22日から処暑です。
秋だなぁと感じる一方で…
まだまだ暑さも残る時期ですね。
昼は暑くても夜は涼しくなって
徐々に季節は移っていくのですね。
季節に合わせた養生
ぜひ、生活に取り入れていただければと思います。
参考までに「人民中国」さまより
「処」とは、身を隠す、終えるという意味と「次」という意味がある。処暑とは、うだるような暑さもその身を隠そうとし、秋の気配を感じるが、秋でありながら厳しい残暑もあり、その暑さが夏に次ぐという意味。暑さがまだ猛威をふるうこの時季を、俗に「秋老虎(秋の虎)」と呼ぶ。
処暑の節気と民俗
処暑の前後の民俗には、祖先を祭る祭祀や秋を迎える祭事などが数多くある。民間では、中元を祝うための民俗習慣がある。俗に「作七月半」或いは「中元節」と呼ばれる。古くは、旧暦の7月1日から黄泉の国の扉が開き、7月末にその扉が閉まるまでの間、普渡布施の儀式が行われる。今でも、祖先を祭る重要な祭祀を行う時季である。処暑を過ぎると、秋の気配が濃くなり、郊外に出かけるなど、秋の景色を楽しむ時節になる。この頃には暑さも止み、空には雲が悠々とたなびき、夏のような分厚い雲の影は見えない。民間では「7月8月には美しくたなびく雲を見る」というが「各地を旅して秋を迎える」という意味がある。アヒルの肉は、甘みがあり、体の熱を冷ます性質があるので、処暑にはアヒルの肉を食べる習慣がある。調理方法は多種多様で、煮込んだアヒル肉の薄切り、アヒルのレモン煮、アヒルのショウガ煮、アヒルの丸焼き、アヒルのハスの葉包み焼き、アヒルのクルミ入り揚げなどがある。一般的に北京の人々は、処暑の日に、アヒルとユリの薬膳などを買って帰る。
処暑の養生
処暑が過ぎると、だんだんと湿度が少なくなる。皮膚が乾燥しピンと張った感じがし、髪の毛も乾燥しつやが無くなる。唇も乾燥して切れたりする。これがいわゆる「秋燥」で、漢方で言う「温燥」に属し、さらに、咳や少痰、咽の乾燥、鼻や口の乾燥、手の平と足の裏が熱くなるなどの症状に発展する。また一部の疾病はこの時季ぶり返しやすく、症状が重くなる可能性が高い。例えば、気管支拡張や肺結核など。乾燥を防ぐことが大変だいじである。「秋燥」は体質と密接な関係がある。「秋燥」を防ぐのに一番有効なのは、体質の増強と、飲食の調整と体を鍛えることである。飲食では、まずは津液に養分を与える。適度に水や豆乳、薄目の茶などの水分を摂り、肺を潤し、乾燥を取り除く性質を持つ食物を食べる。例えば、梨、ユリ、ハスの実、シロキクラゲなどである。辛いものや油で揚げたもの、などは控える。
以前の日記も参考になさってください!
養生法を紹介しています。
「処暑」