紘一郎雑記帳
【尖閣衝突事件】漁民ら「安心して操業させて」
《沖縄・宜野湾で日本を守る大集会》
尖閣諸島などの国境周辺海域で、
安心して操業できるよう訴える与那国町漁協の
中島勝治組合長=16日午後、
沖縄県宜野湾市で集会が行われた
中国漁船衝突事件に絡み、尖閣諸島周辺での領海侵犯や
違法操業の再発防止を求める集会が沖縄県宜野湾市であり、
石垣島や与那国島などの自治体の首長や漁民らが
「安心して操業させてほしい」と、
集まった約700人を前に訴えた。
中山義隆石垣市長は「尖閣諸島は市の行政区画だが、
市長でも上陸できない」と説明。
下地敏彦宮古島市長は「尖閣の問題は、
「国の主権が侵されていることを
受け止めて行動しなければならない」と強調した。
国境周辺の海域で操業する与那国町漁協の
中島勝治組合長は「台湾や中国に拿捕されたら、
大丈夫なのか」と疑問を呈した。
「たちあがれ日本」の「平沼赳夫代表」など
国会議員も出席。
平沼代表は政府に対し
「毅然とした態度を示さなければならない」として、
事故状況を撮影したビデオ映像の公開を求めた。
国交省を訪れ、尖閣諸島周辺海域の警備強化を
要請する沖縄県石垣市の中山義隆市長は
沖縄・尖閣諸島周辺での中国漁船衝突事件を受け、
同諸島を行政区域として管轄する沖縄県石垣市の
中山義隆市長と地元市議会関係者ら計27人が、
首相官邸で古川元久官房副長官と会談し、
漁業者の安全確保のため避難港の建設などを要請した。
古川氏からは具体的な回答はなかった。
中山氏は古川氏に
「毅然たる態度をもって適正な措置を講じてもらいたい」と述べ、
海上保安庁による警備強化を要請。
固定資産税課税のため、石垣市による尖閣諸島での
実地調査への協力も求めた。
中山氏は会談後、記者団に「政府には日本の領土、
領海を守るためしかるべき措置をとってもらいたい」と語った。
又、東京でも沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件に関し、
民間団体「頑張れ日本!全国行動委員会」などが
10月16日、東京都港区で中国政府に抗議するデモ行進をした。
警視庁によると約2800人が参加、混乱はなかった。
参加者はプラカードを掲げ「尖閣は日本の領土」などと
訴えながら約2キロを歩いた。
その後、中国大使館前で抗議文を読み上げた。
「中国大使館包囲!尖閣侵略糾弾!国民大行動」と
題した集会も開かれた。
参加した無職、男性(71)=千葉県佐倉市=は
「日本の現状を非常に憂慮している」。
男子大学生(21)=東京都武蔵野市=は
「日本の存亡にかかわるやばい事態だと思って参加した」と話した。
尖閣問題について、様々の動きが出ていることに注視しよう!