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*Shimano600axのディレーラーです。*
昨年、名古屋の師匠から譲り受けたShimano600ax(エアロ)のコンポが付いたクロモリの古いロードレーサーが手を付けずに、2階の倉庫に置いてあったのです。
オレンジ系の黄色のフレームに、カンパのデルタブレーキの様なデザインのブレーキ、同じく昔のカンパの様な縦型のディレーラー(写真)、ダウンチューブの上に取り付けるWレバー、ワイヤーの取り回しが独特なブレーキレバーと、とにかく部品一つ一つが面白いデザインです。
以前、手に入れたロードレーサーでDURA-ACEのaxとexで組んだクロモリの物が有るのですが、これを手に入れた時に教えられたのが「この時期のax・エアロはShimanoの失敗作やで!」でした。
これは、ペダルの軸穴がラージサイズで専用のペダルで無いと使えないとか有るようですが、今回のShimano600axはそれぞれの部品が今まで見たことの無いデザインで、見ているだけでも楽しい物です。
そこで、部品の構成はそのままに、フレームの再塗装とオーバーホール、磨きをする事にしました。
まず、いつもの様にホイールのOHと磨きから、MAVICのリムは磨けば綺麗な光を取り戻し、ハブも手入れが良かった様で、OH後は回転もスムーズです。写真のディレーラーのOHには少し手こずりましたが、何とか全体のOHを終了しました。
フレームの塗装は、何色にしようかと悩んだのですが、クラッシックな雰囲気を強調したかったので、以前ワンダーフォーゲルに塗ったグリーンのメタリックを塗りました。レーサーっぽい雰囲気は無くなりましたが、ピカピカのMAVICのリムとグリーンメタリックのフレームが良く似合っています。
ちょっと磨り減っては居ますが、いい感じの革張りのサドルをKIWIのMINKOILで磨き、付けました。後はバーテープですが、最近細いチューブをバーテープ代わりに巻くのがマイブームでこの自転車の雰囲気にも良く合いそうです。
タイヤはチューブラーで、当分乗る予定が無いのでタイヤレスのままディスプレーするつもりです。完成後に全体写真をブログにて公開したいと思います。