*名古屋の師匠から電話が有り、「舞洲のフリマに行くけど行かん?帰りにK君に会いに行くんだけど!」との事
当時のK少年、KAWASAKIのC2SS(120ccオフロードバイク)にキットパーツを入れてモトクロスレースに出場
していた2歳年下の男の子です。
私がバイクに乗り出した頃の知り合いで、師匠を中心に5・6人がいつも近くの崖(通称、休閑地)に集まり崖を
バイクで登ったり下りたりしていたのです。
私の最初のバイクはYAMAHAのFS-1と言う一文字ハンドルのロードバイクで、そのバイクで崖を登ったりするのを
見た師匠が「そのハンドルでは乗りにくいやろ!」とアップハンドルに付け替えてくれたのが付き合いの始まりです。
その時の師匠は出始めの2サイクル単気筒SUZUKIのハスラー(軽四では有りません)にお椀ヘルメットにモトクロス
用ヒサシを付けて、それはカッコよく仲間の憧れでした。私も師匠の真似をして、中古のハスラーを手に入れたのは
その3ヵ月後でした。
*フリマのブースのすぐ裏に、懐かしいカマロが止まっています。オーナーに言って写真を撮らせていただき、
少しだけ車の話をさせて頂きました。
私もムスタング・ギアとダッジ・チャレンジャーに乗った事があり、このチャレンジャーで彼女を迎えに行き
何処かデートに行ったのですが、いくら思い出しても、迎えに行く所までしか思い出せません。何が有ったのか
思い出すのが怖いような嬉しいような・・・!
*向かって左側がそのK少年の40年後です。今ではすっかり還暦のオッサン、頭に巻いたタオルの下は、私と同じ
はげ頭、コンビニで待ち合わせをして、こちらに歩いてくる彼の顔を見て、忘れていた過去を一瞬にして思い出しました。
右側の師匠と共に楽しい昔談義で2時間程過ごし再会を約束して帰ってきました。K氏は5年前に大病をしたそうで
今では体が少し不自由なのですが、陽気な性格は昔のまま、今でもモトクロッサーを1台置いてあるそうです。
またそれに乗って走り回れるようになる事を祈っています。
今週の1台
*M氏のCENTURION(610mm)です。*
*ハンドル回りも凝った物で、変わった形状のハンドルにギドネットレバーです。ドロップに変更するのも比較的
簡単だと思います。*
*ブレーキはMAFACのセンタープルです。*
*サドルはBROOKSのスプリング付き革です。*
*リヤハブもカンパの120mmエンドの希少品との事です。*
*リヤ・ディレーラーはシュパーブ・プロが付けられています。*