いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

小学生の体験学習in和みの森。

2012-11-09 09:50:52 | うえちゃん
ここ数日、晴れてると思ったら雨が降ったり、小雨から大雨になったり、クルクルと忙しく変化する空模様。
秋の空ですね。
先日は大雨洪水警報が出るくらいザーザーと雨が降り続いた苫小牧。
「明日も雨か?いや、そろそろやむか??」と天気予報とにらめっこしながら迎えた昨日の朝でした。

昨日、市内の小学校の3年生60名が和みの森に体験学習にやってきました。
準備中は雨に当たりましたが、子どもたちが到着するころには雨もやみ、ほっと一安心したところでオープニング。


バスに揺られてやってきたこの場所がどんな場所なのか、体を動かしながらみんなでちょこっと探検にでかけました。
「あの木とその木にタッチしてここに戻ってきてね、もちろんダッシュで!」との声にみんないっせいにかけだします。


心も体もほぐれたところで、今日のメインイベント森のお手入れの時間です。
本日は森のお手入れを4つに分けて、自分がやりたい活動を子どもたち自身が選んで参加してもらいました。
いつものように<どれをやっても良い・どれもやらなくても良い・どれもやって良い・どこか行くときはひと声かけて>という和みの森・4つの“ど”ルールを確認して、活動を選択します。


☆本日のラインナップ☆
①森の中の枯損木(立ち枯れてしまった木)の運びだし


大物ゲットです。


②木道作成用丸太の皮むき


③のこぎりを使って薪作り


④たき火


「おれ、全部やった!」
「木の皮むきが一番楽しかった」
「たき火をしたら煙が目にしみて痛かった」
「木をバキって倒すの楽しい」
「のこぎり使うのうまくなった」
と、子どもたちはせっせと森のお手入れにせいをだしておりました。

「おーい!全員集まってー!!」と号令がかかり、本日の活動のまとめの時間。
森の木を計画的に切る→切った木で薪を作ると、ストーブになったりコンロになったり、みんなが森で楽しむための材料になる→薪を燃やして出来た灰は養分として再び森へ還す→森に灰やおひさまの光などの栄養が入り、森が元気になる!というサイクル、少しでも何かを感じてもらえていたら嬉しいな。
そんな森のお手入れを手伝ってくれたご褒美として、たき火チームのみんなが薪ストーブにくべてくれた火を使い、ちょっとしたおやつを準備しました。
網に乗せ、めんつゆをシュシュっと吹き付けて焼いた


餃子の皮せんべい。カリッと香ばしく良い感じです。一人ひとつ今日のお駄賃ですね。




今回の活動には先日、体験活動の指導者養成に向けての研修会に参加してくれた方々がスタッフとして参加してくださいました。
「最初はうまく出来るか心配でしたが、やってみて良かったです」
「子どもたちよりなんだか自分の方が楽しんじゃいました」
「3年生ってまだまだ純粋で可愛いですね」
と、スタッフ自身も楽しみながら活動が出来ていた様子でこちらも一安心。ケガなく事故なく終えられたのもみなさんのおかげですね。
今回、お手伝いいただいた皆さんは幼児から小学生のお子さんを持つお母さん(プラスそのお父さん。見学で…と娘さんと一緒にいらっしゃいましたが、バリバリお手伝い下さいました。助かりました)
私たちとはまた一味違う、保護者という視点で活動を見るともっと幅が広がっていきそう。
いろんな人と一緒に、いろんな刺激を受けながら活動を作っていきたいと思います。

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