いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

雪のない北海道でいかに遊びましょうか?

2009-02-07 21:09:57 | うえだんな
北海道って、最初はどこでもモリモリ雪が降っていると思っていました。
が、そうではないのですね。
特に今年の太平洋沿い、というかここ苫小牧~登別の街中は
からっからに乾いています。
その海沿いにある子育てひろば「すくすく3・9」の活動が
今日開催されたのですが…。

年度当初につけたタイトルが「ゆきであそぼ!」。
が、雪はナシ。
すくすく3・9の皆さんと、かなり頭を悩ませました。
が、今から何をどうこうできるわけでもありません。
雪がないことを嘆くのではなくて、
雪がないからこそできることがある!とか言い聞かせながら
外に出ました。

結論。
雪がないから、楽しかった!

冬に見えなくなるものが、かえって見えてくるのですね。
子どもの視線にも、大いに助けられます。

あぁ、ここって凍っていたんだ。



斜面が短くても、凍っているとどこまでも滑るね。



ここに、こんなに大きな氷の池ができるなんて知らなかったよ。
こんなところの方が、ちびっこは安心して遊べるんだね。
お母さんも安心。



ここの東屋って、お料理を作るのにはとても便利。
頂いたポップコーンも、ほら。





みんなが来る前なんだけど、リスも来たんだよ。



そりゃ、雪があれば楽しいです。
でも、それは、予想をした遊びが実現できる、という
「イメージを具現化する」という、喜びの一種であり、
すべての遊びの要素を満たすわけではないです。

今回は、まさかこんな遊びができるとは思わなかった、
こんな遊びが生み出せた、
という非構成的な、その場に溶け込んでいくような遊び。
これは、仕込めない、という不安はありますが、
でも自分の感覚を磨くことさえできれば、
その場でどんどん楽しめると思っています。

雪がないから、とか、寒いから、とか、
そういう何かをアテにしてはいけないんですね。
むしろ、今あるものでどうやって遊ぼうか、って
前向きに考えるクリエイティビティ、みたいなものが大切なんだって、
改めて実感したところです。

そして、その遊びはどっちも重要で、
肝要なのはそのバランスや順番、ストーリーであり
その時の目的、なんでしょうね。

今日で、今年度のすくすく3・9の活動は終わったのですが、
関わっていただいている皆さんと一緒に
そんな方向性、というか、
乳幼児の外遊びの向かう方向、みたいなものが共有でき
とてもよい成果を得ることができたように思います。

終わってみれば、ほら。
もう終了の時間なのに、みんなまだあそんでる。
お父さん、お母さんもニコニコ。





ということで、すくすく3・9でお世話になった皆様、
今年度もいろいろと経験を積ませていただき
本当にありがとうございました!
また楽しみましょう!

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