熊澤良尊の将棋駒三昧

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将棋チェスト、お詫びの中間情報

2020-11-30 19:29:57 | 文章

11月30日(月)、晴れでした。

満月のお月さんも見えるかと思っていましたら、先ほどは朧月でした。

将棋チェストで、お詫び。
出来上がってくる予定が、10日ほど、先延ばしになりました。ご注文いただいている皆さんに申し訳なく、お詫びいたします。
と言いますのも、今朝、製造工場から連絡で「完成間際で不具合が見つかり、手直しに10日ほど要します。お待ちかねのところ、申し訳ありません」との連絡が入りました。
ということで、これまでに入金いただいた方には、すぐさまその旨をご連絡してお詫びいたしました。
そのほかの皆さんにも、お届けが、10日ほど遅れますことを、お詫びいたします。ご了承のほど、よろしくお願いいたします。

ところで、本日の映像は、古い将棋盤。
四方木口の古い将棋盤の足を、漆で茶黒く塗った映像です。
盤覆いも、同じように漆で茶色く塗りました。


同じ漆塗りでも、塗り方はいろいろあって、そのうちの一つです。


なお、2枚目の映像にある左側の盤覆いも漆塗りですが、色合いが全然違いますね。左は「透き漆での拭き漆」で透明感があり、木目が透けて見えた状態になっています。
なお、「四方木口の盤」とは、木取り方向を45度ほど斜めに傾けて、年輪の方向が、対角線上になるようにした盤のことです。

なんでも、江戸時代の頃は、時折りこのように木取りした盤が作られていました。おそらくは、明治・大正の頃までは「鬼殺しの盤」として作られていたようですが、最近は全く見かけなくなりました。

木取り方向を45度傾けるのは、どうしてなんでしょうね?
盤面には、斜めに年輪が現れて、横の四方の盤側には、木口模様が現れる木取りの仕方なのですが、普通の木取り方法に比べて、大きな原木がいることになります。わざわざ45度傾けて木取りする理由と利点について、皆目見当がつきません。

ご存じの方、教えていただけると嬉しいです。

 

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