台湾の旧正月の風習についてを
メモとして
旧正月前後の
食の風習だそうです。
「taipei」さまより
旧暦の12月16日は尾牙と呼ばれ、土地の神様に餅を捧げて祈りを捧げる日です。台北では、その日に刈包というハンバーガーに似た食べ物を食べます。これは中華風まんじゅうの生地に豚の角煮や高菜漬けなどを挟んだ食べ物で、その形がお金でパンパンに膨らんだ財布に似ていることから、こういった習慣があるそうです。
旧正月がスタートすると、各家庭では様々な味の餅菓子を食べます。例えば甘みのある年糕(ニェンガオ)、フワッとしたスポンジ生地が特徴の鬆糕(ソンガオ)、米粉で作るもっちりとした食感の発糕(ファーガオ)、大根の入った蘿蔔糕(ローボーガオ)などです。これらを用意して祖先や神々に祈りを捧げることで、平和な新年と生活を願います。中国語でケーキを表す「糕(ガオ)」という字は「高(ガオ)」と同じ発音のため、生活や仕事に関する運気が上昇するという意味があり、家庭内に幸運をもたらすシンボルと捉えられています。
旧暦の1月9日は天公生(玉皇大帝)の誕生日です。漢民族の民間信仰における玉皇大帝は世界を統べる神であることから、誕生日には赤く染色したお餅で餡を包んだ伝統的なお菓子を供えします。お菓子の形は長寿と幸運のシンボルである亀を模した紅亀粿、古代の貨幣の形をした粁仔などがあります。
旧暦の1月15日は新年最初の満月の日で、元宵節と呼ばれます。この日で旧正月は終わりとなり、この日の夜から春を迎えることから市内はランタンの光や美しい飾り付けで溢れます。この時には湯圓に似た元宵というお餅を食べるのが一般的です。旧正月最後の日にこれを食べることで、再会と安全を願います。
今年は
台湾料理のお店から
手作り年糕を買ったので
楽しみです!