Shimano600 ax は失敗作?

2011-01-28 13:37:24 | 自転車

*Shimano600axのディレーラーです。*

 昨年、名古屋の師匠から譲り受けたShimano600ax(エアロ)のコンポが付いたクロモリの古いロードレーサーが手を付けずに、2階の倉庫に置いてあったのです。

 オレンジ系の黄色のフレームに、カンパのデルタブレーキの様なデザインのブレーキ、同じく昔のカンパの様な縦型のディレーラー(写真)、ダウンチューブの上に取り付けるWレバー、ワイヤーの取り回しが独特なブレーキレバーと、とにかく部品一つ一つが面白いデザインです。

 以前、手に入れたロードレーサーでDURA-ACEのaxとexで組んだクロモリの物が有るのですが、これを手に入れた時に教えられたのが「この時期のax・エアロはShimanoの失敗作やで!」でした。

 これは、ペダルの軸穴がラージサイズで専用のペダルで無いと使えないとか有るようですが、今回のShimano600axはそれぞれの部品が今まで見たことの無いデザインで、見ているだけでも楽しい物です。

 そこで、部品の構成はそのままに、フレームの再塗装とオーバーホール、磨きをする事にしました。

 まず、いつもの様にホイールのOHと磨きから、MAVICのリムは磨けば綺麗な光を取り戻し、ハブも手入れが良かった様で、OH後は回転もスムーズです。写真のディレーラーのOHには少し手こずりましたが、何とか全体のOHを終了しました。

 フレームの塗装は、何色にしようかと悩んだのですが、クラッシックな雰囲気を強調したかったので、以前ワンダーフォーゲルに塗ったグリーンのメタリックを塗りました。レーサーっぽい雰囲気は無くなりましたが、ピカピカのMAVICのリムとグリーンメタリックのフレームが良く似合っています。

 ちょっと磨り減っては居ますが、いい感じの革張りのサドルをKIWIのMINKOILで磨き、付けました。後はバーテープですが、最近細いチューブをバーテープ代わりに巻くのがマイブームでこの自転車の雰囲気にも良く合いそうです。

 タイヤはチューブラーで、当分乗る予定が無いのでタイヤレスのままディスプレーするつもりです。完成後に全体写真をブログにて公開したいと思います。

 
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ワクワクする事無いかな?

2011-01-21 11:17:45 | Weblog


*今、改造中のANCHORです。お客様からロードをシングル・ピスト風にして欲しいとの注文です。私ならそのままで乗るのですが・・・!*

(ワクワクする事無いかな?)

 先日、今年初めての「ギョーザ・パーティー」をしました。このギョーザパーティー、王将のギョーザ安売り日に開催するのですが、年末から「安売りまだか?」とメンバーは心待ちにしていたのです。

 王将のギョーザなら何処でも同じだと思うのですが、メンバーのT氏・S氏に言わせると、泉北地区の特定の王将の物が「特別にうまい!」そうなのです。そして私の焼き方が上手だと褒めてくれるのです。

 そのパーティーの中でT氏が、その昔買ったバイクが新車で届いた時の「ワクワク・ドキドキ感」を話し出したのです。メンバー全員が元バイク乗りなので、その「ワクワク・ドキドキ感」は皆が経験しています。

 大げさな話「童貞喪失」と同じくらいの「ワクワク・ドキドキ感」なのです。その感想(もちろんバイクの方)を嬉々とした表情で話し終えたT氏が最後に「この頃、こんなワクワクする事無いな!・・・」

 60歳前後になって来ると、何もかもが普通に見えて、感動する事も少なくなります。でも、男は(特に私の回りの)頭の中は18歳で止まっています。永遠に思春期真っ只中なのです。

 先日も、名古屋の師匠が「高校生みたいな、爽やかな恋がしてみたい。」・・その話をすると一同「Eちゃん(師匠の事)も同じやな!」とコクリと頷きました。

 世間の汚れに染まったオッサン一同もこの時ばかりは、高校生のように澄んだ瞳を老眼鏡越しにキラリと光らせました。しばしギョウザを摘む箸を止めて妄想の世界に飛んで行ったオッサン達でした。チャンチャン!
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OLD・MONGOOSEレストア終了!

2011-01-14 11:14:41 | 自転車


*レストア終了した、オートバイ仲間のT氏のMONGOOSE(マングース)です。*

(OLD・MONGOOSEレストア終了!)

 昔のオートバイ仲間(今はギョウザパーティー仲間)のT氏から受けた、1985年頃のMONGOOSEのレストアが終了しました。本来はシングルギアの26incBMXなのですが、街乗り用にリアのみ変速機を付けて有りました。

 アメリカ大好きなT氏らしく、タイヤ・ペダル・クランク・フォークを星条旗の赤・紺・白の3色で塗り分けてあります、塗装はT氏が自分でした物で、豪放磊落な性格の氏に似合わない細かな作業がしてありました。

 このT氏に関しては色々と逸話があり、その昔CB750(もちろん初代)が売り出された時、パンク修理も自分でした事も無いのに、そのCB750を貨物船に積み(もちろん自分も)アメリカを1周してきたのです。

 その後ハーレーのチョッパーで、それも7リッター程しか入らないガスタンクで大阪から自走で北海道を1周してきたのです。予備のガソリンは金属製の水筒数本に入れて走ったそうです。

 そのハーレーも手放してしまいましたが、今でも大切にガレージに仕舞われているのが、アメリカンスポーツカーの代表のコルベット・スティングレーです。

 真っ赤なこの車、スーパーカーショーに出しても可笑しくないくらいの車で、厚みが50cmは有ろうかと言う位のブリスターフェンダーが前後に張り出し、エンジンはドラッグスターに載せるV8の8000cc位の物をデチューンして、マニュアルのミッションを通してレース用の様な幅広のタイヤを駆動しています。

 このT氏が、度重なるスピード違反で、一時免許が無い時に乗っていたのが、このMONGOOSEです。この自転車を見れば、T氏の乗っていたハーレーやコレベットがどんな物か、だいたい想像がつくと思います。機会が有ればまたブログで紹介したいと思います。

 
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Shimano弓矢(旧105)ディレーラーです!

2011-01-07 18:36:49 | 自転車


(Shimano弓矢ディレーラーです!)

 新年を迎えて、はや1週間です。年末に慌しくブログを更新して、また更新日です。お正月気分を抜くべく、一生懸命に働こうと今年最初に手を付けたのが、この自転車です。

 これは、昨年師匠より10台ほどまとめて分けて貰った中の1台です。フレームはTANGEのクロモリ、フォークはTANGEのハイテン、コンポが弓矢マークのShimano旧105です。

 もともとチューブラーが付いていたのですが、クリンチャーに変えようとリムを用意して、いざチューブラーのリムを外そうとして、RIGIDA(リジダ)が付いている事に気が付いたのです。

 RIGIDAはフランスの有名なメーカーで、無名のクリンチャーのリムより、よっぽどましです。ここで予定変更して、古い(弓矢)のコンポとRIGIDAの古いチューブラーの組み合わせで組み上げる事にしました。

 元々、結構きれいな自転車だったので、リムから古いタイヤを外し接着剤のかすをサンダーで削り落とし錆びたニップルとリムをピカピカに仕上げます。そして動きの悪い前後ディレーラー・ヘッドパーツ・BB・ハブをすべてをオーバーホール・グリスアップします。

 ディレーラーのプーリーもチェーングリスが固まり形が判らない位になっていました。でも全体的には、油分が行き渡りオーバーホール後はすべてスムーズな動きに変わりました。

 最初は、適当に手を入れて、オークションで売ってしまおうと思っていたのですが、またまた売るのが惜しくなるような1台が出来上がりそうです。

 今年こそは、趣味で集めるより、頑張って売る事に徹しようと元旦に誓ったはずなのに7日にして早くも崩れそうです。ヤレヤレ!!!

 
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