熊澤良尊の将棋駒三昧

只今、生涯2冊目の本「駒と歩む」。配本中。
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作品 文章 写真 販売品

箱に入った良尊作の中将棋駒

2020-04-13 23:59:14 | 作品
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木地のうねり

2020-04-13 19:37:24 | 作品
4月13日(月)、一日中雨。
今日も、底冷えのする一日でした。
先日、コメントで「古い漆」についての問い合わせがありました。
「古くても使えますよ。乾きが遅くなっているので、新しい漆と混ぜて使うと良いです」と、お答えしました。その通りなのですが、古い漆の良いところを活かして使う技もあります。つまり、乾きが遅いところを長所にして使うということ。
ということで、只今は、その技を実際に活用して盛り上げております。
乾きが遅くなった漆は、文字通りゆっくりと時間をかけて乾いてゆきますが、その表面の変化は、マッタリとという言葉で表現できると思います。その感じが実に良いのですね。
いずれ出来上がりましたら、映像でご覧いただこうと思っております。

ところで、本日の映像は、コレ。「無双」ですね。
彫って埋めて、それを研ぎだそうとしているところです。

木地のまだら(杢)模様がきついと、木地そのものがうねっていて、埋めた漆を研ぎだすことで、その表面のうねりがもろに現れています。
木地の成型段階では、表面は真っ平にしているのですが、何年かの時間経過とともに、木地全体がうねって、これは、普通の柾目の木地では現れない「うねり」です。
この段階での木地は、やや厚めにしてありますので、最終的には、うねりを無くして、表面を平らに仕上げることになります。
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