いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

トマキョーケン

2007-11-08 14:38:05 | うえだんな
昨日、苫小牧の小中学校の先生方が開く研究大会にお声かけ頂き、
行ってきました。
(苫小牧市教育研究大会:苫教研→トマキョーケンとみんなは呼んでいます)
環境公害部会、という、
苫小牧の自然環境や環境保全の取り組みを勉強して授業に生かそう、
という部会に呼ばれたのです。

あぁ、環境公害部会。

かつて私もこの部会に所属し、幹事長などをやっていました。
そうです。
私がいた頃に、あのたかぎぃをお招きして
「今、なぜ自然体験なのか!?」という壮大なタイトルで
お話いただいたことがあります。
ちょうど長期村を始めた頃です。

ですので、私にとってはさんざんお世話になり、
語りつくせないほどの思い出がある部会です。

なので、このお話を頂いた1ヶ月前から、
楽しみでもあり、不安でもありという複雑な日々を過ごしていました。

参加者名簿を見ますと、
私がナマイキな初任者だった頃、一緒に活動をさせてもらった先生方の名前が
ずらりと並んでいます。
その名簿・・・見たほうがよかったのか、見ないほうがよかったのか・・・。
とにかく、今までにないプレッシャーです。すごく緊張しました。

そんな緊張がありながらも、
一方では、先生達にいろいろ伝えたい、知ってほしいと思うことも
たくさんあります。

あれもこれもとだんだんと熱くなる頭を何とかセーブして、
2時間の内容を考えました。
でも、今回ばかりは全然プランがまとまらなかったなぁ・・・。

現幹事長といろいろと与件を聞き出し、
あれこれと整理をして出てきたテーマは、
「校庭でできる自然体験活動とその可能性」。

一見なんの普通の校庭にも、
実はいろいろな自然が隠れていますよ、
そしてそれらをうまく使えば、カリキュラムに準拠した
活動にも広げられますよ、
同じ単元でも、素材を校庭のものを使うだけで
学びや気づきは一層深くなりますよ、というメッセージです。

案の定、緊張しすぎてしまって
最後の方はナニを話しているのか分からなくなりそうでしたが、
終わったあと、厳しい先輩たちに伺ったところ
「まあ大丈夫だったよ」と言われ、ほっとしています。

しかし、やっと
かつてお世話になった先生達に
「上田はいまこういうことやっています やっていきたいです」と
ちゃんとお伝えすることができました。

「ぼくらの期待だから」と帰り際に言われ、
ちょっと泣きそうになりました。

もう、やるしかありませんね。
頑張ろう!