いつも二十四節気の話題を書いておりますが
さらに細かく分けた「七十二候」というものがあります。
これは二十四節気より季節感があり
「5日ごとに移り変わる小さな季節」とも言われます。
以前、二十四節気の紹介のときに一緒に紹介しておりました。
養生気功塾のホームページからも一覧表が見られるようになっております。
今、二十四節気では「処暑」なので・・・
その七十二候は
初候 綿柎開 「綿を包む咢が開く」 鷹乃祭鳥(中国)
次候 天地始粛 「ようやく暑さが鎮まる」 天地始粛(中国)
末候 禾乃登 「稲が実る」 禾乃登(中国)
ちょうど・・・天地始粛ころにあたりますね。
天地始粛 「ようやく暑さが鎮まる」
季節は徐々に変わっていくもので、ある時突然変わるわけではありません。
まだまだ暑いなと思う日もあるかと思いますが、
「天地始粛」と言われている時期です。
お気を付けください。
また、これらは、地域でも多少ずれがあると思います。
どうか、ご自分で変化を感じながら・・・
「綿柎開」⇒「天地始粛」⇒「 禾乃登」と
昔も今も変わることなく、
同じように移ろいでいく季節を楽しむのも良いかと思います。
こういうことも養生の基本だと思います。