いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

1Q84

2009-09-07 23:39:17 | うえだんな
長い時間、電車に乗る機会があったので
とても珍しいことですが、本を読むことにしました。
仕事上、いろんな実用書を
優先的に読まねばならないことは分かっているのですが、
なんかこう、ちょっとそういうのから逃げるように
小説なんぞを手に取ってしまいました。

村上春樹の「1Q84」です。
こんな分厚い本、2冊も読めんのかな、もてあましちゃいそうだなと
思っていたのは最初だけ。
電車の中でとどまらず、
自分にとって常に最優先している、睡眠時間をガッパリ削って
読んでしまいました。

久しぶりに、普段使わない脳の部位を使ったので、
ふらふらクラクラしています。
文字から、おおよそ現実社会にはありえない世界をイメージすることは
本当に脳みそをフル回転させます。
そういうの、かつては好きなはずだったのに、
いつの間にかそういう時間を取らなくなっちゃったな、と
少し反省もしてしまいました。

それにしても、小説家っていうのはすごいですね。
文字だけで、多くの人にいろんな世界を思い起こさせるのですから。
まさに言語を操る、ですね。