紘一郎雑記帳

多くの講師の講演から面白い情報をお届け癒します。

第2部経済活性化の条件 紘一郎雑記張

2012-10-31 03:10:13 | Weblog

関西経済活性化の条件ととデフレの正体 第2部 
紘一郎雑記張

藻谷 浩介氏 「日本総合研究所・主席研究員」講演録
1964年山口県生まれ  東京大学卒業 コロンビア大学経営大学院終了
日本政策投資銀行を経て現職

このように文化も賑わいもある関西がなぜ世界の大都市の中でマイナーな存在なのかと言えば、そこに住む人たち自身が長所を自覚していないからです。 
大したことが無いのに「凄い!」と思うのも困ったものですが、本当は凄いのに「たいしたことは無い」と過小評価しているからです。関西のテレビ局に良く出演するが、関西のテレビ製作のレベルは東京より高いです。
構成力に秀でているし、アナウンサーやキャスターの能力も高いです。 
その背景にあるのはコミュニケーション力でそれを支えているのは長い歴史において交渉事をしながら生き抜いてきた文化があるからです。 

ロサンゼルスがアメリカの映画産業の中心地であるように、関西がマスコミの中心になってもいいし、さらに言えば大阪は上海のような経済首都にならなければダメなのです。
ある国際的都市ランキングで大阪は世界一住みやすい大都会にされています。東京よりも渋滞も少なく、づるっと見渡せば、山や海が見え自然が近くにあり関西人は自らの地域にもっと自信を持つべきなのです。

関西にとっての大きな問題は現役世代人口の減少である。
厚労省の研究所は関西2府4県の「高校生以上、退職前の」人は今後の10年間で150万人が減少と予測されている。90年後のは関西から現役世代の人がゼロになるペースなのです。

この現象は日本全体の問題でもあるわけで、首都圏・関東でも同じことです
その現象に対して企業はどんな手を打っているのでしょうか? JR東日本では大型の駅には改札を出なくとも買い物が出来るように戦略的に商業施設を入れ、運賃収入減を補うとし、高齢者の為に主要路線にグリーン車を導入、託児所も大幅に拡大し収入の落ち込みを補うのです。

東急では駅ビル全体を病院にしたり、京王電鉄では全駅にエレベーターやエスカレーターを設置し乗客の引止めに懸命である。
これに対して関西は相も変わらず駅前にデパートやオフイスビルをつくり続けているのです
これでは関西の活性化は望めません。続く

 

明日「11月1日 9:40分~47分」までラジオ放送に出ます
山口放送ラジオ「おはようKRY」の県人アワーふるさと・・・」の
中での7分間です。
本名の「ヤスダ コウイチロウ」で近況を話します
お時間があれば宜しく

 

 

 

 


関西活性化の条件ととデフレの正体 紘一郎雑記張

2012-10-30 03:15:43 | Weblog

経済活性化の条件ととデフレの正体  
紘一郎雑記張

藻谷浩介氏講演録より  5回にて投稿予定



藻谷 浩介氏 「日本総合研究所・主席研究員」講演録

1964年山口県生まれ  徳山高校・東京大学卒業 
コロンビア大学経営大学院終了  日本政策投資銀行を経て現職

京阪神大都市圏、いわゆる関西の人口が世界で何番目かをご存知だろうか?
私の手元のデーターでは12位であるがそこにはイスラムを抱えるインドなどの含まれており、一般的に言われる先進国で言えば関西圏は第3位になる。

我々がイメージしているよりはるかに大きいのです。
一人当たりのGDPをかけた経済規模でもロサンゼルスを抜き東京・ニューヨークに続いて3位になるでしょう

しかし関西の世界での知名度はそこまで高くないし、今ひとつ活力がない様に思える。
「関西は小さいが元気がある」という人があるが、本当は逆で「関西は大きいけど元気が無い」のである。

都市が活性化して知名度を上げるには3つの条件がある
「ビジネスチャンス」「賑わい」「独自の文化」です
JR大阪駅から梅田阪急百貨店にアクセスしづらいが、お客様の利便性は次にし企業の利益を求める傾向が強いのが関西でありビジネスチャンス最優先の感じがしない。
賑わい面では上海やソウル、シンガポールほどではないがロンドンやニューヨークよりは上だと思える
文化面でいうと堺の古墳群からみても判るように大阪には1500年以上の都の歴史があり規模上位の町で大阪より古いのは、北京とソウルぐらいです。
上海、パリ、ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルスなどははるかに新しいのです。
能、茶、日本庭園、歌舞伎、文楽、落語などの文化はすべて大阪で生まれた
宝塚の歌劇も質にしも、ブロードウエイのミュージカル以上に高いといわれている

このように文化も賑わいもある関西がなぜ世界の中でマイナーなのでしょう
それはそこに住む関西人に自覚が無いからなんです・・・続く

※紘一郎雑記張

私もそうだが、大阪人はやたらに京都が好きな人が多い
碁盤の目に整備された、大阪に較べてはるかに近代都市京都に憧れるのは東京に行きたがる若者の発想と同じなのだが、本人は古都京都に思いがあるから始末が悪い。京都は東京に比較すれば古い都であるが、大阪に較べると800年もあとに出来た新興都市なのですね。
京都は決して「古都」ではなく、
そこには本当の「和文化」などいくつもないのです。

 

 


”ビートたけし”の日中問題第2部 紘一郎雑記張

2012-10-29 03:10:00 | Weblog

”ビートたけし”の日中問題・第2部 
紘一郎雑記張

たけし 「ラーメンは日本固有の食い物と中国に宣言しろ!」

 とかく「弱腰外交」と言われる日本の外交だが、現在の日中関係に潜む問題点と、今後いかにして中国と接するべきかをビートたけしが提言する。

 ニッポンと中国の関係は、テレビにCM出してるスポンサー企業とクレーマーとの関係とソックリだよ。どんな理不尽な内容だって、問題になるのがイヤだからすぐに謝っちまう大企業と今のニッポンの姿がダブって見えるんでさ。

 今回の事件の構図は、以前の「毒ギョーザ」事件とまったく同じだね。中国がてめェらで騒ぎを起こしたくせに、ニッポンのせいだと言い張ってさ。
第一、尖閣諸島はニッポンの領土じゃねェかよ。中国がこれだけムチャクチャやってくるんなら、こっちだって出るとこ出てやろうじゃないかってね。

 まずは「ラーメンはニッポン固有の食いもんである」って宣言するところから始めてさ。中華料理も全部締め出しちまえってね。フカヒレも上海蟹も輸入禁止、北京ダッグ、天津麺、広東麺を作るのは御法度だってさ。中国雑技団もニッポン公演禁止だね。

たけし「パンダを黒く塗って『ただのクマ』とクレームしろ」

尖閣諸島問題で対立する中国と日本、クレーマーとすぐに謝罪する大企業になぞらえるビートたけしが、逆襲法を考えた。

 中国が金儲けの道具に使ってるパンダを全部送り返しちまっえってね。白髪染めでパンダを真っ黒に塗りつぶして、「ただのクマじゃねェか」ってクレームつけてさ(笑) この項終り


日中問題”ビートたけし”の言い分 紘一郎雑記張

2012-10-28 04:05:16 | Weblog

日中問題”ビートたけし”の言い分 
紘一郎雑記張

ビートたけし

れにくい」だろうと思って買ったのに、「壊されやすい」ってんじゃ笑うに笑えないよな。
中国各地で反日デモが起こって、日本車がボコボコに壊されまくったって話だけどさ。

 笑っちまうのが、それで「日本車用ステッカー」がバカ売れしてるって話でさ。
「中国愛してる」とか「日本車だけど中国製です」とか、「この車で尖閣諸島を取り返してくる!」とか書いてあるシールを車に貼って見逃してもらおうっていうんだけどね。
もう涙ぐましい話だよな。 
日本はやられたい放題だけど、かといってやり返す方法も見当たらないってのが悲しいところでね。

ニッポン人が向こうをはって「反中デモ」をやろうとしたって大変だぜ。「今日から私はラーメンと餃子を食べません」って宣言したって困るのはニッポン人のほうだろ(笑い)。

 抗議のために店中に餃子をぶちまけたって、「何考えてるんですかお客さん」って店員に怒られるだけだしな。天津丼を箸でグチャグチャにかき回したって天津の市民はちっとも怒ってくれないだろうし、広東麺を火にかけたってアツアツで美味しくなっちゃうだけというね。

 「メードインチャイナの服は着ません」なんていったら日本の衣料品業界が干上がっちまうわけなんでね。
ニッポンで売られているパンツの99%が中国製だっていうけど、パンツをビリビリに引き裂いたって、困るのは自分だけだもんな。中国の日本車ステッカーよろしく「履いてるパンツは中国製だけど、中身はニッポンです」なんていって愛国心をアピールしたりして(笑い)。

でも、パンツの破けたところから顔を覗かせてるのは「陳(チン)さん」だというね。
もう何が何だかワケが分からなくなってくるというオチなんだよ。

続く


 


松陰先生の命日 10月27日 紘一郎雑記張

2012-10-27 03:47:20 | Weblog

松陰先生の命日 10月27日 
紘一郎雑記張

安政6年(1859年)10月27日は松陰先生の処刑の日であった。

牢部屋を出る松蔭は次の詩を高らかに朗吟して同囚の士に訣れを告げたのである。

「今吾れ国の為に死す 

 死して君親に背かず 

悠々たり天地の事 鑑照明神に在り」と


次いで刑場では

身はたとひ

   武蔵の野辺に朽ちぬとも

        留め置かまし ”大和魂


この歌を朗誦して従容として刑についたのです。

行年30歳(満29歳)、安政の大獄で囚われた吉田松陰は
伝馬町牢屋敷で処刑された。

※現在はその跡地に「十思公園」という小公園が造られている。
園内に
その碑と辞世を刻んだ碑が立っている。

首切り役の山田浅右衛門などは”松陰”の堂々たる態度に胸を打たれ、その様子を後々まで回顧した。

「いよいよ首を斬る刹那の松陰の態度は、
実にあっぱれなものであった。

悠々として歩き運んできて、役人どもに一揖(いちゆう)し、“御苦労様”と言って端座した。

その一糸乱れざる堂々たる態度は、幕吏も深く感嘆した」

”松陰先生”は幕末の激動の時代に見事に日本人らしく生きたぬいた人です 。

短い29年の生涯を自ら激しく燃やし、その情熱で
周囲の人たちや、
今の世の私たちまでの心を揺り動かし続けています。

そして、門人たちの中から、やがて明治維新の中心となって活躍する人物が多く出たのです。

我が国がそして維新が生んだ偉人、松陰の生き方は21世紀に生きる我々多くの日本人に、大切なものや大事なことを教えてくれています。 終り


朝日新聞あやまる! 紘一郎雑記張

2012-10-26 04:05:18 | Weblog

朝日新聞・出鱈目記事をあやまる! 
紘一郎雑記張

大阪市長の落とし込みを計る朝日新聞出版は、
先日出版の橋下追及記事の間違い報道に対して同日夜に、
河畠大四・週刊朝日編集長によるコメントを明らかにした。

コメントは次の通り。 
「記事中で、地区を特定するような表現など、不適切な記述が複数ありました。橋下徹・大阪市長をはじめ、多くのみなさまにご不快な思いをさせ、ご迷惑をおかけしたことを深くおわびします。
私どもは差別を是認したり、助長したりする意図は毛頭ありませんが、
不適切な記述をしたことについて、深刻に受け止めています。

弊誌の次号で『おわび』を掲載いたします」 週刊朝日は10月26日号の
誌面からノンフィクション作家の佐野眞一氏と同誌取材班(今西憲之氏、村岡正浩氏)による緊急連載「ハシシタ 奴の本性」を開始。 
「本性をあぶり出す」として、橋下氏の実父が被差別出身であるとし、
実父の遠戚という男性の証言をもとに「(実父が)暴力団の若い衆で
自殺した」(いとこが)殺人事件を起こした」とでっち上げ記事”掲載した

【橋下氏をおとしめるための道具でした】 朝日誤る!!
 「被差別の青春」などの著書があるフリーライターの角岡伸彦氏は
「週刊朝日の記事は、橋下(徹)氏の出自が政治家としての資質に
どのように影響したのかについて何も書いていない。
橋下氏をおとしめるための道具として、興味本位で、被差別の問題を
取り上げたような印象を受ける」と不快感を示した。

朝日新聞系列は、イジメの天才だ。
橋下氏には謝罪したが、これからは、安倍総裁イジメが始まるぞ!


安倍晋三氏を囲んで 紘一郎雑記張

2012-10-24 05:22:50 | Weblog

安倍晋三氏を囲んで

明治維新の偉人を偲ぶ「維新顕彰会」が吉田松陰先生の
命日(10月27日)に
近い
日曜日ということで
今年は10月21日(日)に
開催されました

 松陰先生や高杉晋作など維新の偉人を偲んでの
「明治維新防長顕彰会」です。 法要です。
会長は「安倍晋三自民党総裁」です

 会場は戊辰戦争の激戦地「東福寺内」です

 東福寺「退耕庵」が法要の会場です

法要の行われる本堂の壁には”岸信介元・総理”
”杉道介元・大商会頭(吉田松陰の甥)”・
”田中龍夫元・通産、文部大臣”などの書がある

法要のあと安倍晋三氏の挨拶がありました

安倍氏談
政治について
この3年半の民主党政権の無策や失政によって国内外の問題が山積してきたが、一日でも早く解散し国民の声を聴くべきである。
”近いうち解散”は野田総理が国民に約束したことであるので「年内解散」が常識と思います。

 維新の会について
橋下さんはパワーがあり、大阪府行政大きな実績を作りました。大赤字の大阪を1年で黒字にした実力は素晴らしいですね!
橋下さんの壁を突き破る力、情報発信力は凄いです。憲法改正は私と同じ意見で、まずは96条か改正していこうというところは共通しています。

そして維新八索「これは違うな」と思いあります。税の使い方などですが、
それはそれで話し合えばよい問題です。

終ってから会場を京都市内に移動し宴会です。
宴席が進むと場は「即席松下村塾」に、はやがわり
「自民党総裁で次期総理候補の安倍晋三氏」も
”アベちゃん頑張れ」”に変わり、
日本の有り様について大討論会!

松陰先生の「松下村塾」もこんな感じで討論したのでしょうか

 維新の偉人に思いを馳せ、これからの日本について語りつくした
秋の京都の一日でした。

”アベちゃん”頑張れ!日本を頼むよ!




野田政権を見切り 財務省の動き 紘一郎雑記張

2012-10-22 04:10:30 | Weblog

2部・野田政権を見切り 財務省の動き
 紘一郎雑記張

ここに来て野田政権を支えてきた財務省の動きの変化を
指摘する向きもある。

自民党幹部が明かした。

「野田首相が内閣改造後、周囲に『特例公債法案はどうでもいい
と語ったという話が流れた。

臨時国会召集を見送る意味だ。※29日召集に決まったようだが・・
当初、財務省は信じなかったが、裏を取ると事実だった。
これ以上、法案成立が遅れると国民生活に痛みが出てくる。
大物OBまで投入して巻き返し、臨時国会は開かれることになった。後ろ盾の財務省の信頼を失えば、野田内閣の瓦解は早い。
観念して解散するしかないのでは」
又、民主党の中には総辞職して細野を立てる話すも出ている

 ただ、衆院選があれば下野が確実視されている民主党内には「解散恐怖症」が蔓延して焦っている議員も多数いる

中堅議員は「自民党は国民の批判を恐れて特例公債法案に賛成するだろう。

臨時国会は短期間で閉じてしまえば追及の時間はない。
離党予備軍も年末までは様子見だ。

来年の通常国会冒頭の1月解散、2月衆院選の確率が高い」と話した。

 解散をめぐる駆け引きは、最終局面を迎える。


野田総理 年内解散決意か? 紘一郎雑記張

2012-10-21 04:39:40 | Weblog

野田総理 年内解散決意か? 
紘一郎雑記張

第一章

野田佳彦首相が、年内にも解散・衆院選に追い込まれる
可能性が浮上してきた。

野田首相の側近が選挙事務所を開設したほか、
民主党幹部が自民党側に、特例公債法案の成立と
引き換えに年内衆院選を検討していることを伝えたという。

問題閣僚の存在や、財務省が激怒して政権延命から手を引いたとの情報もある。
「11月中旬解散、12月9日投開票」という日程も
現実味を
帯びてきた。

 「年を越すことはあり得ない。12月の早い段階での選挙がタイムリミットだ」

 公明党の井上義久幹事長は15日の3党党首会談で、民主党の輿石東幹事長にこう迫った。自民党の石破茂幹事長も同調した。

輿石氏は「首相も民主党執行部も真剣に考えている」と強調したが、「解散権は首相の専権事項だ」として持ち帰り、18日にも再会談したい意向を示した。

 自公両党は、年内解散の方向性が定まらなければ党首会談拒否も辞さず、臨時国会のテーマとなる特例公債法案成立にも協力しない方針だ。念頭にあるのは「11月中旬解散、大安の12月9日投開票」。12月中旬からは政府の来年度予算編成作業が本格化し、12月2日は仏滅に当たるからだ。

 野田首相は選挙先送りに傾いているとみられていたが、気になる動きも。先週13日、野田首相側近の近藤洋介経産副大臣が、地元・山形県米沢市に選挙事務所を開いたのだ。また、関係者によると、民主党幹部が自民党幹部に、民主党執行部が年内の衆議院解散について具体的な検討を進めていると伝えたという。

 背景には、「29日召集」が取り沙汰される臨時国会を開けば、野党の政権追及材料に事欠かない情勢がありそうだ。

 野党陣営は、外国人献金が発覚し、暴力団関係者の仲人を務めた田中慶秋法相に対し、参院での問責決議を検討しているうえ、田中真紀子文科相から“舌禍”を引きだそうと手ぐすねを引いている。復興予算が復興とかけ離れた事業に流用されていた問題も火種だ。
※20日田中法務大臣は辞任したようですが、野田総理はなぜ罷免をしなかったのか、情けない総理だ!

そして財務省動きもここに来て・・・ 続く