熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
残部僅少ながら、注文受付中。

目次

作品 文章 写真 販売品

土用の入り

2016-07-20 05:06:59 | 文章
7月20日(水)、晴れ。

海の日が過ぎて、昨日は土用の入り。
何人かから「暑中見舞い」をいただきました。

当地は本格的な夏の空。

ーーーー
相変わらず、仕事はアレヤコレヤ。

完成目前の「卷菱湖」は、盛り上げた漆を落ち着かせているところ。
今週にも出来上がる予定。

「極小雛駒」に続く、92枚の「中将棋の極小雛駒」。
盤と象牙の木地づくりを含めて、行きつ戻りつ。
これは合間合間で、もう少し時間がかかりそう。

「自筆古希の駒」。
本来は書き駒にしても良いのですが、盛り上げで制作中。
彫りと埋めの工程が終わって、只今は盛り上げの工程。
こんな感じです。

こちらは、今月いっぱいかと。









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ゴウヤと、雛中将棋盤

2016-07-18 20:51:48 | 文章
7月18日(月)、晴れ。

朝からの太陽で、蒸し暑い一日でした。

ゴウヤの実が、色づきました。
透き通るような鮮やかな黄色。

食するのは、熟れる前の実なんですね。

ーーーー
小将棋駒に続いて、中将棋の雛駒も作り始めています。

以前作りかけたままの「中将棋雛盤」。
今日は、5年ぶりに再開。
こんな感じです。

盤の大きさは、横幅が10センチ程度、縦が11センチほど。
戦前の榧の碁盤を、このサイズにカットしたものです。
盤をセットする箱は、島桑。
模様が気に入って10年ほど前に購入したモノ。
左下の白いのは、盤に合わせて升目を描いた厚紙。

島桑の木目が一段と映えるよう磨きあげました。


盤のケイ線は、先ず鉛筆で下書き。
その上を漆で描きます。

道具は、ガイド用の筆軸と、漆筆。
竹製の物差しの溝を使って、ゆっくりと滑らせます。
筆が小さいので漆の含みは少ないのですね。

先ずは、13本の縦線。
息を停めて、1本の線を引くのに10回ぐらい漆を重ねます。
横線は、縦線が乾いてからですね。
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背丈は4.8ミリです

2016-07-17 05:36:19 | 作品
極小雛駒「歩兵」。

背丈は4.8ミリです。

因みに「玉将」は、5.6ミリ。
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極小雛駒

2016-07-16 06:16:31 | 作品
やっと、ほぼ出来上がり状況です。
盤は実物をゼロックスコピーし、駒を並べてみました。
大きさは百円玉。

「玉将」は最初、少し大きく作ったつもりでした。
しかし殆んど他と同じに見えるので、この大きさに作り直し。
銘は「良尊」の2文字と「七十三才」。







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世界ジオパーク隠岐

2016-07-16 05:35:02 | 文章
7月16日(土)、曇り。

やっぱりの梅雨空。

隠岐は自然豊かな島。
島前、西ノ島、中ノ島と後島に分かれていて、棋聖戦は一番大きな後島。

対局翌日、東京組は午前の便で出雲空港経由で出発。
たいして我々大阪組は、14時過ぎの出発便でした。
それまでは実行委員会のご厚意で、島の各地を観光。
我々3人も、有り難くご一緒させてもらいました。


根元から7本に分岐する数百年の大杉。


島の最北端。遥か160キロメートルに「竹島」。

この日は、生憎見えません。

古い様式である隠岐づくり「水若酢神社」本殿。

島には、荘厳で大きな「玉若酢神社」など、古刹が多い。

ーーーー
空からの風景。

西郷湾は大きな入江。
その昔、北前舟が立ち寄った風待ち港。


隠岐空港と大阪は、定員74人の小型機一日1便のプロペラ機。


帰り便の大阪・堺上空、一番大きいのが仁徳天皇稜。


大阪市上空で、脚。


と言うことで、無事帰着。


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棋聖戦in隠岐

2016-07-15 05:12:32 | 写真
7月15日(金)、くもり。

棋聖戦は、羽生さんが勝ってイーブンに。

昨日夕方、初めての隠岐から帰ってきました。
現地、隠岐の島町では、初めてのタイトル戦とあって町を上げての大歓迎。

町長をはじめ、実行委員会の皆さんの歓迎ぶりは大変なもの。
対局者のみならず、私たちもその恩恵に預かりました。

前夜祭は、西郷港に面した隠岐プラザホテル。

パーテイは84人。自席で、ゆっくり落ち着いた宴。


翌日の対局場は、ここから15キロばかり離れている「羽衣荘」。
私たち3人の宿泊は、その途中、3キロほど手前にある「アイランドパークホテル」。
移動が大変。
対局当日、宿泊ホテルで聞くと、対局場へは徒歩なら30分程度とのこと。
微妙な距離です。
折から小雨が降ったりやんだり。
タクシーを呼ぶと、タクシーがここに来るまでに20分掛かると言う。
乗るのは5分。
小雨が降ったりやんだり。
ちょとお悩みましたが、歩くことにしました。

途中、雨と風。
でも、慌てるわけにはゆきませんし、引返すことはできません。
結局、1時間10分かけて到着。
まあ、これも旅の良い思い出。

この続きは、また。



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隠岐の朝

2016-07-13 05:18:07 | 文章
7月13日(水)、曇り。

隠岐の感慨深い朝です。
あいにくの曇り。

ーーーー
その昔、隠岐は後鳥羽天皇、後醍醐天皇両帝流刑の地。
いわゆる、承久の変。
後鳥羽天皇には、水無瀬家がつき従って18年。
水無瀬家は兼成のご先祖です。

後醍醐天皇は、元弘の変。
1年余りで島を脱出。
隠岐のゆかりの地には、2つの説があるようです。

今日は棋聖戦。
昨日の前夜祭。
出席者は、100人ほど。
無理をかなえていただいた実行委員会の方に、先ずは御礼。

ーーーー
水無瀬神宮のある島本町から、イベント資料が届きましたのでアップしておきます。


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極小の「小将棋駒」と「中将棋駒」

2016-07-12 04:59:44 | 文章
7月11日(火)、くもり。

やっぱり、梅雨明けはまだのよう。
蒸し暑い日が続きます。

ーーーー
今日は、隠岐行き。
9時半に工房にOさんを出迎えて、JRで奈良に。
奈良からはリムジンバス。
伊丹には12時。

出立まで1時間あまり。
ここではSさんと落ち合うのですが、一日1便だけなので大阪組のほかの皆さんと同乗することになりますね。

ーーーー
「極小雛駒」。
少し、工程が進みました。

「小将棋」のほか「中将棋駒」。
文字がつぶれたのが1枚ありますね。
乾いたあとにやり直しです。
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玉毛

2016-07-11 05:41:59 | 文章
7月11日(月)、薄くもり。

参院選。
テレビは、悲喜こもごもの結果。
コメントは微妙かと。

ーーーー
蒔絵筆。
極小雛駒用に昨日、2分割してみました。

脱落した一本の映像。
猫毛。玉毛とも言います。
一本一本の先は透明な水毛。

これが肝心なんですね。

試しに書いてみました。
5~6年ぶり。

「玉将」のほか、簡単な「と金」も。

まずまずでしょうか。

今日は、気合を入れて書くことにします。

ーーーー
タイのマックルックの本。映像のアップを忘れていました。





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極小の雛駒、その工程

2016-07-10 05:42:53 | 写真
7月10日(日)、曇り。

今日は参院選。
注目です。
独裁的偏重は、国民にとって不幸。
私の一票を含め、みんなの一票は重い。
塵も積もれば山となる。
有効に行使しなければと思います。

ーーーー
「卷菱湖」の盛り上げは、昨日で一旦終了。
銘も入れ終わりました。
漆がしっかり固まれば、あとは最後のチェックと研磨。

ーーーー
残りの時間は「極小の雛駒」。
前回、およその大きさに。
昨日はその続きです。

100枚ほどの中から、大きさの違い毎に分類。
一番小さいものは「歩兵用」。
微妙な幅をもう一度調整して表面を平滑に。
面取りも欠かせません。
ホールドは、右手の親指と人差指の爪先。
磨っていると、爪も削れます。

前回は途中で止めて、あれから10日ほど経ち爪が伸びました。
昨日も、段々爪が磨減。

見ただけでは分かりませんが、右が面取り前、左が面取り後。
触れば分かります。

ソレニシテモ、「筆」は穂先が大切。
新しいものに替えて無駄毛を取り除きます。


いよいよ文字書き。
小さい文字は5年ぶりくらい。
上手く書けるかどうか、やってみなければ分かりません。






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駒の写真集

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