日本の歴史誤報道は中国の歴史
紘一郎雑記張
櫻井よしこ氏
『日本の歴史的蛮行』は中国自身の伝統的行動であることを世界に発信せよ
日本をファシスト国家と決めつけ歴史問題で攻勢をかける。
日本の最善の対処は中国の歴史を古代から現代に至るまでしっかりたどり、
中国が直接間接に糾弾する「日本の歴史的蛮行」の数々が中国自身の
伝統的行動に他ならないことを世界に発信することだ。慰安婦問題に関して
国際社会が日本非難の土台としている文書のひとつに、
国連人権委員会特別報告者のクマラスワミ氏の報告書があるようです。
くぎの板による無残な罰は、五代十国時代の軍使、薛文傑が考え出した
刑罰から始まっていた。罪人をくぎの突き出た狭い箱に入れて揺らして
死にいたらしめる刑である。また人肉食、罪人も幼子も殺して食べる事例は
数限りなくといえるほど、資治通鑑に記されているそうです。
国の帝が考案した罰で、「水獄」と呼ばれていた。慰安婦問題で
日本批判の戦略戦術を立てているのは、実は、中国なのである。
一方で、中国の実態は、現在習近平主席が挑戦する想像を絶する
不正蓄財も、実は何千年来の中国の悪しき伝統であることが、
資治通鑑によって明らかであるようです。
クマラスワミ氏が報告した人間らしからぬ悪魔的所業は日本人の行為ではなく、
中国人の伝統的手法だと、国際社会に証明するにはここに引用した
資治通鑑をはじめ、中国の歴史書を忠実に英訳し、世界に紹介していくのがよい。
敵を知り、その実態を広く知らせることが、私たちが直面させられている
歴史戦に対処する基本である。
そもそも戦後生まれのスリランカ人女性のクマラスワミが、たった10日程度
日本と韓国に滞在して調べたからといって何がわかるのかということ。
福島瑞穂弁護士などからあることないこと吹き込まれ、
韓国では元「慰安婦」と称する(偽者も含まれている)人達の証言なる
矛盾だらけの話を聞き、それを額面どおり受け取ってしまうから
“何をか云わんや”である。
さらに北朝鮮から嘘八百を書き連ねた文書を受け取り、それも疑いもせず
頭から信用しているところに、クマラスワミの度し難い愚劣さがあるといえます。
鄭玉順の語った薛文傑の考案した処刑方法や、南漢の「水獄刑」などでさえ、
日本流のやり方だと思っていたわけだから、無知というより愚鈍というしかない。
こんな人が1990年代半ばの「国連人権委員会」(現在は「人権理事会」)で
幅を利かせていたということ自体、「国連」の信用に関わる大問題だとして
問題提起すべきかも知れません