熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
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久しぶりの彫り駒

2012-09-10 05:43:06 | 写真
9月10日(月)、曇り。

この頃は、夕刻になると雷と雨の襲来。
但し、雨はほんのちょっぴり。
南の奈良、北の宇治あたりは土砂降りとか。
局地豪雨なんですね。

一昨日、ラジオで歯切れのよい「70は古稀、古来稀なり」の声が流れて来た。
「双葉山敗れる」の実況放送のひとこまである。
アナウンサーは、伝説の和田信賢。
小生は、名前だけしか知らないが、彼が司会をしていた「話の泉」。
出演者は、徳川夢声、サトウハチロー、大田黒元雄、堀内敬三、渡辺紳一郎、山本嘉次郎と言った面々。
小学生の頃の記憶でも、この人たちの名前は耳に残っている。
その司会を昭和27年に急死するまで務めていたそうである。
27年なら小生は小学3年生だから、実際に聴いていたのかもしれない。

その頃の大相撲放送が流れた訳だが、言葉が美しい。
声は聴いていて伸びやか、そして華と知性がある。
もう一つ気づいたことがある。
リズムが七五調。
語る言葉が歌そのもの。
当時のラジオの日本語の美しさを思い出した次第。

ーーーー
只今「彫り駒」を制作しています。
漆は3度塗り込んで、更にもう1回塗り込むつもり。
最後の漆は、黒にするか、このままにするか、です。

大きさは、レギュラーサイズ。

文字は小生の筆跡。
フリーハンドで作った書き駒の文字を字母紙にして彫りました。
いわば、新しいオリジナル書体の試作品でもあるわけです。
出来上がりは1週間後。
さて、どのような駒が出来上がりますか。

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1 コメント

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 (札幌K)
2012-09-13 05:55:59
毎朝拝見しております
出来上がりまであと三日ですか?

画面なので色合いは違うでしょうが
駒木地を眺めている限りでは
今の漆の色が合っている気がします

磨き上げて駒木地の輝きが変われば
黒が合うかもしれません
仕上がりが楽しみです
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