熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
残部僅少ながら、注文受付中。

目次

作品 文章 写真 販売品

「宗歩好み」と「水無瀬兼成卿写」

2017-07-22 05:37:12 | 写真
7月22日(土)、晴れ。

本格的な夏の空色。
今日も暑そう。

昨日は義母ら4人と、東大阪のうなぎ屋さんで昼食。
義母は今年101歳。
杖をつきながらでも自立歩行で、周りは大助かり。
背丈は小さくても、好物は肉とウナギ。
と言うことで、昨日はうなぎ屋さん。

大正2年創業の本店は四国高知で、去年大阪に支店を出したとのこと。
「鰻重」には、並、上、特上とあって、ウナギの量が違う。
予約したのは、一匹の4/6「鰻重の並」。
義母は、ご飯少し少なめ、我々は普通。

と言うことで、完食した義母は、まだまだ元気、耳も普通。
この次は8月お盆の頃かな。

ーーーー
先日アップした「宗歩好み」。
「漆の文字が真っ黒でなく、グラデーションのようだ」との感想を頂きました。

そうですね。
漆は大別して、鉄分を加えた黒漆と精製だけをした透き漆があり、これは後者を使って盛上げました。
透き漆は、木地呂漆とも呼ばれる本来の色合いの漆。
年数が経つに連れて、透き通るような感じになるところから、透き漆とも呼ばれます。

単一な色調の黒漆と違って、面白い味が出るので、私は時々この透き漆を使います。
この「宗歩好み」はその一つですが、下地が見えない黒漆とはまた違う難しさと、味わいがあります。

ーーーー
本日アップの「水無瀬兼成卿写」。
木地は細かな赤味の島つげ柾目。
木地を選定頂いて、ゆっくりと時間を掛けて作らせて頂きました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

駒の写真集

リンク先はこちら」 http://blog.goo.ne.jp/photo/11726