GBクラブマン・サイドカー、突然のエンジンストップ!

2021-07-11 00:00:00 | バイク・車

*先日来GBのミッションが3速以上に入りにくくなっていたのですが、原因の一つとしてOILの劣化も有るかなとOIL交換したのです。

 その後、少しは走って見たのですが、まだ不安が残るので雨の上がるのを待ってガレージで少し動かして見ました。

 取り敢えずエンジンを掛け、その場でクラッチを握り変速してみます、OILが回ったのか普通に変速出来ます。

 そこでガレージの中で少し乗って見る事にして、走り出して50m程走った所で、「プスン!」とエンジンストップ、いくらセルを回しても復活しません。

 早速シート・タンクを外して原因究明に当たります。*



*エンジンが止まると言う事は、電気関係かガソリンかその二つを確かめる事に、まずプラグに火が飛んでいるか確かめようとしたのですが、GBのエンジンはDOHCの為、狭く深い所に隠れています、手持ちの工具では外せないので、先にガソリンが来ているか確かめる事にしました。

 ガソリンコックからキャブに行っているパイプを見るとガソリンが濁っているのです、さてはとパイプをコックから外してタンクのガソリンをコックから垂れ流すと濁ったガソリンが流れて来ます。

 たぶんタンク内の結露がタンクの底に溜まった様です、それではと、キャブに溜まった水交じりのガソリンを出してしまう為に、パイプを外したままでアクセル全開でセルを回します。*



*外したタンクの底に溜まっているであろう水交じりのガソリンを捨てます。そしてタンクを乗せてパイプをつなぐのですが、もう一度タンクのコックを捻って水交じりのガソリを少し捨てます、その後パイプをつなぎ、セルを回すとあっけなくエンジン復活でした。*



*今回はガレージでの修理だったので、車載工具を使ったのですが、写真の物はBMWの純正車載工具に私が少し足したものです。

 この工具はクオリティーも高く、9mm・11m・13mmと言うスパナも付いているし中々使いでの有るものです。ツーリングに行く時には、この工具が有るだけで何故か安心感が有るのです。

 次回からは、エンジンを掛ける前に、ガソリンの色を確かめてからになりそうです、露天にシートを被せて置いている弊害がこんな所に出るとは思ってもいませんでした。*
コメント (2)
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