紘一郎雑記帳

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2位ではダメでしょうか? 蓮舫議員仕分けの問題点 紘一郎雑記張

2010-10-04 04:49:59 | Weblog
【2位では駄目なんでしょうか?】

《蓮舫議員さん「2位」では駄目なんです》

紘一郎雑記張

次世代スーパーコンプイュウター(スパコン)の
一部が石川県の富士通グループの工場から
「9月28日」初出荷されました。

平成24年秋の稼動時には計算速度で世界トップになる
予定であったが、磐石ではなくなりました。

現在優位に立つ米国勢を中国が追い上げている構図で
日本は遅れを取りつつあるのです。

それは、蓮舫議員の
【2位では駄目なんでしょうか?
世界一になる理由は何かあるのですか?】

の、一声で事実上、予算の凍結の判定をうけ
大幅な遅れが出たが、後で世論におされて予算が
認められた経緯があります。

政治家のパフォーマンスで致命的な国家損出を
生み出す典型的な例として後世に残る大問題に
なる事件でした。

出荷が始まったのは、富士通と独立行政法人の
理化学研究所が共同開発した「スパコン」を構築するサーバーで
神戸市の理研施設内に800台以上を設置してつなぎ
稼動時に「世界トップの性能」を目指しているのです。

計算速度は現在の最速機種の5倍強に」あたる
「1秒間に一京回(1京は1兆の1万倍」の
実現を目標としており、費用は施設なども含め
1千億円程度が見込まれています

次世代スパコンはゲリラ豪雨のように、短時間で変化する
気象状況の予測や最先端となる「半導体材料」や
安価なバイオ燃料の開発幅広い分野での活用が期待されている。

理研では「科学技術や産業の底上げにつながる」といて
興味を持って見ているようです

しかし、5月末に発表された「最新」の
「スパコン性能ランキング」では、日本勢の
影は薄く、「トップ10」の内の「8機種」を
米国勢が占めており、中国勢の躍進も目覚しく
中国のメーカー「曙光」のスパコンが、初登場で「2位」に入り
「7位」にも中国製品が入っているのです。

日本勢は「3月」に「富士通」が「日本原子力研究開発」に
納めた機種の「22位」が最高位で「NEC」が「海洋研究開発機構」に
納めた「地球シュミレーター」の「37位」が
これに続いている程度です。

「スーパーコンピューター」は「ミサイルの軌道解析」など
「軍事的分野」でも不可欠の状況で、中国では「高性能スパコン」
の、開発を「国家戦略」と位置づけて研究に入っている

野村総合研究所の「池澤チーフインダリースペシャルスト」は
日本ではスパコンの必要性が社会的に認知されていない事が
最大の問題であり、「国」や「メーカー」は「開発意識」を
周知する努力が欠かせないと指摘しています。

特に「国」と「政府」にその認識がなく、訳のわからない
「素人政治家」が「声高」に「政治主導」を叫び「官僚」を
使うことが出来ず、「バカ」にされている事にも気づかず
口先だけの「パフォーマンス」に明け暮れて、
いることが問題なのです。

でも、その「議員先生」を選んだのは「私たち」ですよね・・

【今度の選挙は間違わないぞ!】

少し「講演録」が寄り道を致しましたが「次回」から
「竹田 徹氏」の「関西経済復活の条件・第2部・3部」を
投稿いたします。