紘一郎雑記帳

多くの講師の講演から面白い情報をお届け癒します。

桂 春乃輔師・講演録 上方落語の面白さ「第1部」 安田紘一郎雑記帳

2011-01-31 00:01:58 | Weblog
桂 春乃輔師・講演録(2010年11月講演)
 上方落語の面白さ 安田紘一郎雑記帳
【第1部】

春乃輔師  
1948年 大阪出身 1967年3代目春団治に入門
1968年4代目春乃輔襲名 
2003年 上方落語協会副会長  現・幹事長

講演前楽屋で

問い
「師匠、今年の参議院選挙にも落語会から立候補しましたね」
春乃輔師
「今後は落語協会からの出馬は「キンシ」する。

と、話しながら登壇!

春乃輔です、
なぜ、私が清話会の講演会にお呼びがあったのか
考えていました。

噺家を呼ぶのであれば「桂 三枝」にするか
「笑福亭鶴瓶」にするか迷ったところ
「三枝」はギャラが高く「鶴瓶」は忙しいので
おおかた、「安くて、暇な春乃輔あたりにしょうか」と
いうことで、私に話があったのでしょう。

講演といえば、以前「市立大学」で3ケ月で13回という
集中講座を4年間務めた事がありました。

市民の方にも開かれた講座で、毎回350名ほどの
方が聴講されていましたが、中の100人ほどが一般の方でした。

これが、なかなか難しいもので、一般向けの話をすれば
学生が退屈し、学生向けに話せば、一般の方が面白くない顔をする。

落語もやりましたが「若い学生」には通じない噺もありました。

学生には落語で「扇子」を口にくわえててタバコを喫う仕草をしても
何のことか判ってもらえません。 煙管(キセル)を知らないのです。

でも面白い事に「キセル乗車」は知っていましたね。

「酒を燗する」も通じません。
最近は家庭や店でで日本酒を燗する習慣が少なくなり
「酒を燗する」とは言わずに「酒をチンする」と言うそうです。

誰にでも「わかり易い落語」をしようと
「3代目桂米朝師匠」がおはじめになりました。

米朝師匠は兵庫県のご出身であり「大阪色」は、
さほどでもない師匠であったので、
だからこそ全国区になれたのでしょう。

そのお陰で「上方落語」が全国的に受け入れてもらいました。
米朝師匠は大功労者です。

他にも、亡くなった「6代目松鶴師匠」や私の師匠の「3代目春団治」
個性豊かな師匠たちも凄い物でした。

落語は東京、漫才は大阪とよく言われますが、我々にしてみれば
落語も漫才も大阪が本場という事になります。

私自身は東京の落語が嫌いではありません。
特に「5代目志ん生師匠」や「8代目文楽師匠」の大フアンで
テープもいっぱい持っているほどです。

東京の落語で良いのは「人情話」と「怪談」であり
大阪落語は「ナンセンス」な笑いが良いですね。

「今、何どきや!」という「時そば」の噺がありますが
あの噺はもともと大阪の「時うどん」なのです。

東西の違いをお話しましょう。 

続きは「春乃輔師講演録第2部」にて投稿致します。















第2部 日本人とロシア人の違いは人間性か! 

2011-01-30 00:01:00 | Weblog
第2部 日本人とロシア人の違いは人間性か!

日本海海戦(にほんかいかいせん, 1905年5月27日 ~ 5月28日)は、
日露戦争中に日本とロシア帝国との間で戦われた海戦である。

ロシア側の6,000名以上の捕虜は、
多くが乗艦の沈没により海に投げ出されたが、
日本軍の救助活動によって救命された。

また対馬や日本海沿岸に流れ着いたものも多く、
各地の住民に手厚く、大事に保護された。

当時の日本は戦時国際法に忠実であり、武士道の日本国は
戦時法遵守が末端の小艇の水兵にまで徹底されていた。

ロシア兵捕虜は、日本国民が戦時財政下の困窮に耐える中、
十分な治療と食事を与えられ、健康を回復し帰国した。

軍法会議での処罰を恐れる士官は日本にとどまることもできた。
日本の戦時国際法の遵守には世界各国から賞賛が寄せられたのです。

それに対して「太平洋戦争後」のソ連(ロシア人)の対応は
「血の通った人間」とは思えないのです。

前回に続いて「日本軍捕虜問題」を追ってみよう

当時の日本軍捕虜で、後にソ連労働改造所に送還され
帰国した清水芳夫氏はしばらく経ってから、
同時の住まいの状況を思い起こした。

「わたしたちは有蓋貨車に積み込まれ、シベリアから出発して、
最後に、モスクワから南東400キロのタンボフ付近の
ラダにある118戦争捕虜収容所に送り込まれました。

昭和21年の1月になっていました。
そこでわたしたちが住んだのは、半地下式の掘っ立て小屋で、
その年の8月までずっと住んでいました」

日本の戦争捕虜たちは掘っ立て小屋や臨時に
組み立てた簡易な部屋で冬を過ごすのを余儀なくされたが、
このような住まいでは明らかに厳寒の襲来を防ぐことはできない。

ソ連労働改造所当局は捕虜に綿入れの上着を支給した。
翌年の春まで着用したが、冬は暴風雪が多いため、
綿入れは湿りやすく、また予備の防寒服もなかったために
毎晩、乾燥室で干さなければならなかった。

木材伐採の労働に従事していた捕虜の日々はやや良かった。
仕事を終えると、太い白樺の薪を担いで持ち帰っては、
炉にくべて暖を取ることができたからだ。

建築現場では一般に熱いご飯は食べられず、お湯も飲めない。

疲れで眠って凍死するのを防ぐため、捕虜たちは互いに常に声をかけ合った。

ソ連の土地を踏んだばかりで、ソ連の厳寒の気候にもまだ慣れておらず、
数多くの捕虜が初めての寒さ厳しい冬に命を落とした。

では、初めての冬で一体、どれほどの捕虜が亡くなったのだろうか。
政府の統計データによると、合計5万5000人が亡くなっている。

加川治良氏は退職前、会社員だった。
当時、シベリアの戦争捕虜収容所に抑留され、
何年か後に当時の状況を回想している。

「収容所には、1500近い人が抑留されていました。
冬が過ぎると、500人余りが病気や飢えと寒さで亡くなっていました。
だから、およそシベリアで過ごした人は、
だれもが『地獄』という言葉でこの収容所を形容したものです……
亡くなった人の数は非常に多く、
所長を担当したソ連の軍官も責任を追及され、
労働改造所に送り込まれたからです。彼の後任は文官で、
収容所の状況は徐々に良くなっていきました」

◇この二つの歴史の事実から多くのことが読めるが
私は「日本人とロシア人の人間性の違い」が
決定的に異なる事だと考えます。

日本人に生まれてきて良かったですね!!

ロシアとはこんな国なんです! 忘れるな!この屈辱!!

2011-01-29 01:00:00 | Weblog
【ロシアとはこんな国なんです! 忘れるな!この屈辱!!】

またまたロシア高官の北方領土視察のニュースです。
11月のメドベージェフ大統領、12月のシュワロフ第1副首相に続き、
今月はブルガコフ国防次官が択捉島に上陸しました。

ロシアのブルガコフ国防次官らが20日、択捉島入りし、
北方領土の軍備再強化に向けた具体的な検討作業を開始した。

しかし、北方四島は日本の領土です。
ロシアは戦争にに勝ったからロシアのものと
思い違いをしているのでしょう。

いや、意識的にしている行動と思います
ロシアはそんな国なのです。

現在のロシア人の行動と1905年の日本海海戦日本国大勝利の後、
日本人と日本国が行った行為を比較して見ましょう

太平洋戦争後のロシアの行動
※ソ連における日本人捕虜 初の厳冬に5万人死す

日本とロシアは、世界において重要な国でありながら、
両国間には長年にわたり未解決の歴史的問題が存在している。
日本の戦争捕虜の問題もそうだ。

 内外の関係する研究資料によると、
1945年8月の極東全域の対日戦役において、
ソ連赤軍は日本軍合計8万人余りを撃ち殺し、約60万人を捕虜にした。

本文においては、近年来のロシアの機密解除された
保存文書・資料及びソ連の労働改造所から生還した
当時の日本人捕虜の証言と回想をもとに、
日本人捕虜が戦後のソ連経済発展のためになした貢献について分析する。

●ソ連側は日本人捕虜受入れの準備はしていなかった

 中国東北部の臨時戦争捕虜収容所に抑留された日本の戦争捕虜は、
時期、グループごとにソ連領内へと護送された。

日本軍捕虜の総数は60万人余り、その大半が
ソ連の極東と東シベリアに送り込まれた。

鉄道・道路交通輸送手段が欠乏していたため、
特別重要な戦犯や一部捕虜が汽車でソ連に向かった以外、
多くは徒歩で中国東北部の臨時捕虜収容所を後にした。

それぞれの労働改造所に入ると、所長は捕虜を3週間、
検疫のため隔離するよう命じ、捕虜の部屋番号に沿って
入浴のため秩序正しく浴室に行かせた。

浴室は中庭にあった。
入浴する前、捕虜は頭髪や腋毛など毛と髪をすべて剃り落とし、
衣服は脱いだら束ねて乾燥炉の中に入れて消毒、
殺菌しなければならなかった。
検疫隔離が解かれると、捕虜たちは直ちに労働の準備を始めた。

戦争捕虜たちがしなければならない別のことは、
ソ連側の尋問を受け入れることだった。
過去に反ソ連・反共の悪行があったかどうかを確かめ、
一旦、そうした行動があったことが分かると、
そうした捕虜はすぐさま懲罰を受けるために
専門の捕虜懲罰収容所に転送された。

ロシアの学術雑誌「歴史公文書」06年第1期において
1945年9月4日の 「海浜辺境地区の日本の戦争捕虜
受入れ準備作業に関する状況資料」によれば

「検査を通して、われわれは、上述した工場や鉱山、
企業が戦争捕虜を受入れるための準備作業は非常にまずく、
多くの機関はいずれも準備に着手すらしていなかった。

一部機関の責任者は準備作業を余りに簡単に見ており、
捕虜を荒野の地に放ち、彼らが自ら住まいや厨房、トイレなど、
一切の必要な施設の建設に着手するようにしたらどうか、
などと常に考えていた」

●そして、初めての冬が数多くの日本人捕虜の命を奪い去った

住むところはなく、日本の戦争捕虜は掘っ建て小屋やテント、
住まいに適さぬ簡易な部屋で冬を過ごした。
1946年1月の非常に寒冷な時期に至ってすら、
捕虜の住まいの状況はやはり変わっていなかった。

※今年(2011年)の冬は近年にはなく寒いようです。
 寒い冬になryと「ソ連の捕虜収容所問題」を思い出します。
 非人道的なロシア人の行動を。

次回の投稿で「1905年・日本海海戦後」の
日本人の行った行動と比較してみましょう

 

国会代表質問 又、問題先送り・菅内閣に政権担当の資格なし

2011-01-28 05:37:14 | Weblog
【国会は、菅総理大臣の施政方針演説に対する各党の代表質問が始まった】

問題先送り・菅内閣に政権担当の資格なし!

野党側は、与謝野経済財政担当大臣の起用や
民主党の小沢元代表の証人喚問への対応などについて、
菅総理大臣の姿勢をただしました。

菅総理は、演説で「先送りせず、結論を出す」と語り
期待いたしましたが、やはり国会の最初から、何も無く
空しさだけが目立った答弁でした。

まず、初日の26日は衆議院本会議で、自民党と民主党による質問が行われ、
自民党は谷垣総裁らが、民主党は城島政策調査会長代理が質問に立ちました。

代表質問で野党 自民党の谷垣総裁は
2009年衆院選の民主党政権公約(マニフェスト)について、
「憲政史上最大の確信犯的公約違反とも言え、
撤回し、有権者におわびした上で信を問い直すべきだ」と述べ、
今国会中の衆院解散・総選挙を求めた。

又、谷垣氏は、与謝野経済財政相の入閣について、
「与謝野氏が変節したか、政権が変節したかのいずれかだ」と指摘。

子ども手当などの目玉政策を修正している現状を
「マニフェストの上に成り立っている民主党政権の正統性は崩壊した」
と批判した。

そして政府が6月にまとめる消費税を含む社会保障と税の
一体改革に首相が「政治生命をかける」と表明したことに関し、
「マニフェストを根底から覆す一大政策転換だ。

成案を得る前に解散すべきだ」と強調。

与野党協議も、
「ばらまき」のための財源調達を手伝う訳にはいかないのだ。

国民に信を問うことをもって首相の『覚悟』と受け止める」と述べ、
解散が前提との考えを側は、民主党の経済政策を批判してきた
与謝野経済財政担当大臣を内閣改造で起用したことについて、
党内や閣内にそごがないかや、民主党の小沢元代表の
証人喚問への対応などについて、菅総理大臣の姿勢をただしました。

また、社会保障と税の一体改革に向けた具体的な取り組みのほか、
尖閣諸島沖の中国漁船による衝突事件を受けた対応や
沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題など、
菅総理大臣の外交姿勢についても追及しました。

しかし、菅総理は「社会保障」と「税」の一体改革問題などは
6月をめどに決めると繰り返すだけで「問題先送り」したのです。

最高指導者として、日本の危機を脱するために
何をすべきかを語り実現にむけて責務を果たす
気持ちなど本心にない様で、野党に協議を持ちかけ
やる姿勢だけを国民にアピールして、ひたすら政権の延命を
計る汚さと、その人を総理にし、その政党に政治を任せた
空しさだけが残る「23年国会」の幕開けでしたね。

子供手当ては「ばらまき」でないと答え
「与謝野氏は三顧の礼で迎えた」と答え
小沢一郎金権問題は「各会派に議論を委ねる」と逃げて
政策の過ちは認めず、すべて先送り送りのスタートでした。

仕方ないですね「明日」からに期待しましょう。



民主党内閣・マニフェスト変更は公約違反だ!

2011-01-27 04:57:35 | Weblog

●国会が始まった!!

【民主党内閣・マニフェスト変更は公約違反だ!】

今の「民主党政権」は
09年の総選挙で国民を騙し、強奪した民主党政権である。

鳩山・菅の「出鱈目マニフェスト」と「小澤一郎の闇金」で
国民を愚弄したのである。

それが、バレて、粉々に霧散したのですから、ここで一旦
政権を国民に返すべきと思います。

あとは国民が
「民主党に続いて政権を御願い申しあげるか」
「自民党に戻すか」それとも「新しい政治を模索するか」
を考えます。

菅直人総理大臣、これから先の日本の行く末は
国民が決めますので「総理」は「総理」しか出来ない
「解散権」を行使して下さい「日本の未来の為に!」

【即・解散して、国民に聞け!!】

菅直人首相は24日行った施政方針演説で、
09年衆院選で掲げた民主党マニフェスト(政権公約)に関し
「実現したものもあるが、公表から2年を区切りに、
国民の声を聞き検証する」と述べ、今夏に見直すと明言した。

首相は演説で、税と社会保障の一体改革や
貿易自由化などの実現に意欲を示したが、
高速道路無料化や東アジア共同体など
公約で掲げた目玉政策は抜け落ちたりした。

野党は公約を撤回するよう強く求めており、
首相が求める与野党協議入りの条件として
公約見直しが焦点になりそうだ。

【民主党のマニフェストの内容と達成度は?】

首相は演説を練るに当たり、各省から文案を集めるのでなく、
首相や周辺が起草した文案を各省に示す「政治主導」方式を取った。

昨年9月の内閣改造で「有言実行内閣」と命名したのを受け、
演説では「有言実行を一つ一つ仕上げる」と強調。

注・ウソ八百並べ立て、不実行内閣

ベトナムの原発受注や法人税率引き下げ、
硫黄島の遺骨収集などの実績も列挙した。
注・そんな事は当たり前の事ですよ

しかし、政権交代の原動力となった年金記録問題は実績に触れず
「解消に全力を尽くす」と述べるにとどめ、天下り斡旋も
「温床の独立行政法人や公益法人改革に取り組む」と述べる程度でした。

注・天下り問題は自民党政権時代より”悪質”となっている。

鳩山由紀夫前首相は昨年の施政方針で
「(年金記録に)国家プロジェクトとして取り組む」
「無駄遣いの最大の要因の天下りあっせんを根絶する」と
意気込んだが、トーンダウンした形だ。

注・元々そんなこと”やる気”が無かったのです。

鳩山氏は記者団に
「(東アジア共同体の)メッセージが消えてしまった」と指摘した。
注・そんな事はどっちでもいい。

 民主党政権が一から編成した11年度予算案は、
月2万6000円の子ども手当の完全実施を断念したほか、
高速道路無料化も前年度並みにとどまった。

注・全てを元に戻せ!!
高速道路は「営業車」を無料にするほうが、より効果的ですよ。
でも、それでは「選挙の票」なならないそうです(民主党議員)

公約実行に必要な財源不足は明らかで、
仙谷由人代表代行は「麻生内閣(の09年度予算)と同じ
46兆円の税収で(公約を)組み、前提が違う。
修正を議論しなければ破綻する」と指摘する。

各党の意見
首相の演説に、共産、みんな、改革の各党は
「やる気が無い」と酷評。

自民党の谷垣禎一総裁も「『国民との契約』が
うまくいかないならリセットすべきだ」と求め、
公明党の山口那津男代表は「財源論も破綻しており、
欺まんを国民におわびすべきだ」と批判した。

共産党の志位和夫委員長は
「国民の願いを反映した要素が完全になくなった」とし、
首相が連携相手と期待する社民党の福島瑞穂党首でさえ
「マニフェストから思えばはるか遠くに来たもんだ」と皮肉った。

どうなる!【菅 民主党政権】??



尖閣事件はこれで決着か? そんなバカな!!

2011-01-26 05:05:15 | Weblog
尖閣事件はこれで決着か? そんなバカな!!

安田紘一郎雑記帳

日本国民は、勇敢で自己犠牲を考えず行動(ビデオ流出)」された
保安官「一色正春氏」がいたことで、国恥な尖閣事件の事実と共に
”中国共産党政権”の横暴と”日本民主党政権”の無能を知り得たのです。

その正義の保安官「一色正春氏」が起訴猶予が決まり、
マスコミの前に登場し、堂々と自身の思いを話している。
実に堂々と思いを語り、頼もしく見えるのは私だけだろうか。

少し検察当局の動きを追ってみた。
検察当局は、一色正春元海上保安官と中国人船長を
ともに起訴猶予処分とし、バランスを取る形で同時決着させた。

中国人船長の逮捕直後から政治的な状況に翻弄され、
無能政府のバカな支持で難しい判断を迫られた検察当局。
2つの事件を処分するまでの捜査の過程には曲折があったことでしょう。

 中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突したのは昨年9月7日。
送検を受けた那覇地検は船長の起訴に向けて粛々と捜査を進めていたが、
同月24日になって突然、船長を処分保留のまま釈放することになった。

突然の釈放に、捜査現場には動揺が広がった様である。
那覇地検の鈴木亨次席検事は会見で、釈放理由の一つに
「今後の日中関係も考慮」と言及し
外交的配慮ともとれる発言には、身内からも批判的な意見が集まった。

その結果、那覇地検と福岡高検、最高検は協議を繰り返し、
処分理由を精査する必要に迫られた。

衝突事件をめぐる検察の対応への批判が収まらない中、
昨年11月に発生したのが映像流出事件だ。

検察当局は当初、政府が秘密とした映像を公務員が
流出させた行為を重くみて、起訴すべきだという意見も根強かった。

しかし、捜査が進むにつれ、映像の秘密性は薄まった。

海上保安大学校の共用フォルダーに一時期保存され、
海保関係者ならば容易に入手できる状態だったことが判明。

さらに、流出した映像が参院に提出され、
与野党各会派に配布されたため、「守るべき秘密か」との状況にもなった。

罰金を求める略式起訴も検討されたが、
元保安官が争う姿勢を示したため、見送られることに。

一方、映像は国家公務員法上の「秘密」にあたらず、
証拠が足りない嫌疑不十分が妥当だという意見もあった。

最終的に映像は「秘密」と認定した。嫌疑不十分ではなく、
起訴猶予とした判断について、検察幹部の一人は
「最初に政府が秘密だと認定した」と語り、
政府との整合性を図ったことを示唆した。
 
一色保安官
「それぞれの事件が所要の捜査が遂げられて処分できる時期が
近接していたことで同時に処理した」

田内公安部長は、同時に起訴猶予とし
「バランスを取ったのでは」と聞かれると、明確に否定した。

だが、映像流出事件は警視庁が先月22日に元保安官を
書類送検した時点で捜査はほぼ終了。

一方、衝突事件は中国人船長が帰国したため、
捜査は事実上不可能となり、約4カ月間も「放置」した形となっていた。

いつ処理するかは検察の裁量の問題で、検察内部では
「船長を処分保留で釈放したのに元保安官に厳罰を科せばバランスを欠く」
との声があったのは確かだ。

検察の捜査は終結したが、衝突事件、映像流出事件ともに
国民から告発が出されている。

私は船長に対する処分を不服であり、一部の人が、
近く検察審査会に審査を申し立てるとの事でそれを支持する。

そして「民主党政府」は「尖閣ビデオ2時間44分」を
大至急、すべて公開すべきである。それが正義だ!

●そのビデオを見ると「中国船長」の処分が変わるでしょう。
 ビデオで見る映像の事実はそれほど酷いものだそうです。

 だから「中国政府」は「日本政府」に
「非公開」の圧力をかけ続けているのです。

 まだ議論を終らせてはいけない!

米中首脳会談の結末・人権! 安田紘一郎雑記帳

2011-01-25 05:29:37 | Weblog
米中首脳会談の結末 安田紘一郎雑記帳

今後の世界の動向を左右する可能性のある
注目の”米中首脳会談”があった。

ホワイトハウスで行われたバラク・オバマ米大統領(49)と
中国の胡錦濤国家主席(68)の会談が行われた。

その後に行われた共同記者会見で両首脳は、
中国の人権問題をめぐり率直に意見交換したことを強調したが、
胡主席は「米国と(人権問題について)対話を行いたい」と
従来の見解を主張するににとどまり、溝は埋まらなかった。

 両首脳が熱く火花を散らしたのは人権問題であった。

昨年11月の中間選挙で大敗したオバマ政権が、
野党・共和党からの「対中弱腰」批判をかわすためにも、
人権問題で強硬姿勢を示すことは不可避だったためだ。

会談ではオバマ大統領が胡主席に中国の民主活動家、
劉暁波氏(55)の釈放やチベット仏教の最高指導者、
ダライ・ラマ14世(75)との対話を要請した。

 共同会見の場も、人権では熱気を帯びた。

「大統領!国民を冷遇していることで知られる国と
どうしたら協力していけるのか米国民に説明してほしい」。

AP通信記者はオバマ大統領にそうただした上で
胡主席に向き直り、「反論の機会を与えたい。

中国の人権状況をどう正当化するのか」と厳しい口調で迫った。

この時、会場の一部に陣取った中国人記者団が凍り付き、
胡氏の顔も引きつった。

オバマ大統領は「米国はすべての人々にとって人権が
普遍的な権利であることを再確認した」と、
胡主席を横目に見ながら強調すると胡主席は沈黙したままだった。

次に指名されたブルームバーグ通信記者が胡主席に回答を求めると、
胡主席は「通訳の技術的な問題で質問が聞こえなかった」と釈明。

「人権問題では依然として多くの課題があるが、
中国は常に人権擁護に努めてきた。
大きな進歩があったと世界からも認められている。

中米間では意見が一致しないが、
内政不干渉を原則として話し合う用意がある」と
大方の予想以上に率直な回答で切り返し、記者団を驚かせた。

ワシントン・ポスト紙は、実際には質問は聞こえており、
胡主席は故意に無視したが、再質問で逃げ切れなくなったと指摘。

報道の自由を掲げる民主国家の洗礼を受けた形だった。

 オバマ大統領は会見で「率直な意見交換」の重要性を繰り返した。
米中は人権など埋めがたい相違点を抱えながらも、
首脳間の信頼関係を築き、
協力分野を拡大する方向へ進まざるを得ないのも確かであろいう。

一方 中国で20日夜、NHK海外放送が
米中首脳会談を伝えたニュースで、
中国の胡錦濤国家主席がワシントンでの共同記者会見で
人権について言及した映像と音声が突然、中断された。

中国当局による措置とみられる。

 遮断されたのは胡主席が「中国は人権の普遍的な原則を受け入れ、
尊重する」などと語った場面。

中国では人権や民主主義をめぐり、国家を超えた
「普遍的な価値観」かどうか、中国も受け入れるべきかなど
学術界などで激しい論争が続いている。

当局は胡主席の発言が国内で波紋を呼びかねないため
神経質になっているとみられる。

この部分の発言は国営通信、新華社も国外向けの
英文記事しか配信していない。

胡主席は記者会見で
「人権の普遍的原則はそれぞれの国の国情と
結合させなければならない」とも強調した。

安田紘一郎雑記帳

もうアメリカの一国主義の時代は終わったのか?

日米同盟の重視と共に
「日本は日本が守る」の気構えも大切と考える。





メールの問題点 メールに頼るな!安田紘一郎雑記帳

2011-01-24 04:43:37 | Weblog

【メールの問題点 メールに頼るな!】
安田紘一郎雑記帳

私は【メール】を良く活用するが
一斉メールを送信すると次の様なメールが返信されて来る。

 ※1 このメールは受付順に自動送信しています。
 ※2 メールは必ずしも確実な通信手段ではありませんので、
    お急ぎの場合、重要な内容の場合、など返信が必要の場合は
    他の方法(FAXや電話)でご確認下さい。

この返信メールが、一昨年(2009年)は「1000人」に
送信して「数人」あったが、
昨年(2010年)は「1000人」に送信して「30~40」と大幅に増加した。
今年はもつと増えて10%を越すと思います。

又、受信メールについても文面の後に
 ※1 恐れ入りますが、確認の為、返信をお願い致します

この確認依頼がある受信メールが段々と増加している。 

これはメール連絡で色々な問題が起こり、
正確に伝わっていない事実が多く発生しているのであろう。

又、セキュリティの問題もある
全てのネットワークやシステムに共通して言えることですが、
セキュリティに対 する防御は万全ではありません。

自分の手元を離れたメッセージは全て他の誰かに委ねられています。

パソコン通信ではホストであり、
インターネットなら各メールサーバになります。

そうすると、一ユーザに過ぎない利用者の多くは、
そのメッセージがどう処理され るかなどは知る由もありません。

セキュリティ対策を何ら講じることなくにメッセージを送信する場合、
情報の中身 はそのままの形でネットワークを伝わります。

ネットワークを伝わる電気信号を途中で捕捉することで、
メッセージを不正に傍受 することは可能です。

これを回避するには、ネットワークケーブルを電線から
光ファイバに変えるなどの対策が必要です。

(LAN等にしか適用できませんが)また仮に傍受された場合にでも、
肝心な内容を知られないように、本文を暗号化する方法が研究され、
中には既に利用可能な暗号化ツールなども提供されているので、
比較的機密性の高い情報のやりとりに適用してみる手もあります。

しかし、いずれにしても本当の重要機密などは、
まだ誰もが安心して電子メールに載せられるという状態には
なっていないのが事実です。

電子メールを(外部ネットワークに)送る場合には、
こうした問題点を考慮し、 内容を十分に吟味することが必要です。
と記してある。

私は、国会で起きた「偽メール事件」を思い出す。

堀江メール問題(ほりえメールもんだい)とは、5年前の
2006年第164回通常国会で、ライブドア関連の質問から端を発した政治騒動。

名前を使われた堀江貴文は全く関与していなかったことが後に判明したことで、
質問した永田寿康にちなみ永田メール問題、
永田メール事件、ガセメール問題、偽メール問題、
ライブドア送金メール騒動などと様々な名称で呼ばれた。

当時の「小泉純一郎総理」は会見で、即座に「ガセネタ」と発言し
素人でも判る「事件」であった。

後日、衆議院は永田議員に対する懲罰動議を懲罰委員会に付託し
審査することを民主党も含む全会一致で議決した。

議事録から永田議員の「金で魂を売った」という発言が不適切として
自民党が抗議し、不適切な発言として議事録から削除され
最後は永田議員の自殺という悲惨な結末よなった。

メールは「姿も見えず」「顔も見えず」「声も聞こえない」
伝達方法であることを充分留意して扱う事が大事ですね。

メール全盛時代に、あえて問題提起をしてみました。
【メールは確かな伝達方法ではありません!】










ウソツキ菅政権の消費税と社会保障 安田紘一郎雑記帳

2011-01-23 07:31:20 | Weblog
【ウソツキ菅政権の消費税と社会保障】 

菅第2次改造内閣が発足した。菅直人首相は、首相官邸で記者会見し、
「安心できる社会保障制度のあり方と持続可能な財源について、
国民的な議論を高めたい」と述べ、税と社会保障の一体改革に意欲を示した。

年金制度改革では、民主党が掲げる全額税方式による最低保障年金の
創設にはこだわらない姿勢を示した。

首相は会見で、改革の進め方について「社会保障制度のあり方を考えていく中で、
持続可能な財源のあり方についても議論する」と指摘。

議論は、制度のあり方から財源問題へと二段構えで進める考えを示した。

その上で、2009年衆院選政権公約(マニフェスト)にも
盛り込んだ全額税方式による最低保障年金創設について
「民主党の提案をベースにしながらも、
根源的な改革に向かって他の議論を含めて
議論されることは十分あっていい」と言及。

首相が呼びかけている税と社会保障の超党派協議に
野党を巻き込むため、現行の社会保険方式に歩み寄る姿勢を示した。

さらに、税方式についても
「公約を議論した当時からの人口構成の変化、
今後5年、10年先の変化を考えれば、
そのころの前提がそのままでいいのか考えるのは当然だ」と指摘。

衆院選マニフェストの修正もありうるとの考えを示した。

首相は税と社会保障一体改革について、
自民党時代から財政再建派で知られる
与謝野馨・元たちあがれ日本共同代表を経済財政相に「一本釣り」し、
与謝野氏を中心に議論を進める意向だ。

会見では、与謝野氏起用の狙いについて
「問題の責任者になってもらったことは内閣改造の一つの
大きな性格の表れだ」と期待を込めた。

▽玄葉光一郎国家戦略相は
日本外国特派員協会で講演し、消費税増税について、
「来年3月までに成案を得た上で、景気の動向を見ながら引き上げる。
時期は次の総選挙の後になる」と明言した。

平成21年度税制改正法にのっとり23年度中に税と
社会保障の一体化改革のための法整備を進めるものの、
衆院解散で国民に信を問う必要性を強調した。

増税のための環境整備に関し、玄葉氏は「23年中にデフレから脱却させ、
国民の理解を得るため国会の経費削減も行わなければならない」と指摘。

さらに、「財政再建のためではなく、社会保障の機能を
強化するための税制の抜本改革であるべきだ」と述べた。

▽ 稲田朋美自民党議員は

自民党が討ち死にした平成21年夏の総選挙で
民主党が有権者に訴えたことは、縦割りの官僚主導を排し、
官邸主導で総額207兆円の予算を組み替えて
20兆、40兆の財源を捻出、国民生活の立て直しに必要な
重要政策に優先的に振り分けるというものだった。

子ども手当、高校授業料の無償化、農家への戸別所得補償、
高速道路の無料化など、民主党が集票目的で勝手に主張した、
「ばらまき」政策にかかる経費が、16・8兆円で、
そのための財源を平成25年までに捻出するとしていた。

増税ではなく政治主導で予算を組み替えて財源を生み出して
国民生活を立て直し、責任は政権与党が取るというのが
政権交代の大義であり、
賛同した多くの有権者が民主党に投票したのである。

ところが、今回の組閣に際し、首相は消費税を含む、
社会保障と税の一体改革を強調、社会保障問題について、
「政党間で大きな差があるというよりも共通の認識があると思っている」と述べた。

 民主党は ≪ウソをついて権力を取ったのです≫

その時、民主党は無駄遣いを排すれば
消費税増税は必要ないと言っていた。

「共通の認識」がなかったのは民主党だった。
結局、自民党は真実を語って下野、民主党はウソをついて政権を取った。

そのことを認めて下野することもなく、税制抜本改革に向けて
与野党協議を行いたいとは、開いた口がふさがらないというほかない。

民主党両院議員総会で、
「マニフェストに書いてあることはやらず、マニフェストに
書いていないことをやろうとしている。

マニフェストの全面見直しをするなら国民に信を問うべきだ」との
趣旨の発言をしている議員がテレビに映っていたが、全くその通りだ。

もうどうでも良いから【国民に聞け!!】





菅新内閣への注文と問題点 語録集2部 安田紘一郎雑記張

2011-01-22 05:21:18 | Weblog
菅新内閣への注文と問題点 語録集2部 
安田紘一郎雑記張

16日~

▽ 渡部恒三最高顧問は
TBSテレビの番組収録で、菅直人首相が内閣改造で
与謝野馨経済財政担当相と
江田五月法相を起用したことを酷評した。

 渡部氏は、参院で与党が過半数割れしている状況を
踏まえ「(他党から)参院議員を3人ぐらい連れてくるなら
『菅君はいい人事をした、与謝野君ありがとう』と言うが、
衆院は足りている。

本当に意味のない人事だった」と批判。
与謝野氏が海江田万里経済産業相と衆院東京1区で
ライバル関係にあることにも触れ、
「選挙民はどう判断すればいいのか。間違っている」と断じた。

 与謝野氏自身については
「政権を失った途端に自民党を出て、
今度は民主党(政権)で入閣するなんて卑しい」と指摘。ただ、
「能力は素晴らしい」とも語った。

 参院議長経験者として初めて入閣した江田氏に関しては、
「議長は首相と同格かそれ以上だ。
よくお引き受けいただいたと感心する。
私なら断る」と皮肉った。 

▽ 自民党・逢沢国対委員長は
「残念ながら、与謝野氏は大変な変節漢であるという
共通認識を自公で確認いたしました。
たちあがれ日本をまさに立ち上げられた時の最初の記者会見、
あらためて予算委員会で読み上げたいぐらいですね」と述べた。

▽ 公明党・井上幹事長も
「民主党をただすと言った人が民主党につくのは、
国民は理解できない」と非難し、
これまで民主党の子ども手当や年金の全額税方式などを
批判してきた与謝野氏の主張と、
民主党のマニフェストとの矛盾点を追及することを確認した。

18日
▽ 中曽根 元・総理は
菅総理は「与謝野君を「経済財政担当」にしたことについて
新しい人材を入れたのだから「100%」仕事をやらせれ事が大切だ。

思い切ったことを彼らにやらせなければ改造の意味が無い。
同時に「日本をどんな形の国にするか、甚だ不透明で
不備な状態で政権交代が行われたが、今からでも遅くない、
新しい力で前進させるための改造だったと考え
菅総理は奮起すべきである

▽ 民主党 石井一副代表は
テレビ番組で「昨年は後ろ向きな話しばかりで、
尖閣諸島問題で漁船がぶつかった、とか政治と金だとか
米軍普天間の飛行場移設問題などとか、
そんなどっちでも良い話で、ちぽっけな話で
無駄にしてしまった・・・
※石井さん本当にそうですか?小さい話ですか?

それでも民主党は国や国民のことを考えた
「政党」なのですか??