私、泣いてしまいました！

＊今の店頭の写真です。＊

（私、泣いてしまいました！）

　先日、遅い我が家の夕食時、テレビの番組で、四肢に重い障害を持つ女性の成長を取り上げていました。

　私、妻、娘、息子の四人で食卓を囲みテレビを見ていたのですが、その女性は先天的に両腕、片足が無く、唯一使える左足も指が３本だけと言う障害でした。

　私、大きな体に強面おまけに髭面と、初対面の方には「チョット怖そう！」と思われる外観なんですが、すごく「涙もろい」のです。

　番組が始まり、５分も経たない内に、ヤバイなと思ったので、チャンネルを変えようかとしたのですが、妻と子供たちは真剣に画面を見詰めています。その番組も普段はチャライ内容が多いのですが、今夜は思わず内容に引き込まれてしまうほどです。

　出産直後の母親の葛藤、幼少時代の本人の努力の様子、見るほどに喉が詰まり目頭が熱くなり、今にも涙がこぼれそうです。

　そこで、娘の一言「私、この頃涙もろいねん！」、これ幸いと「おとーも、こんなん弱いねん、ティッシュ取ってくれ！」と鼻水と涙を流しながら妻を見ると、すでにティッシュで涙を拭いています。

　私は、ハンデを持つ人がいれば、出来るだけ手を貸すようにしていますが、バリアフリーという言葉も浸透して来ましたが、まだまだ障害者には厳しい世の中に思えて仕方が有りません。

　テレビの中の彼女は、母の助けを借りながらＯＬ生活を送っていましたが、ハンデの有る人達や、その家族が不安も心配もなく暮らせる世の中に早くなって欲しいと、いつも思います。

　ハイブリッドの高級車も大事かもしれません、優良な企業を育てるのも大事かもしれません、でもその技術・お金・知恵を世の中の弱者にちょっとだけでも使ってくれませんかね、東大卒の官僚の皆様！

　

槙尾山までサイクリング！

（槙尾山までサイクリング！）

　やっと涼しくなり、今の時期に走っておかなくてはと、近場で走っていない槙尾山に行こうと「Ｋ氏」が言いだしっぺで、私・Ｋ氏・Ｉ氏の３人で大阪和泉泉南線を南下、和泉車検場から横山を目指します。

　横山まで来れば槙尾山はすぐ傍です。スタートした時には、「車止めで自転車を置いて山頂の楠木正成の乗馬姿の銅像を見に行こうか。」と言っていたのですが、登り坂に差し掛かるなり、Ｋ氏が「山登りはキツイで！」と言い出します。

　良く考えれば判る事なのですが、山という物は麓はなだらかで山頂に近くなるほど坂はきつくなるのです。

　登りに差し掛かった所で「山登りは止め！」と言っていたＫ氏、登りがキツクなると「途中までで帰ろ！」と言い出します。「取り合えず行ける所まで行って、あかんかったらＵターンしよ！」と私。

　「取り越し苦労」のＫ氏と「行き当たりばったり」の私の性格の差がはっきりと出ます。でも結局、車止めの有る登りの終点まで３人とも登り切りました。「案ずるより生むが易し」とはよく言ったもので、取り合えずやって見る事も必要だと思いました。

　山頂近くの気温は「17度」登りで頑張っている間は、ちょうど良いのですが、下りは少し寒いくらいです。つらかった登りもノーブレーキで下れば「あっ！」と言う間です。あとは昼飯です、あそこも行った、ここも行ったとパスしていると目に付いたのが「ギョウザの王将」の看板。

　Ｉ氏は先日、友人4人で「ギョウザの王将」で￥9000も食べてきたとの事、安い「王将」で4人とは言え￥9000も食べたのですから、当分「王将はいらん！」と思っていたそうです。

　昼食後、店まで戻りＫ氏のサイコンで距離をみると43ｋｍとの事、午前中のサイクリングにはピッタリのコースでした。お近くの方、これからは紅葉も始まり綺麗な景色を楽しみに行かれては如何でしょうか、元気な方は、ぜひ山頂まで登って戦国武将に会ってきてください。

　

紀州街道（通勤途中のお楽しみ。）

＊堺市湊辺りの紀州街道の石碑です。ここを右に行くと紀州街道、左に行くと小栗街道に出るようです。＊

（通勤途中のお楽しみ。）

　最近の気候は自転車乗りにとって、これ以上無いと言う位の気候です。
天気は最高、気温は暑くなく、寒くなく、ついつい遠回りをしてしまう今日この頃です。

　今日も、自転車の部品を仕入れした帰り、紀州街道を南下してきたのですが、いつもは大小路の通りを「御陵通り」の交差点で、小栗街道を目指して左にそれて行くのですが、最近、阪堺線沿いに右斜めに細い道を入っていくと、紀州街道の続きに出る事を知ったのです。

　地図で確認すれば、すぐに判る事なのですが、あまりにも身近な道だったので、今まで確認しなかったのです。

　旧街道には、昔の町並みが所々に残り、お寺も沢山有り、金木犀の香りを嗅ぎながら、ゆっくりとランドナーのペダルを漕ぐと、これから仕事に行くことを忘れてしまいそうです。

　今、TUNODAのGRANPRIXの古い自転車（３５年ほど前の物）をレストア中なのですが、とにかく、サビサビ・ボロボロなので、取り合えず全部バラバラに分解し、フレームの塗装から始めました。

　最近、スプレーガンの調子も良く、とても綺麗に仕上がったのですが、フレームのエンドがディレーラーの台座が別にいるハブもナット止めの古い物です。

　リム・スポークが鉄でサビサビ、ハブは何とか使えそうなのですが、グレードアップを図るべく、もう一台持っているTUNODAのGRANPURIXの上級モデルのホイールを移植する事にしました。

　クランクのテーパーもやや広がっていたので、ＢＢのシャフトを３速用に交換してチエーンラインを合わせ、これからチエーン・各ワイヤー類の取り付けをします。

　カッパー（銅色）のフレームに、センタープルブレーキ、ＭＡＸＹの３本スポークのクランク、27inc1 1/4のアメクロタイヤもちろんフェンダー付きのなかなか渋い１台が出来上がりそうです。

　ヘッドパイプのラグも唐草タイプでちょっとイギリス風の匂いがします。出来上がったら写真アップしますので楽しみにしてください。


　

「しまなみ海道」走りに行きます！

＊しまなみ海道用にホイール・タイヤを交換してみました。＊

（「しまなみ海道」走りに行きます。）

　10月9・10と「しまなみアイランドライド」が開催されていますが、我々は自転車仲間４人で来月「しまなみ海道を走りに行こう。」と言う事になりました。

　たぶん古いクロモリのランドナーが２台、ロードが２台に平均年齢５０歳オーバーのオッサン４人の構成です。

　大阪を朝６時頃に出発、昼前に尾道到着、昼食後サイクリング開始、夕方四国寄りの島の民宿到着、一泊、翌朝は元気ならばもう一度サイクリングで尾道へ、疲れていたらフェリーで尾道へ、時間が有れば尾道散策、その後帰阪の予定です。

　初めはロードで行こうかと考えていたのですが、季節が微妙でウエアーのチョイスが難しく、着替えを入れられるバッグ付きと言う事もあり、ランドナーで行く事にしました。

　最近、MONGOOSEのＭＴＢをシングル・ロード仕様にした物ばかり乗っていたので、VIGOREのランドナーは２階の倉庫に放置したままです。

　調整する為に、作業場に下ろし、最近師匠から分けてもらった沢山のホイールの中に良さ気な650Aが有ったのを思い出し、早速ハブのオーバーホール・グリスアップを済まし、パナレーサーのCOLDELAVIEを入れて、取り付けました。

　やはりランドナーにはアメクロのタイヤが良く似合います。後、本所の亀甲のフェンダーとブルックスの皮サドルでも付ければ、もっとそれらしくなるのですが、お財布の中身と相談です。

　尾道へは、１０年ほど前にBMW650F（バイク）でツーリングの途中寄った事があります、今回は自転車であちらこちらと行って見たいのですが、時間が取れるか微妙です。

　大林宣彦監督の尾道三部作が好きで、映画に出てきた場所を探しながらウロウロしたいのです、初恋の彼女の事を考えながら・・・。

　

おとー、臭い！

＊友人から頂いた開店祝いの自転車のオブジェです。＊

（おとー、臭い！）

　昨夜の食後の事です。我が家では妻は造る人、私は洗う人、子供二人は洗濯係と帰宅後の当番が決まっています。で、私が食器洗いをしている時に、娘が傍に来て、「何か臭い、おとー臭い！」と言うのである。

　そこで、息子を呼んで「臭いか？」と聞くと、私のＴシャツに鼻を近づけてクンクンして「臭くないで！」と言う。傍を通った妻に「臭いか？」言うと横目で見ながら逃げて行きます。

　この日は雨だったので通勤は電車、涼しい一日でそんなに汗もかいていないので、臭くは無いはずである。

　食器洗いも終わり、暫くしてから、台所に行くと臭いのである。何が臭いのかとクンクン嗅ぎまわると、どうも三角コーナーが匂っているようです。

　そこで、妻に「やっぱり俺と違うで、三角コーナーやで！」と言うと、「三角コーナーの臭いのは知ってる、その匂いとは違う。」とクンクン匂いもしなかった妻が断言するのである。

　「濡れ衣や！」と娘に抗議するも、「敏太郎（息子のあだ名）も臭いから、男同士判れへんねん！」

　息子と顔を合わせて「臭く無いのになー！」と頷きあい、結局は「オッサンの匂い」と言う事で決着。

　「えらい、臭くて、すんませんなー！！！！！！！」