いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

イエティくらぶ1月 シカプログラム1日目

2018-01-22 09:44:41 | あきさん

無事猟師さんから、シカをいただき

シカプログラム開始です。

初日は同じイコロで開催されている「koroco」メンバーもいてにぎやか。

集まるなり混じって薪割りなど始めます。

なので、始まりの会も一緒にやっちゃいました。

開会式後、イエティチームはストーブの周りでシカについてのお話。

切り取られてるシカの脚や、角を見ながら、

シカの身体のこと、今のシカの現状などのお話。

みんな真剣に前のめりで聞いてくれました。

さぁ、お話の後はそりを持っていよいよシカと対面です。

物置にいました。

大きい!とみんな恐る恐る近づきます。

乳腺が発達しているので、お母さんだった鹿です。

でも、10月以降は赤ちゃんはお母さんがいなくても大丈夫な事を聞き、

ちょっとほっとしたようです。

さあ、運び出そう。

よいしょ!‥‥。重い!ちっとも動かない。

全員で力を合わせて運び出し、そりに乗せました。

解体に使う道具もそりに乗せて引っ張ります。

シカと一緒に乗っかって。

解体されちゃうぞ~。

そりだと重くても楽に運べます。

広場まで来ると、物珍しさにハーメルンの笛吹き状態。

ここにぶる下げるよ。

これまた重くて一苦労。

滑車を使っても大変でした。

机を取りに行くときも、上級生のお兄ちゃんが

下級生を引っ張って連れて行ってくれました。

頼もしい限りです。

取り敢えず、解体の準備が終わったところで、腹ごしらえです。

食後の空き時間にスケッチ。もうすぐこの姿はなくなっちゃうもんね。

短時間でとても上手に描き上げました。

解体前に、森の学校の裏にシカの足跡探し。

早々にキツネの足跡と、糞を発見。

崩してみたら動物の毛がたくさん入っていました。

ネズミやリスを食べているんだね。

シカの足と一緒に奥の川まで行ったのですが、

昨晩の雪でキツネの足跡しか残っていませんでした。

枯損木をなぎ倒し、みんなで薪にするのに引っ張り出してくれました。

特にお願いしたわけではないのですが、

日頃の経験から役に立つ事が分かっているようで

ちょっとうれしく感じました。

沢山道なき雪道を歩いて、重い木を運んだので

冷たい雪が気持ちいい~。

さぁ、解体準備です。

テーピングをして、軍手をはいて、ゴム手袋。

帽子にエプロン、腕カバー。

完成です。

さぁ、手術開始、じゃなくて解体開始です。

うえだんなの指示を仰いで、お尻の方から皮をはいでいきます。

徐々に皮が剝がれ肉が見えてきます。

皮をはいだら、思ったよりずいぶん細いウエスト。

表面にはきれいに脂肪が付いています。

いよいよ頚部を切断。

固唾をのんで見守ります。

絨毯のようになってしまいました。

後はそれぞれのブロック肉を骨から部位ごとに外します。

みんな必死に肉の処理をおこなっちたのですが、

すみません、全員で必死だったので、写真を撮り忘れました💦

骨にこびりついたばらばらの肉もミンチにし、

骨はそのまま鍋で煮て、ブイヨンに。

せっかくいただいた命、余すことなく利用します。

同時に夕飯づくりも開始。

中にキッチンもありますが、イエティくらぶは外の薪ストーブで料理します。

デザートのアイスもボール型のアイスクリームメーカーで作ります。

蓋を紛失して大慌てする場面もありましたが、

かなりの雪降りの中頑張って、ごはんもアイスも無事できました。

待ちに待った夕飯です。

鹿肉たっぷりのシチューにマッシュポテト、シカの焼肉、

デザートにチョコクッキーアイス。

自分たちでさばき、1日動き回ったので、

もりもりおかわりしてたくさん食べます。

腹12分目まで食べたそうです。

順番にお風呂に入っているも元気に鬼ごっこや紙飛行機大会を行い、

寝る時間直前まで遊んでいました。

とっても元気です。

 

 


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