彼は特別支援学校の中学部3年生で、小学部に入学した時から知っている。
この前久しぶりに会ったので
「Y君、大きくなったね!」
と言うとY君が私に
「自分の隣に寝てみて」
と言う。
(私は変にどぎまぎしたのだが)要するにY君は私より背が伸びたかどうか確かめたかったのだ。脳性まひのため四肢が不自由なY君との背比べは寝転んで行われた。
「あ~、微妙じゃない?でもあと1か月したら追い越されそうだな」
Y君は確かに顔つきも大人びて声変わりもしていた。
しかも、彼女が出来たと言うではないか。
「何よ~!いつの間に、そんなことに…」
彼はにやけた顔でその同級生の彼女のことを教えてくれた(しかも呼び捨てで!)
「え~、Y君たら、何そのバラ色の学校生活みたいなやつ!ちゃんと勉強もしてるんでしょうね」
すると彼
「実はいつも〇(彼女の名前)に怒られるんだよな…、〇はおっかないんだよ」
私は
「はは~ん、Y君は今から尻に敷かれてるんだな。そんなことじゃだめだよ、しっかり勉強して〇ちゃんに尊敬されるよう頑張らなくちゃ」
と彼の背中をポンとたたいた。
その後もY君は彼女ののろけ話をしてそれから、私が中学生の時はどうだったの?彼氏はいたの?と質問された。
ありゃ~、この年になってそんなコイバナするか(笑)
Y君は
「今度〇のこと連れてくるからね」
と言って電動車椅子で帰って行った。
この前久しぶりに会ったので
「Y君、大きくなったね!」
と言うとY君が私に
「自分の隣に寝てみて」
と言う。
(私は変にどぎまぎしたのだが)要するにY君は私より背が伸びたかどうか確かめたかったのだ。脳性まひのため四肢が不自由なY君との背比べは寝転んで行われた。
「あ~、微妙じゃない?でもあと1か月したら追い越されそうだな」
Y君は確かに顔つきも大人びて声変わりもしていた。
しかも、彼女が出来たと言うではないか。
「何よ~!いつの間に、そんなことに…」
彼はにやけた顔でその同級生の彼女のことを教えてくれた(しかも呼び捨てで!)
「え~、Y君たら、何そのバラ色の学校生活みたいなやつ!ちゃんと勉強もしてるんでしょうね」
すると彼
「実はいつも〇(彼女の名前)に怒られるんだよな…、〇はおっかないんだよ」
私は
「はは~ん、Y君は今から尻に敷かれてるんだな。そんなことじゃだめだよ、しっかり勉強して〇ちゃんに尊敬されるよう頑張らなくちゃ」
と彼の背中をポンとたたいた。
その後もY君は彼女ののろけ話をしてそれから、私が中学生の時はどうだったの?彼氏はいたの?と質問された。
ありゃ~、この年になってそんなコイバナするか(笑)
Y君は
「今度〇のこと連れてくるからね」
と言って電動車椅子で帰って行った。