ聞き飽きたから、ナニか一枚と思って中古CDの店へ行ってきました。

ジャケットみてもオジサンにはタイトルなんだか歌っているグループなんだか、
サッパリわからんぞ、とくに横文字だと。

一枚づつ手にとってみるのも面倒になってきたとき、ふと目にとまったのがコレ。

「中森明菜 歌姫ベスト」。ちょっと古いけど気にはなってたCD。(古いのは当り前
、中古CDの店なんですから)

すべて他人の曲をカバーしているのですが、選曲がナカナカヨロシイかと。

「黄昏のビギン」なんかは今の明菜だからこそ歌えるんでしょうね。

「チャイナタウン」を女性が歌うとこんな歌になるんだ、という発見もあり、
中古CDの中では安くなかったけど、買って良かったと思える一枚でしたね。

さっそく店でかけてたら、常連のTちゃんが、
「おっ、これやね~、ワシらの時代は~。ダビングするから、貸してや~。」

別に当時は明菜のファンでもなかったけど、この声を聞いてたら、苦労したんだ
ろうけど、いい年のとりかたしたなぁ、と思いましたね。


昨夕はカップル二組をおくって、さぁ、もうコレで今日はおしまいか、月曜日だし
、と思ったところに学生時代の同級生Fから電話。

「今、梅田で飲んでたんやけどこれから行ってエエかぁ~?」

「オウ、さっきまで超満員で道まで客があふれてたけど、ちょうど今空いたゾ。
チャーター便飛ばして今すぐ来いよ。」

10時半ころやって来たFは仕事絡みの飲み会だったらしくて、

「気、使いながら飲んでも酒はうまないぞ。ここで気持ち切り替えて帰らんとなぁ」

エエンでないかい?浄化作用に利用するも良し、愚痴こぼすも良し。

しっとり「明菜」の曲でも聞きつつ、じんわり人生の悲哀と喜びを感じようでは
ありませんか・・・・。

あ、言っときますけど、当店は若いお客さんも多いですよ。

そうだ、カウンターの三席だけ、「シルバーシート」にしとくとか・・・。
なんて年でもまだないし、お互いあとヒトフン張りやね。