よさこい峠から瓶ケ森を歩く
この夏の暑さは、身体の芯に重く食い込みました。
午前中の2時間、鏡川上流域を50CCモーターでサンポするのがヤットデシタ!!
ここ数日、朝夕が少し涼しくなったので、初秋の「山空気」で元気再建を期して、よさこい峠から瓶ケ森歩きです。
8月31日・4時半自宅出発、7時前によさこい峠到着。長沢谷筋では数回車を止め、「昔空気」を求めて、ヨロヨロ歩きです。この谷筋は雨戸が閉まった家屋が目立ち、すれ違う山仕事用の軽四輪トラックは「オトシヨリシール」ばかりです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/f1/d7e3977586e740b3104cd166d8b6a9c5.jpg)
この老木の前では、いつも長めの休憩です。今朝の「谷風」は、夏の暑さを洗い流してくれ、秋を思わせる冷気が「霊気」となり、山門で手を合わしている様な気分となりました。
この谷筋唯一の長沢小学校は全児童数10人です。1年生は1人です・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/69/6d83f0e62e6d9ae35a8c52a0e4482e7f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/09/eb8ae0c90ff6d61da1132a413559e5c9.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/7a/8c28b442e9545cd41a377284dc78be0e.jpg)
土小屋から瓶ケ森間の斜面や山裾を約3時間。初秋の「カオリ」が足を止めます。
温室や手入れされた畑で生まれた、ウツクシイ花々には全く興味がアリマセン。
厳しい雨や風の中で、自然のままの「顔」で微笑みかけてくれる花々は、老いぼれ、鈍くなった「こころ」をギュウ~と引き締めてくれます。
歩き疲れると木陰で車を止めオヒルネ、そしてコンビニ・エコノミーお昼弁当、イイ時間が流れます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/1e/50d0e2488da671c4327574f067a86509.jpg)
太陽が西に傾くと、やわらかい斜光が石鎚の山々を包みます。
悲しいこと・寂しいこと・重い思い出等が溶けて薄くなり、その後は「明日」への「思い」が流れます・・・実現性に乏しい夢世界ですが・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/fd/e997504eee9a2b497fe7e798a2a01a0d.jpg)
優しい光の中での夕食。山ではいつも同じ、オニギリとチビカップうどん。
今夜は晴天、気温は下がり、初冬のようです。
羽毛服で背もたれイスに深く腰を落とす。
時間は流れ、キラキラと輝く「星空」を仰いでいると、こころの奥で眠っていた、日常の生活では口に出すことが出来ない、多くの「モノ」が脳裏をかすめます・・・涙は流れませんが。(何時もの繰り返しです)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/1b/b5e8f55d2fe08072f47bde1f03a5fce8.jpg)
昨夜瓶ケ森駐車場では、車泊の方が5人いました。全員年金受給年齢の様に想えました?
星空・山空気・山風・・・ここは無料の最高級ホテル・私の定宿です!!
昼過ぎに瓶ケ森を後にし、旧寒風山トンネルに向かう。
四国山地南斜面は、初秋の「山風」のなかでした。
(以上の写真は全て8月31日・9月1日に撮ったものです)
< お ま け ・ 山 里 >
椿山の里・数年前からこの山頂集落を歩いています。
私の青春・「昭和」が目の前に見えるからです。
戦後の大混乱の中、ローカルの親たちは「汗と土」塗れで、子供の成長を唯一の夢として生きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/bc/6f25a591253ea4b4f6a7df01ecb3862b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/31/e742fc51dacfddd99a4c29ea7919ebcd.jpg)
廃校になった椿山小学校の児童数は昭和20年は45人・閉校時の昭和47年は2人です。
高度経済成長・大量生産大量消費と共に、この集落は消えました。
これは「時」の流れです・・・
しかし、今日の政治の流れは異常です。極めて不平等です。
TPPは工業製品・農産物の自由競争です。
企業は国際競争を勝ち抜くために、低賃金労働者(=非正規雇用者)を多くしています。
若者の多くは、明日への夢や希望は消滅です。
農業分野は、海外の安い農産物が流入です。
中山間地域の弱小農業は消滅です。
日本社会はバランスを失い、市民の生活は安定性を欠き、大きな格差社会の到来です。
安倍さんは見ているが見えていない、ニューヨークの通りが・・・
道路の両側では天国と地獄が・・・
両手は2丁拳銃からドルに・・・
自由競争、一握りの富める者と多くの貧しい人々の街・・・
この夏の暑さは、身体の芯に重く食い込みました。
午前中の2時間、鏡川上流域を50CCモーターでサンポするのがヤットデシタ!!
ここ数日、朝夕が少し涼しくなったので、初秋の「山空気」で元気再建を期して、よさこい峠から瓶ケ森歩きです。
8月31日・4時半自宅出発、7時前によさこい峠到着。長沢谷筋では数回車を止め、「昔空気」を求めて、ヨロヨロ歩きです。この谷筋は雨戸が閉まった家屋が目立ち、すれ違う山仕事用の軽四輪トラックは「オトシヨリシール」ばかりです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/f1/d7e3977586e740b3104cd166d8b6a9c5.jpg)
この老木の前では、いつも長めの休憩です。今朝の「谷風」は、夏の暑さを洗い流してくれ、秋を思わせる冷気が「霊気」となり、山門で手を合わしている様な気分となりました。
この谷筋唯一の長沢小学校は全児童数10人です。1年生は1人です・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/69/6d83f0e62e6d9ae35a8c52a0e4482e7f.jpg)
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土小屋から瓶ケ森間の斜面や山裾を約3時間。初秋の「カオリ」が足を止めます。
温室や手入れされた畑で生まれた、ウツクシイ花々には全く興味がアリマセン。
厳しい雨や風の中で、自然のままの「顔」で微笑みかけてくれる花々は、老いぼれ、鈍くなった「こころ」をギュウ~と引き締めてくれます。
歩き疲れると木陰で車を止めオヒルネ、そしてコンビニ・エコノミーお昼弁当、イイ時間が流れます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/1e/50d0e2488da671c4327574f067a86509.jpg)
太陽が西に傾くと、やわらかい斜光が石鎚の山々を包みます。
悲しいこと・寂しいこと・重い思い出等が溶けて薄くなり、その後は「明日」への「思い」が流れます・・・実現性に乏しい夢世界ですが・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/fd/e997504eee9a2b497fe7e798a2a01a0d.jpg)
優しい光の中での夕食。山ではいつも同じ、オニギリとチビカップうどん。
今夜は晴天、気温は下がり、初冬のようです。
羽毛服で背もたれイスに深く腰を落とす。
時間は流れ、キラキラと輝く「星空」を仰いでいると、こころの奥で眠っていた、日常の生活では口に出すことが出来ない、多くの「モノ」が脳裏をかすめます・・・涙は流れませんが。(何時もの繰り返しです)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/1b/b5e8f55d2fe08072f47bde1f03a5fce8.jpg)
昨夜瓶ケ森駐車場では、車泊の方が5人いました。全員年金受給年齢の様に想えました?
星空・山空気・山風・・・ここは無料の最高級ホテル・私の定宿です!!
昼過ぎに瓶ケ森を後にし、旧寒風山トンネルに向かう。
四国山地南斜面は、初秋の「山風」のなかでした。
(以上の写真は全て8月31日・9月1日に撮ったものです)
< お ま け ・ 山 里 >
椿山の里・数年前からこの山頂集落を歩いています。
私の青春・「昭和」が目の前に見えるからです。
戦後の大混乱の中、ローカルの親たちは「汗と土」塗れで、子供の成長を唯一の夢として生きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/bc/6f25a591253ea4b4f6a7df01ecb3862b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/31/e742fc51dacfddd99a4c29ea7919ebcd.jpg)
廃校になった椿山小学校の児童数は昭和20年は45人・閉校時の昭和47年は2人です。
高度経済成長・大量生産大量消費と共に、この集落は消えました。
これは「時」の流れです・・・
しかし、今日の政治の流れは異常です。極めて不平等です。
TPPは工業製品・農産物の自由競争です。
企業は国際競争を勝ち抜くために、低賃金労働者(=非正規雇用者)を多くしています。
若者の多くは、明日への夢や希望は消滅です。
農業分野は、海外の安い農産物が流入です。
中山間地域の弱小農業は消滅です。
日本社会はバランスを失い、市民の生活は安定性を欠き、大きな格差社会の到来です。
安倍さんは見ているが見えていない、ニューヨークの通りが・・・
道路の両側では天国と地獄が・・・
両手は2丁拳銃からドルに・・・
自由競争、一握りの富める者と多くの貧しい人々の街・・・