紘一郎雑記帳

多くの講師の講演から面白い情報をお届け癒します。

オバマ大統領と日本外交講演会より・安田紘一郎雑記帳長

2009-05-30 16:14:28 | Weblog
【オバマ大統領とに日本外交(5月28日)講演会より】

《講師》ー〔村田晃嗣氏・同志社大学教授〕
     「1991年~95年ージョージ・ワシントン大学留学」

村田です、今、司会の方から「親米派」の若手論客と
紹介されましたが、若手でもなく、論客でもありません。

そして「親米」でもありません。
でも「アメリカ」の凄さと素晴らしさは良く理解しております。
今日はそんな内容のお話を致します。

まず日本の政治を見ますと、民主党が鳩山代表を選び、
いよいよ次の総選挙は「麻生自民対鳩山民主」の戦いとなります。

選挙日程は「補正予算」が通り「重要法案審議」の為に
45日~60日の延長国会となります。

7月の日程を考えますと7月8~10のサミット(イタリア)に総理出席、
天皇陛下の外遊(7月3日~16日)と併せて予測しますと
恐らく選挙日は8月9日の可能性が最も高く、あと16日のお盆は外し
8月23日・30日と可能性はあります。
それ以外も僅かですが、可能性ありでしょう。

さあ、その選挙の結果が大変重要です。
今回は「480議席」を取り合う選挙ですが、
自民・民主以外の政党が得る50議席は今回も大差は無いでしょう。

すると残りの「430議席」を自民・民主が競う形となります。
多くの情報から想像しますと、200議席づつは両政党で獲得し
残りの30議席の攻防でしょう。

少し予想がはずれ、自民か民主が241議席の過半数を獲得しても
参議院は過半数はなく野党との連立の混乱は続きます。

両2大政党が過半数以下(240議席を下回る)の時は
お互いが相手の政党に手をいれてのせめぎ合いか
最終は「大連立」になる可能性は大きいのでしょう。

どこが、どこの党と組むのか、予測は困難です。

今、話題の「世襲問題」は、確かに世襲議員が多いとは
思います。

最近(平成)の12人総理大臣で世襲でないのは2人だけです。

世襲総理の影響で国立大学出の総理はなく、私学出の総理が殆どで
東大出が続いた、昔と様変わりしました。

私は多くの議員さんとのお付き合いがあります。

世襲の中にも「素晴らしい人もあれば、そうでない人もあり」
世襲でない議員の中にも「よい人、そうでない人」はあります。

世襲問題!そんなことはどちらでもよいのです、選ぶのは国民ですから

世襲反対の民主党が新しく選んだ「鳩山さん」は4代目の典型的な
世襲議員ですね、麻生総理もそうです。

世襲に反対して制限するより「誰でも国政」に
参加できる「仕組み」や「考え方」を創るべきなのです。

この現実が日本の政治なのです。


アメリカを見てみましょう。

オバマ大統領は1961年生まれです。

わかり易く比較すると歌手では「田原俊彦さん」と
俳優では「中井喜一さん」と同じ年です。

その1961年はケネディ大統領が暗殺された年でもあります。

又、100年前の1861年はリンカーン大統領による黒人解放
南北戦争の始まった年なのです。

黒人開放運動が始まってから100年で
アメリカは黒人大統領を選びました。

オバマ大統領は大統領になる4年前の選挙で議員(国会議員)になりました。
そして4年後大統領に選ばれたのです。

日本でいえば、4年前の郵政選挙で国会議員の仲間入りした
あの「杉村大蔵君」を総理にした様なことなのです。

アメリカは「ダイナミック」で「凄い国」です。

アメリカにとって「日本」が大切か「中国」「が大切か
【どちらも大切なの国です】

十数億の人口をもち、核もある中国はアメリカにとって大切です。

一方日本はアメリカにとって「同じ民主主義の価値観」をもち
「日米同盟」もある「信頼すべき国」であるのです。


クリントン政権でヒラリーが一番初めに来日し、
一部の日本人はアメリカの日本重視を喜びましたが
そんなことは間違いです。
副大統領はドイツに行き、オバマはカナダに最初に行きました。
手分けして各国を回っているのです。

或いはオバマが就任の挨拶の電話が日本が
10番目であったと、一部のマスコミが話題にしましたが
関係ありません。

どんな大統領でも日本への電話は7番目と決まっているのです。

時差の関係でまず「メキシコ」に電話し・カナダ・
イギリス・フランス・ドイツ・イタリーと連絡し
次が日本で7番目なのです。

今回の10番目はオバマ就任直後「ガザ」で紛争があり
パレスチナ3国に先に電話したため日本は10番目の国となったのです。

アメリカは2050年に白人の人口が50%を割る推移ですが、
まだ半数以上が白人です。

そんな中での「オバマ大統領誕生」アメリカは強かで
頭の切り替えの早い国です。

日本も国会は党利党略でなく、国家や国民の将来を
見据えた政治を望みたいものです。

以上 「オバマ大統領と日本外交」村田晃嗣氏講演会より

紘一郎感想

アメリカを聴いて日本をみると「情けない」気がしてならない。

政権交代するにも任せる政党が無く「自民から民主」など
とても政権交代とはいえず、利権の取り合いを上手にしているに過ぎない。

提案します!「国会議員総替」






好調王将鈴木専務講演会より・安田紘一郎雑記帳長

2009-05-24 11:07:03 | Weblog


餃子の王将 専務・鈴木和久氏講演会より
講師―株式会社 王将フードサービス 専務取締役鈴木和久氏

鈴木です、平素は皆様にはお引き立て戴き有難う御座います。

当社のモットーは全社員【上を向くな!前を向け!】を徹底しています。
この景気の中で成長し続けているのは、
又我社の強みは、仕事をする中で
【上(会社)を見るな】【前を(カウンターにお座りのお客様)】を
見て仕事をする、大切さを皆が意識している事でしょう。

王将はこの業界ではシステムのない(マニュアルの無い)
遅れた会社であり異端児といわれました。

そして今でもそうです。
基本的にはマニュアルには限界があります。
マニュアル通りのオペレーションでは当たり前の事しか出来ず
「受身・指示待ち」の仕事となります。

王将の特徴は徹底した店舗への「権限委譲」がまず成長の原因でしょう。

全ての営業の権限も責任も店長にあり地域特性を生かす
個店経営を行うので現場主義が徹底されます。

顧客に合わせた
「メニュー・価格の多様化・クーポンチラシの活用・固定客の囲い込み・サービス」など
手間ヒマかけて汗をかいて自店の特長を訴求する姿勢が店に
“活気と熱意“よび店の繁盛へと繋がるのです。

「汗をかいていると、いつかお客様ニーズの発見」に結びつきます。
そこに【満腹】>【満足】>【感動】の仕組みが出来上がります。

平均点ではダメなのです。最高点を目指す目標が大事です。

決して満点はつかないスキだらけの仕事でよくて、
欠点のないことだけでは、特長にならず、
沢山の欠点を上回る長所【とりわけ餃子と従業員の“汗と智恵”】で
カバーします。

店長の権限の一つに「特別賞与の配分」を一任しています。

通常の給与・賞与の他に、多くの優秀店舗には特別賞与が出ますが
その取り扱いは店長の仕事であり店長の腕の見せ所でもあります。

その後も店舗全体が一丸となっていけるかを
決める店長の仕事なのです。

このように王将では店長に権限を委譲し、
お客様のお顔を見ながらの「現場主義」の
営業活動に徹しているのが強みといえます。

例えば「お子様ランチ100円」設定した店長、
良く来店されるタレントさんが好物の食べ物に
タレントさんのお名前を拝借し「ま○だ・お○だランチ」を考えた店長、

寒い日に「テイクアウト」でお待ちのお客様に熱いお茶をサービスした店長、
お金のない学生さんに30分の皿洗いで食事をサービスした店長など
それぞれの店で前(お客様)を見た営業を続けているのです。

そうです!
【商売に答えは一つではないのです、地域、季節、環境などを考えると答えは“無限”です】

システムでは立ち上がった時が最高の状態で、
後は少しづつお客から離れ行き、
柔軟性を無くし守りに入ります。

王将は店舗を信頼して委ねて、
一店一店の多様性(地域密着)の追求を行っています。

今回は「鈴木氏講演」の中の「店長への権限委譲」を投稿致しましたが
次回は「仕入れ・味・今後の展開・展望」のお話の中より投稿致します。



紘一郎感想

梅田界隈での仕事が多く、王将「阪急東通り商店街店」が
行きつけの店ですが、
昼食は「東通り定食・750円」は味もよく量もあり大満足の定食で、
夕刻は会社帰りに食す
「餃子+キムチ+(麻婆豆腐、唐揚。酢豚からの一品)+生ビール」の
「ビールセット」は一日の疲れを忘れる優れものです。

店長のこの下町「梅田東地区」の地域性を考え、
客層を考えた提供のサービスは
内容の濃い味わいであるものとなっている。
 
ここにも王将の強みを意識させられる。


【100年に一度の危機に対応する企業の秘訣】紘一郎雑記帳長

2009-05-16 14:33:37 | Weblog
【100年に一度の危機に対応する企業の秘訣】講演会より

講師ー山崎修一氏「日経ビジネスグループ・代表」

勝ち残る企業と消え去る企業の”差”は僅かであるが、
それが決定的な違いとなる。

その”差”が出る三つの要素

【1】顧客と商品(サービス)に対する「焦点」の当て方
 ー●商品主導型か顧客主導型か?●ー

「川上・川下・逆転現象の本質を理解せよ!」

今までは自社の商品を買ってくれる「お客様を多く探し」の
営業で、これは供給側から顧客をみていた経営であった。

これからは顧客の欲しがる物を察知する「商品さがし」の
機能が重要で「顧客さがし」の時代から「商品さがし」の時代、
つまり「川上・川下逆転現象」への変革をいかに理解し機能転換する事である。

これは単に「ニーズに応える」事とは別の次元の話である。
それはどれだけ「鮮明に」顧客に「フォーカス」しているかであろう。

「商品さがし」は顧客を固定しているから、それが欲している
商品やサービスを無限に探すことが出来るのである。

顧客が固定され、ピタッと張り付き、顧客の顔が鮮明に見えてこそ
本当の「商品さがし」が可能となる。

たまたま同じ商品を売っても、ターゲット顧客が違えば
「異なる事業となる」ぐらいの認識が必要である。

【2】「やりきる姿勢」を徹底する度合い
ー●経営者は経営しなければならぬ!●ー

 「何度でも言い本当に理解する!」
 「何度でも言う!何度でも言う!」

 「やりきる検証”6項目”」
(1)実行できた項目、出来なかった項目は何か
(2)実行できた項目の成果は当初の予定通りか
(3)成果に差異があれば、その真の原因はどこにあるか
(4)実行できなかった真の原因はなにか
(5)それらを踏まえて今後の修正点はなにか
(6)次の仮説構築に繋がる「学んだ点」はなにか
 などを徹底的に検証することで「やるきる」力をつける

【3】人の能力を発揮・蓄積する「場」の持ち方
ー●能力開発の「3つの実践フレーム」●ー

三つのフレーム「人材像・能力・場」

人材像ー経営的人材・価値創造人材・職責遂行人材・業務遂行人材
能力ーー知識、技能・体験力・向上心
場---業務上の場・通常業務・特命業務・業務外の場

※「”まあいいや”症候群」を排除せよ!


 【提案】
面白い”場”の提案「特命課、追い越し車線課の活用」

●特命課
   「テレビ相棒の特命」と同じ考えの課である
    ラインにあれば出来ない案件や改革を行う
    組織、前例などにとらわれず「仕事」をする

●追い越し車線
   本線の横を本線を気にしないで走る車と同じように
   この課も組織や前例に関係なく物事を考え
   組織の中に反映させて行く

この危機の中で是非検討し実行してみる必要があると思います。


紘一郎感想

中身の濃い「山崎先生の講演会」の「100年に一度の危機に対応する・・」
の中より、本当に少しだけ講演録として投稿いたしました。

詳細講演録は「先見経済・講演録」にご期待下さいませ。

この危機というよりは、何もかも「大きく変化、変革」しようとしている
流れを、肌で感じ「新鮮」で「効果的」な手を打つことが、
今、企業に求められている様に感じます。

薬師寺・安田暎胤管首【人生四季・百歳を生きる】講演録より 安田紘一郎雑記帳

2009-05-10 05:12:01 | Weblog
先週「GW」で講演会開催がない為「過日講演会講演録」より

奈良・薬師寺管首【安田暎胤師・人生四季 百歳を生きる】

人生には自然の草花と同じ様に四季がある。
【春】
雪解けの土の中より「小さな芽を出した草花」と
「人間が”オギャー”と生まれた」時は、同じように
まさに”春”を迎えた瞬間である。

”春”は、草花が少しづつ大きくなり、色がつき、何の草花か見て判る位に
成長する過程と、子供が「はいはい」をし「ヨチヨチ歩き」をし
そして「歩き」幼稚園、小学校、中学校、と大きくなり
高校時代からは競争の時代に入り、人は「進学する子」「職につく子」など
それぞれの道に別れ進み「青春時代」を謳歌する。
人間は「30歳位」までが”春の時代”であろう。 

草花は「花ををつけ・新芽を出す」春真っ盛りの中に生きる。
その後、花が落ち、新芽が若葉へと変わり5月ごろ”夏”を迎える。

【夏】
”夏”は照りつける太陽を全身で受け止め「人」も「草花」も
最も成長する季節であるが、又苦難の季節でもある。

長い梅雨が続き、30度を越す酷暑の日も続き、草花はその中を
水や、光を求めて自然との闘いをし、成長して行く。

人間は”夏”を迎えると、多くの人が家庭を持ち「家族の為に」
その家庭を守る責任と、社会的にも「職場や会社」で責任ある「仕事」
が増え、苦しみつつも最高に成長する季節なのです。
人間の夏は65歳頃迄であろう。

【秋】
”秋”は収穫と施しの季節です。

柿や栗など多くの草花は実をつけ熟し人に振舞われ、
稲穂は刈り取り”米”となり「食卓」をかざる。

人も同じです、春、夏と蒔いて育てた実を取り入れ、
多くを社会に還元し貢献する大切な季節が”秋”なのです。
今まで大変頑張ってきました。殆どが「家族」の為でしたね!

この秋の皆さんは多忙です。
「家族の為」に加えて「社会の為に」そして「自分のために」
今までの3倍の「頑張り」が必要だからです。
そして来るべき”冬”に備えて下さい。
人間の”秋”は90歳ごろ迄です。

【冬】

やがて「人は90歳」「草花は12月」”冬”の季節を迎えます。

草花は枝に残った”葉や実”を落とし土に返し、大地で腐り
肥やしとなり、これから芽を吹き春を迎える草花のために備えます。

人は90歳になった”冬”、もう働く必要はありません。
人に迷惑をかけず、自分で自分の事が出来たら充分です。

でも90歳で人の為になすべきことはあります。
それは感謝の気持ちを持って笑顔を見せることです。
お年寄りの笑顔をみれば回りの人は明るくなります。
そして自然に春の来るのを待ち【人生百歳を生きる】道なのです。

私の尊敬する「京都清水寺の元館長の大西良寛師」は
「108歳」で亡くなられる時に「108年」の人生で
一番充実していたのは「70~80歳代」であったと言われました。

最近の「70歳代」は元気がないと思います。頑張って下さい。

以上【安田薬師寺管首】講演より


紘一郎感想 【人生は一生ではない!二生である!】

暎胤師のお話ををはじめ多くの百歳以上の皆様「昇地三郎氏、馬杉次郎氏」の
お話を聴き、小生は【人生は二生!】と思います。
「一生は60歳」まで、「61歳から始まる二生」と別けて考えてみましょう。

生まれてからの”一生は”スタートでハンディがあることも多くあります。

例えばお金の例は好きではありませんが「麻生総理や鳩山民主党幹事長」の様に
「何千億か何兆円」か知りませんが、生まれた時からの大金持ちと
普通の家庭で生まれた子供とでは、いくら努力次第でどうでもなる人生とはいえ
追いつけることは難しいでしょう。

又、若い時に少しの失敗をした事を一生引きずって行く人生もある事でしょう。
60年ほど過ぎるのは本当に早いものですね。

61歳からの「二生は」人それぞれの60歳までの生き様があらわれます。
一生でリタイアしてしまう人生は「あの人は良い人でしたね」で
終わってしまう事でしょうが、
二生をしっかり過ごした人は「あの人は凄い人でしたね」といわれそうです。
「良い人」か「凄い人か」の終局の多くは「一生か二生」での人生でしょう。

「二生」は暎胤師のお話の中にあるように「家族の為」「自分の為」
「社会のため」に頑張りそして「百歳以降」に目を向けた
人生設計と夢を持つ事の素晴らしさを感じております。

小生も秋の季節の真っ只中「振り返るにはまだ早い」長い、遠い先を
みて歩いて行きたいものです。  5月10日
  











安田紘一郎雑記帳 【憲法と安全保障】

2009-05-02 17:11:03 | Weblog
安田紘一郎雑記帳

※GW中は講演会の開催がありませんので
過日開催の「講演会」の中より講演録をお届け致します。

【憲法と安全保障より集団的自衛権について考える】
 ●坂元一哉氏「大阪大学大学院」教授・講演より

「東アジアの抑止力には日米同盟が重要である」
日米同盟は「日本の安全を守る為」だけではない。

一つは「抑止」もう一つは「友好」である。

【抑止】は東アジアの「平和」と「安全」のために「変な人(国)」が
「変なこと」をしないように押さえ込む”力”が必要なのです。

日本だけの防衛なら日本でやれかも知れないが、日本の周りを見渡すと
一筋縄ではいかない国もあり、日本の力だけでは日本に有利な”力”の
バランスをつくる事は難しいからである。

日米同盟はの根幹は「極東における国際の平和と安全のためにある」と
書いてあることを我々は忘れてはいけない。

【友好】とは米国と仲良くしていくことである。

米国は今「サブプライム問題からなる不況」と
「アフガニスタンのタリバン勢力」などの問題を抱えている。

大事なことは米国の”力”をどう見るかである。

確かに短期的にみれば米国の”力”は下がり気味であるが
一気に衰弱するとは考えにくい。

米国を侮ってはいけないの、米国は「若い国」だと言うことである。

米国は他の国に比べて「若い移民」も多く「若年人口」も増加し
ダイナミズムのある国で「軍事力」「経済潜在力」「議題設定能力」など
どれをとっても「最強」の力をもっている。

国家であれ個人であれ良い関係を保つには「いざとなったら助け合う」
ことではないか!
「困ったときは助け合う」条約(安保条約)の意味の大きさを忘れてはいけない。

ところで、その日米同盟のあり方と我々の憲法、国際法に対する考え方に
最初からズレがあり、今の状態だと、そのズレが危険なところまで行く
可能性がある。 中略

そうなると当然、「憲法9条」や「国際法」などの問題で
今のままのやり方では、うまくいかなくなる。

だから「国連決議のない海上給は憲法違反」だとか
「武力行使と一体化する米軍への協力は憲法違反」などの
批判に悩まされ「日米同盟」の発展を妨げる。

勿論、いつでも、どこでも軍事協力をしていい訳ではない。
「国際法」や「憲法」の縛りと共に、それぞれの政策判断もある。
良し悪しの法的基盤を早急に決めておくことが大切である。

「国連決議のない事は一切行わない」の「小澤一郎理論」は「日米同盟」を
無視し、日米同盟を根底からおかしくすると私は言いたい。

【憲法9条の2項を削除したら良い!】

9条の1項
「武力行使による威嚇又は武力の行使は国際紛争を
解決する手段としては永久にこれを放棄する」はそのまま残し

2項「陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない」は現実と明らかに
異なり、この2項を削除する考え方がある。

この2項があるために「自分の国を自分で守れない」ので
「外国からの武力攻撃によって生命や身体が危険にさらされる場合に限り」
の解釈で自衛権問題も一体化問題も解決するように思う。


紘一郎 感想

今日の憲法日にあたり、改憲、護憲を問わず「今一度」
憲法を考えてみる機会だと思う。

麻生さん、小澤さん 「経済や暮らし」で国民を欺かず
憲法問題を真剣に論議しませんか?