成長戦略、原発再稼働論!安定供給を優先 第1部
紘一郎雑記長
5日公表された成長戦略の素案では「安全性が確認された原発の活用」との項目が入ったそうです。
安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」を下支えするため、
自民党内ではエネルギーの安定供給を優先する意見が台頭。
原発再稼働に前向きな首相の意向や、地域経済の冷え込みを懸念する
立地自治体の声も強まり、原発再稼働を目指す党内の動きが
加速しているようです。
「原子力規制委員会から次から次に要求が出てくるが、
科学的に必要かどうかも議連で議論が必要だ」
自民党本部で5日開かれた電力安定供給推進議員連盟の会合で、
会長の細田博之幹事長代行は規制委への不満をにじませたそうです。
議連は5月14日発足でメンバーは約90人。
島根1区選出の細田氏や、青森3区選出の大島理森前副総裁ら原発立地県のベテラン議員が名を連ね、再稼働を推し進める中核組織のようです。
自民党参院選公約の原案で、原発政策は衆院選公約を踏まえつつ、
「国が責任を持って再稼働を行う」と前のめりの姿勢を強めているようです。
党電力安定供給推進議連の幹部は成長戦略素案について「原発再稼働への言及が少ない。
もう少ししっかり位置付けてもらわないと困る」と表明したそうです。
党政調を通じ、政府への働きかけを強める意向を示したようです。
続く