キャンプ屋さんで里山暮らし 20年

茨城県北部の小さなファミリーキャンプ場からの便りです。自然豊かな里山暮らしの日々の気づきを綴ります。

雨の日の小さい訪問者たち (7/18)

2020-07-18 15:17:08 | キャンプ場だより

来週は海の日の連休があります。
ですが、夏が来る感じがしません。
梅雨の雨がつづきます。

ベランダに出ては伸び放題の草々を眺めています。
キャンプ場のトイレなどはまだ工事中。
よってまだ休業中で、お客様も受け入れられません。
お天気とコロナのせいもあり、来訪者が少ないこのところですが、
小さな訪問者があります。



クヌギシギゾウムシです。(多分)
写真では大きく見えますが、10㎜位の大きさです。
まだ若いドングリに穴を開け、卵を産み付けます。



タンポポの綿毛のようなものをベランダの手すりで
見つけました。突然、動き出しました。



進行方向から見ると、顔がありました。
雪虫? 今頃?
雪虫はアブラムシの仲間です。
でも、この子はなんとなくウンカのような顔です。

成虫はきれいな淡緑の羽をしている
カメムシ目アオバハゴロモ科の昆虫、 
アオバハゴロモ。その幼虫でした。 

虫愛ずる婆でもカメムシだけはダメです!
こんなきれいな名前のこの虫がカメムシ目だなんて!

興味を持って、PCで検索していると、なんとこの子の
学名は Geisha distinctissima というのだと知りました。
地域によってはこの虫をゲイシャと呼ぶところもあるとか。
又、ハトポッポ、ハトムシ、ポッポ、などとも言うそうです。
畑、果樹園では害虫なのに、綺麗だと得ですね、
好意的な名で呼ばれて。
下の写真はPCの図鑑から撮ったアオバハゴロモの成虫です。


体長5~7mmぐらい


コメント
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