いぶり自然学校、薪ストーブを焚いています。
もう6月だというのに、ここ苫小牧はまだ朝が寒かったりして、薪ストーブに火を入れたりしますが、
もうそろそろ大丈夫かな?
ということで、僕たちの頭の中には常に「薪の調達」があります。
あっちこっちに声をかけては、いろんなところから薪になり得る木を調達しております。
今回も、風で倒れた木を軽トラック1杯分もらうことができました。
玉切りになっている木を、さらに薪サイズに玉切りにするのが、1時間。チェーンソー1回分の混合油。
それを軽トラに載せるのが、40分。
今回は軽トラで10分搬送。ガソリン少々。
それを下ろすのに、30分。 今回は3人に手伝ってもらって助かった。
で、薪割り、1時間×2回。まさかりと革手袋は必須。
それを軒下に積み上げるのに1時間。 これは2.5人工。
時間にして、ほぼ1日かけて、出来上がった薪。
これ、何日分ぐらい持つのかなあ、とやまちゃんとざっと計算したら、
1ヶ月分、あるかないか、ぐらい。
北海道、冬はほぼ半年と考えると、
この作業をあと5回やんないと、冬を越せないということになりますな。
汗びっしょりかいて、手に豆を作って、これぐらいということ。
これを、労働と考えるか、エクササイズと考えるか。
面倒だからといって、灯油を買うか、
面倒だからといって、薪を買うか、
面倒だけど、時間はかかるけど、自分で割るか。
薪を調達するっていっても、結局混合油とかガソリン使ってるし。
でも、我が事務所で灯油を使う量は激減してるな。
今のボク、こう見えて結構忙しいので、まとまった時間がなかなか取れないし。
でも、ここは「自然学校」だし。
考え方はいろいろありますし、
どれが正しくてどれが間違いだとか、そういうことを言うつもりは毛頭ありませんが、
「北海道で、薪ストーブで冬を越す」というのを経験して見えてきたことは、
いろいろあります。
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