紘一郎雑記帳

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天安門の犠牲者にささげる”ノーベル平和賞”劉暁波氏

2010-10-14 05:00:24 | Weblog
【天安門の犠牲者にささげる”ノーベル平和賞”劉暁波氏】

ノーベル平和賞が決まった中国の「民主活動家・劉暁波氏」は
妻の「劉霞」さんとの面会で
【この賞は1989年の天安門事件で
犠牲になった全ての人達の魂にささげる!】と
涙ながらに語ったと「劉霞さん」がブログで明かしました。

劉霞さんによると、刑務所で服役中の劉暁波氏は
ノーベル賞受賞について、9日にすでに刑務所から
伝えられており、面会時には知っていたようです。

劉霞さんは「ツイッター」で
【兄弟たちよ、私は戻ってきた。
8日に軟禁され皆さんにいつ会えるか分らない。
携帯電話も使えなくされ、電話を受けることも出来ない。

暁波と会ったが、刑務所は9日夜、彼に受賞を知らせていた。
皆さん私を支えて下さい】と記し、自らが、
現在も軟禁状態にあることを、明らかにした。

また、劉暁波氏は劉霞さんに、12月オスロで行われる
授賞式に代理出席するよう託したようである。

劉霞さんは「今年、新しいパスポートを取ったので
、いつでも出国できる」と答えたそうです。

しかし、香港の「中国人権民主化運動情報センター」は
11日、劉霞さんは
【公安当局の監視が厳しく、外出も出来ない状態です】
と、話して伝えています。

関係者によると、劉霞さんは受賞決定の8日、
北京の自宅で海外メディアの取材に応じる
予定でしたが、公安当局の理由をつけて
劉霞さんを連れて8日夜錦州に向かいました。

そのご10日になっても公安当局による、軟禁状態は続き
外部との接触が禁止されているのです。

「劉霞さん」の自宅のある集合住宅前では「11日」も
多くの海外メディア関係者が集まっていまいた。

北京駐在の欧州連合(EU)や欧米の外交官らも
「劉霞さん」にメッセージを届けようと訪れましたが
警備員が敷地内に入ることを拒否し、EU関係者は
劉暁波氏の受賞決定を祝福する
「ジョゼ・マヌエル・バローズ」欧州委員長の
声明を門外で読み上げたのです。

一方、これまでの劉暁波氏の支援活動を行ってきた
米国人権団体「フリーダム・ナウ」の声明で
中国当局から「劉霞さん」に「大きな圧力」が
掛かっていると指摘致しました。

【世界の指導者たちが中国政府による、
この恥ずべき行為を直ちに非難し
「劉霞さん」の即時・無条件の開放を求める】
と、訴えました。

また、ロイター通信によると、中国は11日、
ノルウエーの劉暁波氏のノーベル賞授与決定に対して
13日に予定していた
「ノルウエーのリスベス漁業・沿岸問題相」と
「中国関係者」との「会談」を中止した」と発表。

中国政府は「そんな、理不尽な政府」なのです。
多くの善良な「中国人民」を救おうではありませんか!!