紘一郎雑記帳

多くの講師の講演から面白い情報をお届け癒します。

続編ニューヨーク大菩薩禅堂・講演会より第2回 紘一郎雑帳

2010-02-23 06:19:46 | Weblog
島野栄道師 【ニューヨーク大菩薩禅堂・金剛寺住職】

46年前「5ドル」と「仏像1体」で二ユーヨークへ
50年間にわたりアメリカ・ヨーロッパに
ZEN(禅)を広めている国際的文化人

島野老師談 《昨日に続いての第2部です。》

本当にその頃のアメリカは凄い国であらゆる所に
世界の珍しいものが沢山ありました

サンフランシスコでの事です。
ユニオンスケアの一角に大きな「古道具屋」がありまして、
そこで物凄くデカイ釣鐘を見つけました。

店主に尋ねますと「バスタブに使うのか」と言いました
「五右衛門風呂」と間違えたのです(笑)

よく見ていると「弘治元年・大徳寺」と書いてありました。
身体が震えてくるのがわかりました。

「弘治元年」は西暦で1555年ですね、
織田信長が本能寺で亡くなったのが1582年でその葬式が
2度行われましたがその1度が「大徳寺」でした。

つまり、この鐘は信長の葬式を知っている鐘なのです。
この鐘がどうしても欲しくなりました。

欲しいと思うのと同時に「他」に渡したくなかったのです。
値打ちの判らない人や場所に売られて行って、
それこそ植木鉢代わりに使われたり訳のわからない使い方を
されることが嫌だったのです。

価格が当時の私にとっては大変な負担になる額でしたが
欲しい「鐘」はあるけれども「金」が無かったのです。(笑)

1966年の話です、店主に話をしました。由緒ある「鐘」であり、
どうしても欲しいので、少しだけ払い残りは後から払うので
送って下さい、と頼み込みました。

今では考えられませんが「手持ちの内金」だけ払っただけで
「鐘」を送ってきました。
私は飛行機で帰り、「鐘」は列車で来ました。

皆に集合をかけました。
「スペシャルミーティング」をすると伝えました。
アメリカ人は「スペシャル」に弱いのですね。(笑)

皆に事情を話し致しました。
そして、まず私が「鐘」をつきました。
「グォーン」の音に皆びっくりして歓声や奇声をあげました。
ひとりひとりに「鐘」をつかせましたが、なかなか上手く行きません。
アメリカ人は「力まかせ」につくからです。

何度かつくうちに上手になってきましたが、
素晴らしい「鐘の音」にもびっくりした様です。

なにせ、多くの「鐘職人」が耳を悪くしたといわれる「音」なのです。
皆「感動」していました。

全員に「鐘」をつかせた後、「お金」の話を切り出しました。
「力」を貸して欲しいと依頼したのです。

アメリカ人の良いところですね、
即座に「足らない金額」より「かなり多い金額」が集まりました。

すぐにお礼状と共に借りていたお金を送りました。

不思議な事ですね、その「鐘の音」のお陰で私の人生を変えて頂いた
「カールソン夫妻」と知り合ったのです。
ゼロックスのコピー機発明者の「チェスター・カールソン」です。

始めは、電話があり「カールソン」といいますが
「家内と2人そちらに行くので”座禅”を教えて下さい」
との事だったのです。

「座禅」を始めた「カールソン」は言いました
【貴方は遠く日本から来てアメリカ人に「座禅」を
教えてくれているのにアメリカ人は貴方になにもしていない。
アメリカ人はケチでズルイ人種なのです】

【貴方が大変な苦労をされている事を、皆はよく知らないと思う
 誰かが貴方の”力”にならなければ「アメリカ人」の恥になる。
 私が応援致しましょう、小さなお寺でも建てましょう】

私には何も断る理由はなく「イエス、プリーズ」と言いました(笑)

今思うと「カールソン」が「アメリカ人はケチでズルイ」と
言った背景には「カールソン」自身が「スエーデン」からの  
移民だったせいでしょう。

「カールソン」は若い頃「新聞配達」をしたりして、
大変な苦労をしたようで、アメリカ人の長短をよく知っているのです。

彼は【今、アメリカ人に必要なのは”座禅”の心です】と断言しました。

私は「感動」しました、物凄く感動しました。お金の額ではありません。
良くぞそこまで見て、よくぞそこまで言ってくれたことに感動したのです。

「カールソン」に戴いたお金で「ニューヨク67丁目」に「正法寺」を建立しました。
そして改築をして「1968年・9月15日」にお披露目のセレモニーを行い
「カールソンご夫妻」も列席されました。

それを見届けるように、そして4日後「カールソン」は
心臓発作で亡くなりました。
「マイ・ミッションイズオーバー」ですね。

皆さん生きているという事はまだ「ミッション」がある事なのです。
「神様」なり「仏様」なり「天」が生かしてくれているのです。

「カールソン」の死後大変な仕事を戴いたのです。
それは「ミセス」より「遺産」を全て任せるので
「カールソン」の遺志を継いで「何か人の為になることに使ってくれ」
と、言われたのです。

私には無理と何度もお断りしたのですが、
貴方以外にいないと口説かれて最後には引き受けたのです。

そこで相談したのが「ビル・ジョンストン」という人です。
この「ビル」も私の大変お世話になった一人のアメリカ人です。

そして「ビル・ジョンストン」は言いました。
【「貴方が、今後、楽な生活をおくりたいのなら何もするな」
「意義の有る人生をおくりたいのなら、何かをしなさい、
私も手伝います」】 と相談に乗ってくれたのです。

皆さんここが大切なんです、 誰でも楽な生活が良いと思っていますよ。
【意義の有る人生をおくりなさい!】の進言が決心させました

私は「ビル」の進言をいれて、「大菩薩禅堂」を建てたのです。
その後の「人の為」になることをすることです。
「ビル」の「自分の思いを言葉」にする事の大切さを学んだのです。

【イチローと野村克也監督は凄い!!】

少し話が飛びますが日本人は、自分の思いや願いを
言葉にする事が苦手で、下手なんです。

でも最近の日本人で「2人だけ」それが出来る人を見つけました。
マリナーズの「イチロー」と楽天の監督をしていた「野村克也氏」です。

イチローのインタビューはアメリカでも聞くことがあり
「野村さん」の話はアメリカにいても、マスコミを通して伝わり
どちらからも、いつ聞いても言葉の凄さを感じています。

この「お2人」はご自分たちの言葉を持っていますね、だから
この人たちが「一言」話すと「ズーン」と心に来るのです。

この「お2人」は凄いですよ、野球人としても素晴らしい選手でしたが
人間としても素晴らしい人たちです。

お世話になったアメリカ人の「カールソン」も「ジョンストン」も
同じように自分の言葉を持っていましたね。

良い意味で「人の心を刺す」言葉を持っているのですが、
それは考え方、哲学、方向性が基本にあるからなのです。

先ほどもふれましたが「人の縁」は恐ろしいですよ。
「カールソン」との出逢い、そして悲しい別れ、
すると入れ替わるように「ジョンストン」との出逢いです。

「禅の修業」は一人でも出来るのですが、自力である程度まで行きますが、
ある程度まで進むと行き詰ることも出てきます。

そのまま終わることもあるでしょうが、それは少しだけと思います。
必ず何かが起こります、人との出逢いであったり、
物とのであいであったり、知識であったり、色々あると思いますが
その時、自分はどう決断するのかが、大切なのです。 
  

「1963年」に尊敬申し上げる「安谷老師」と共に
仏教の故郷インドのブダガヤに行きました。

「安谷老師」はその時「77歳」でした。
誰でも仏教徒はそこに行くと大変な感動を覚えるのですが
「安谷老師」は憚ることなく「大号泣」されたのです。
物凄い声で、感極まって「もう死んでも良い」と言われていました。

私はその時は、まだ「号泣」するまでにはなってなかったのです。
それからは「7回」インドに参りました。

その帰りに立ち寄った「タイ」の空港で「JFK・ケネディ」の
暗殺のニュースを聞いたことを思い出します。

あれから「47年」時の経つ速さを感じており、
「アメリカも変わり」「日本も変わり」「世界も変わりつつ」あります。

現在、ニューヨク大菩薩禅堂では、お釈迦様の時代からの伝統を守り
春と秋の修行期間を設け、その間に「年6回」の大接心を行っております。
そして今の冬の間でも「雪のニューヨーク」で15・6人の人が修行をしております。

今年は「山門」を建てる計画も御座います。

短期滞在者の受け入れもしておりますので
是非ニューヨークにお越しの際はお立ち寄り下さいませ。

ご清聴有難う御座いました。又、お会いしましょう!


安田紘一郎雑記帳

老師のお話を拝聴し、「混迷の時代」」
「先が見えない日本」「物が溢れている時代」
「生きる意義の見出せない時代」
「生命の尊厳の自覚の無い時代」
 
こんな時代にこそ「身も心も捧げ」純粋に座禅をする
素晴らしさを何度もお話をされた中で
私は考えていかなければいけない事の
多さに自分自身驚いています。







ニューヨーク大菩薩禅堂・島野栄道老師講演会より 紘一郎雑帳

2010-02-22 04:57:51 | Weblog
島野栄道老師講演会【語り盡す(つくす)”山雲海月”の情】

島野栄道師 「ニューヨーク大菩薩禅堂・金剛寺住職」

46年前「5ドル」と「仏像1体」で二ユーヨークへ
50年間にわたりアメリカ・ヨーロッパに
ZEN(禅)を広めている国際的文化人


島野師法話 第1部 《第1部・第2部に別けて投稿致します》

今日の演題の「語り盡す・・」の「話」という字は普通は
「かたる」とは読まないのですが、今日の話の流れから
「かたり」と読んで演題を戴きました。

アメリカに渡りましてから「50年」になりますが、
多くの皆様に助けられ、又今日の様に日本に時々帰りますと
「お帰りなさい」と声をかけて戴き、本当に有難く
ここでお礼を申し上げる次第です。

「心の時代」といわれてから随分経ちますが、
そんな「心の時代」になっていない様に思えます。

私は21世紀は「東洋の時代」と思っております。
世界の人口の半分は「東洋人」でありマジョリティですが
白人が一番少なくてマイノリティなのですが
今の時点ではまだ白人の時代が続いていますが
昨年「オバマ大統領」が誕生してから少し様子が
変化している様に感じております。

白人でない「大統領」というだけではなく
「流れ」が変わってきている感じですね。

今の日本は閉塞状態でありますが、
少し歴史を振り返ってみますと、
昔、欧州に「中世時代」が有りましたが、
その時代は「暗黒時代」といわれています
「ダークエイジ時代」ですね。

ローマ帝国が滅亡したのが「5世紀」でしたが、
その後「1,000年」その時代が存在しました。
「1,000年」といえば「源氏物語」が書かれてから
今の時代までの永い期間ですね。

その「欧州」の「1000年」の間は、
今の言葉でいえば「鬱(ウツ)」の時代ですね
「社会的ウツ」「経済的ウツ」「心理的ウツ」の時代だったのです。

人々は「ずーと永い」1,000年の間、
この「全てのウツ状態」に、苦しんでいたのですが、
それを打破したのが「ルネッサンス」です。
大体「14世紀から15世紀」にかけての事です。

この話をなぜ申し上げるのかといいますと
「西洋」でも永く「ウツ」の時代が続いたあと
「ルネッサンス」つまり「再生」が起こり
その後「産業革命」へと進んでいったのですね。

今の日本と似ていませんか?

1945年、昭和20年ですね、8月6日に廣島に原爆が落ち、
9日に長崎に原爆が落ちました。
世界で2発しか落ちていない原爆がこの日本に落ちたのです。

そして「8月15日」天皇陛下の玉音放送があり終戦となりました。
日本人がいっせいに終戦を受け入れました。

マッカーサーが大変驚いたそうです。
「他国」ではありえないことが、
この日本で起こった。驚嘆したそうです。 

そして9月に正式に調印しました。厚木にマッカーサーが来ました
9月27日に天皇陛下がマッカーサーとお会いになられましたが
その時の写真をみて、皆様も記憶にあると思いますが、
私は「終戦」ではなく「敗戦」と子供心ながら感じたものでした。

人間宣言された「昭和天皇」は翌年からまだ返還されていなかった
「沖縄県」以外の全国の「都道府県」を行幸されましたが
私にはこのお姿が巡礼に思えたのです。

この「天皇」の「お姿」にどれほど多くの「日本人」が
「勇気づけられ」「感動」し「喜び」あの戦後の
混乱と貧困から立ち上がる基となったのです。

そしてその時の日本と日本人には活力がありました。
その「活力」が今の日本に欠けているのではないでしょうか。

さて「語り盡す”山雲海月”の情」ですが、
思えば「アメリカ」に行きましてから半世紀が経ちました。

多くの皆様に支えて頂いたことは冒頭にもお話しましたが
今からお話しすることは自慢話ではなく、
今の日本人、特に目標を見失った若者にお判り頂きたい事で
本当にこの世の中にそんな事があるのかと思われることです。

皆様から良く聞かれる質問の中に2つがあります
なぜ、お坊さんになったのですか
なぜ、アメリカに行ったのですか

本当に本当に言うと「わからない」のです、いまだに「わからな」し
これからも「わからない」でしょう。

しかし、いえる事は私の尊敬する「中川宋淵老師」はじめ
多くの方々が常に念じていた事がありました。

日本の「仏教」に活力を与える為になにをすべきかを
夢という形で語られたり、祈りという形で語った方も
あるいは「念じて」いた先輩の先生方もありました。

その先生方の思いを私も引き継いで行こうと考えたからです。
「夢」や「祈り」のお手伝いをさせて頂いているのです。

従って、私は「人生に悔いなし」で私はお坊さんになって良かった
そしてアメリカに行って良かったと心から思っています。

今も若い雲水さん達と毎朝4時に起きて「座禅を」し
「お経を読み」これからもこの生活を続けて行く事でしょう

私は初めは「ハワイ」に行きました。4年間いました。
色々なことがありました。

1964年12月31日にニューヨークに渡りました
ニューライフを求めてニューイヤーにニューヨークに行ったのです(笑)

寺もありません、檀家もありません、借金して借りたアパートに住み
暖かいハワイから冬のニューヨークです。寒かったです。

あの当時のアメリカを活気がありましたね。

外に出て座禅をしていると好奇心旺盛な「ニューヨーカー」が
集まってきて興味津々質問をしてきます。

座禅は「足が痛くないか?」初めは痛いというと
「ヤメタ」といつて去っていきます。

「金は儲かるのか?」儲からないというと
「なぜ儲からないのに座禅」するのか?
こんなやり取りの毎日でした。

そこで考えました「借りたアパート」で「座禅」は出来ることでした。
禅宗坊主なのですから「座禅」が出来るのです。
「行」さえ続けていればきっと何かが起きると信じていました。

でも貧しくて本当に「水」しか口に入らない日もありました。

余談になりますが「足らないことの幸せ」は
「足りる不幸」に勝るのですね
今の日本には必要でしよう。

思い直して「座禅」を始めました「興味」のある人に
アパートの住所の入った名刺をわたすと「一人二人」と
座禅にきましたが殆どがすぐ帰っていきました。
随分多くの人が来て去っていきました。

しかし100人位の中で一人か二人程度ですが「リピーター」が
出来まして仏教でいう「山河」になりました。
仏教徒のかたまりですね、小さなかたまりでした。

来た人の多くはキリスト教のドロップアウトの人で
「何をしたら良いのか」迷っている状態の人です。 

座禅になると「足が痛い・足が痛い」と言うのです。
そんな人に話しました、「痛いから」良いのです。
「楽」をしたら何も残らないが「痛い、苦しんだ」
辛い分だけ「充実」した人生が過ごせると説きました。

2人、3人と人数が増えてきました。
何も無いところからの出発でしたが
少しでも痛くない方法を考えて、皆で「座布団」を作りました。
私も一緒に作りましたがアメリカ人は不器用でしたね。

その座布団の上に座らせると「落ち着きますね」というのです。
【それは違うよ、痛いから落ち着くのだよ、
痛いけれど落ち着くのではなく、痛いから落ち着くのだ】

よく話をしたものです。

その頃のニューヨークは良い町でしたね、何でもありました。
面白い物が沢山ありました。買えなくても楽しい町でした。

そんなある時ニューヨークの街中で素晴らしい「観音様」を
見つけました。見るだけでも惚れ惚れとする「観音様」でした。
日本ではありません、アメリカで見つけたのです。

店主に「いくらか?」と聞きましたら「1000ドル」と言って来ました。
その頃の「1000ドル」は大金でした、特に私には大金でした。
仕方なく無理を頼んで「月賦」で買いました。

ある時「ボストン ミュージアム」の主任がきて「素晴らしい物ですね」と
言って「これは室町時代の物ですよ」と教えてくれました。
「いくらで買いましたか?」と聞かれたので「1000ドル」と答えると
「良い買い物をされましたね」びっくりしていました。
「まだ月賦が残っていますが」といって笑ったものでした。

一人の娘が日本からお参りにきて「観音様」の前で泣き始めたのです。
それから、その娘は毎年「ニューヨーク」に来てお参りに来ました。
そして永い間「観音様」の前で泣いていました。
その娘の前世か前々世に深い関係があったのでしょうね。

この後のお話は「第2部」として明日投稿致します。



紘一郎雑記帳

アメリカに渡った当初のご苦労を「島野老師」は
「お釈迦様の初めのご苦労に比べれば、なんでもない」と
言われます。

日本書記による日本に始めて仏教を伝えた百済・聖明王の使者や
日本に始めてキリスト今日を布教に来た宣教師「ザビエル」
皆様も同じような苦労があった事でしょうが
それぞれ「大きな夢」も併せてお持ちになっていたのですね。


















陰陽道・安倍晴明講演会・福井榮一氏より2部 紘一郎雑記帳

2010-02-19 05:19:14 | Weblog
福井栄一氏講演録より
[上方文化評論家」

陰陽道・安倍晴明講演・第2部
《1月21日投稿分の続きです》

陰陽道の2本柱の「陰陽説」「五行説」について
基本原理を説明してきましたが、ここからは
2大原理の統合の話をします。

陰陽説によると万物には陰と陽の両面があります。
それは五行(木・火・土・金・水)のそれぞれにも
陰と陽があるはずです。

陽を(え)陰を(と)と読むと”木”が、陽の状態なら
「きのえ」陰の状態なら「きのと」となる。
同様に”火”ならば「ひのえ」「ひのと」となり
最後の”水”の「みずのえ」「みずのと」となり
合計で”十語”が得られる。

そして、この語に漢字を一文字づつあてると
「甲乙丙丁戊巳庚辛壬癸」で「十干」と呼ぶ。

陰陽説と五行説の統合の結果「十干」が生まれた。

ただ十個の漢字で、森羅万象を表現することは
難しいので援軍を呼ぶことにした。
分かり易い漢字と身近な生き物達を動員して
12匹の動物を象徴する漢字軍が出来ました。

それが”12支”で「子丑寅卯辰巳午未申酉戊亥」である。

「十干」「十二支」で試しに”年”を記述すればどうなるか
例えば1年を1文字で表現すると10+12で合計22年で
一人の人生にすると短すぎ、「十支・十二支」で2文字熟語にして
当てはめると120年になり昔の人の人生には長すぎる。

そこで考えられたのが、併せて「二十二支」の半分6文字だけを
結びつけ「60年分の」年の名前を用意した。
「60歳」を超えて長生きしたら暦が一巡し、
数え始めた年に還る年齢「還暦」となるのである。

そしてその呼び方は多く活用されている。

日本史では「1868年」の「旧幕府軍」と「新政府軍」との戦争は
その年が「戊辰」の年であつたので「戊辰戦争」と呼ばれている。

もう少し遡って「672年」の「大友皇子」と「大海人皇子」の
間の皇位争奪の戦いは「壬申」の年に行われた政治革命で
あったので「壬申の乱」と名づけられている。

中国史でも「1911年」の「清朝」が倒れて「中華民国」が
建国されたのは「辛亥」の年であり「辛亥革命」といわれている。

現代社会の中で規定する陰陽道の例を少し挙げてみよう。

十二支を時計の文字盤の様に円形に配置してみると
陰陽道はこのシンプルな図で森羅万象を説明している。

例えば、方角は「北が子・南が午」にあたるので
南北を「子午線」と呼びますね。

時間の観念をあてはめてみると
「東が春・南が夏・西が秋・北が冬」を表す。

色彩で見てみるそれぞれのシンボルカラーが
「東が春・南は赤・西は白・北は黒」で「中央は黄色」で
この5色を陰陽道では「五色」と呼んで重要視している。

因みに京都の「五色豆」はこれを踏まえている。

その京都の町も「平安京」の立地には陰陽道の思想に基づいている
東西南北の四方を4匹の神獣「青龍・白虎・朱雀・玄武」が
守護する土地こそ理想郷とされたのです。

「東の青龍」は龍のように伸びる東山連邦や鴨川になり
「西の白虎」は千里を走る山陽道にあたり
「南の朱雀」は流れを受け止める地形で、昔の「巨椋池」
「北の玄武」は亀の甲羅のような船岡山あたりが該当する

こうして平安京(京都)は陰陽道の考えに沿って遷都され
その甲斐あって1000年以上も都として存続したのである。

現在の日本の歴史の教科書には大変な偏りがある。
「政治経済史偏重教育」で「文化史」や「生活史」に冷淡である

珍しく、文化や芸術の言及があったとしても、大半が
仏教の思想、美術の紹介に終始しており、庶民が日々
何を食べ、どんな服装をし、何を信じ、何を恐れて
いたなどの、生々しい人間像が見えてこないのである。

それは陰陽道という「第3の目」の欠如にあります。

仏教や神道の知見だけで、日本の精神史や文化史を
論じることには、そもそも無理があります。

仏教や神道の知識だけでは「雛人形」の飾り方の
由来ひとつ満足に説明できません。

平安京の立地条件についても然りでこの「第3の目」を
持たないことには「日本文化」は語れないのです。

陰陽道は怪しげな「なじない」ではありません。
ヒューマンスケールをこえた大きな秩序や、
宇宙の摂理を解明し、それと矛盾しない生き方を
示唆する思想体系であります。

最近の「環境共生思想」「エコの思想」とも見事に通底する
陰陽道の現代性はそこにあります。

我々が、21世紀に陰陽道を学ぶ意義は大きいと思います。


安田紘一郎雑記帳

好奇心旺盛な若者や学生達が、教師から「壬申」とか「戊辰」とか
聴かされるたびに「その由来や語源」に疑問をもって質問しても
殆どの場合、教える方の側に答えられない事が多いようだ。

教える方に、教師に陰陽道の知識が無いからであろう。

ある学校で生徒の質問にたいして、教師が答えられず
「そんな事は受験には関係ないから気にするな!
 今は事件のあった西暦年を丸暗記しなさい!」と
不届きな教えをする人もあるようです。

若者の貴重な好奇心の芽を摘む「受験一筋」の
教育方法こそ今の日本の課題ではないでしょうか!

【次回は帰朝講演をされた
「ニューヨーク大菩薩禅堂・島野老師の法話」より
「第1部・2部」に分けて投稿致します。】



銀行は怖くない!講演会より 安田紘一郎雑記帳

2010-02-15 05:04:42 | Weblog
【やっぱり銀行は怖くない!】

ー銀行との上手い付き合い方ー

講師・匿名氏(元・銀行貸付責任者)】

6年前まで銀行に勤めておりましたが、
何か釈然としない銀行の仕事の毎日でした。

皆様は各業種・業界のプロとして活動されていますが
金融・銀行については素人ですね。

このプロと素人の取引で素人の企業さんが
圧倒的に不利な状況で進んでいる事と共に
貸付担当になってからは昨日までのお客様に
或る日突然、強引に取りたてに行く事の矛盾に悩み
退職して懺悔の心算で現在お客目線での
銀行取引の有り様についてこの様なセミナーをしております。

まず金融円滑化法についてお話しましよう。

この法案の内容はもし経営が苦しい時は
「3年間元金返済据え置き、場合によっては利息も据え置き」が
出来るという法案ですです。
昨年の12月4日に施行されました。

問題は多くの中小企業が「この制度」を
使えないと言うことです。

よくこの法案の中身を見てください、この制度は
【公的金融(日本公庫・商工中金・信用保証協会)を
現在利用されていない中小企業者の方々が対象です】
となっています。

どうですか、「金融円滑化法」を利用しようとする企業が
この公的機関を利用していないケースは少ないと思いますので
大半の企業がこの新制度を利用出来ない事になります。
対象企業が少ないことは皆、知っていました。

あの法案は「亀井大臣」の顔を立てる為の
単なる「演出」なのです。

又、今日ご参加の皆様の企業の様に優良企業が、
  たまたまの不振で、この制度の利用を考えて
  この制度を申込みますと、銀行での貴社のランクは
  一気に下がり、後々融資を受ける際に邪魔となります。
 
 この制度は金融機関は「借りての気持ちになって借りての立場」
 で親身になって取引をしなさい、とされています。

 又、企業から相談があれば、各金融機関と連携をとって
 情報を共有して企業の為に尽くしなさい、とあります。

 申込時点で「貴社の情報」は「各金融機関」の共通の
 情報となる怖い制度です。

 しかしこれは企業にとっては大問題です。
 丸裸にされてしまうのです。

次に、企業の経営が苦しくなって相談された時には、
中小企業は再生の「ノウハウ」が無いので、外部の「ノウハウ」を
活用するように指導する事としてあります。

銀行は企業にコンサルタントを送り込めるのです。
企業は銀行の斡旋なので断るわけにもいかず受け入れます。

そこでコンサル料に支払いが生じるのですが銀行にとっては
新しい「ニュービジネス」の誕生です。
しかも堂々と出来るのです。

コンサルに内容を精査させ、悪ければ取引を中止し、
良ければ貸し付ける、基準が出来ます。
銀行にとっては美味しいですね。

今までも銀行は遠慮がちに内容の判らない会社に
コンサルを紹介して、上前をとり、
取引を検討する、材料にしていましたが
この法案でそれがこれからは、大胆に出来るのです。

企業にとっては有り難た迷惑な話で何のメリットもありません

法律の内容には「銀行の営業マン」が懸命に良心的に
企業の面倒をみているかを精査し、それを人事考課に
反映することも考慮し企業を助けろ!として
企業の見方になれとありますが銀行は貸しません

なぜなら、この制度には金融機関は借り手の為に頑張りましよう、
と書いていますが、なんの制約も罰則もないからです。

企業としてどう対応するかが問題です。
皆様が困った時何処に相談されますか?

「主力銀行」ですか? 違います、
銀行は皆様の「味方」ではありません。
皆様の企業は銀行からみたら「儲け先」なのです。
そのために「味方顔」しますが、それは商売の為です。

私も銀行員時代、お客様から相談をうけましたが
大変困るのです。 聞いた以上は上役に報告の義務が生じます。

この企業は今苦しそうだなと判っていても、
耳に入らなければ報告はしなくても良いのです。

次に相談するのは大抵税理士の先生が多いですね。
税理士さんも税理は出来ても、
皆様が金融に詳しくは無いですね

弁護士先生はダメですね。何か起きて儲かる仕事だから、
潰そうとするからです。
我々は葬儀屋と呼んでいます。
金融は金融のプロに相談してください。

条件変更はしっかり考えて「タイミング」を見て行うことです。
申請し条件変更をするとその時点で融資は一切ストップします。
不良債権先に登録されるのです。調達が出来ません。

調達できなくても自社は生きていけます、
の体制作りが必要です。

では、困った時にではどうすれば良いのか
倒産しない方法を考えましょう。

まず、支払手形を切らないことです。
不渡りを出さないことは支手を無くす事。

次は「経常利益」が出ることが良いのですが
最悪でも「営業利益」は黒字にしておきましょう。

でも一番大切な事は社長の”やる気”です。
これがあれば借金を返さなくても倒産はしませんね。

日頃から気をつけてお金を蓄えておくこと。
最低限、1ケ月分の売り上げが必要、
出来れば1ケ月の売り上げプラス3ケ月分の返済分が理想です。
健康な間に準備しておきましょう。

これがあれば融資を受けなくても大丈夫です。

この法案が借り手にとって良いところは
「金融マニュアル」が銀行に出来て、今までは条件変更の際
「金利アップ」「担保・保証人の追加」「手数料」などを
銀行が借り手に求めていたのが一切ダメになりました。

特にメガバンクは本気ですが信金、地銀はまだ統一感はありません。

逆に貸せば条件変更をするので段々貸し渋りの
傾向は強くなっています。これが現状です。

「借りる銀行」と「預ける銀行」を
区別して付き合うことも大事です。

一緒にすると「売り上げなど」を根こそぎ
持っていきますので必ず別けてください。

引き落とし、保険代支払い、配当金に自動受け取りなどの
口座も別けるべきでしょう。

定期預金も別けましょう、借りてる銀行の定期預金は
自分の物ではありません。銀行の物で自由にならないにです。

銀行員は定期は「いつでも出せます」といいますが、
他の銀行のものでも抑えます。決算書で判りますから。

余裕があれば「定期」にせずに「流動性」の物にしておいてください。
自由に動かせるように。

決算書は税務署様のものは詳しすぎて不利です。
銀行提出用のものは「科目明細」はなるべく
まとめて詳細は教えないこと。
二重帳簿にはなりません。

借り入れ先の金融機関名に注意しましょう。
例えば、日本振興銀行、東京スター銀行などは銀行ではありません。
この名前があると明日から取引は無くなる恐れがあります。

この銀行の借り入れはなどは「その他の借り入れ先」で
まとめておくのが良いでしょう。

「1行」取引の企業も多く有りますが、その場合にをつけることは
銀行の谷町にならずに、パトロンになることです。
思い切って利用し銀行も逃げられないようにしたら良いです。

銀行が貸しやすい体制を作るべきでしょう
大事なことは「5ヶ年計画書」を作ることです。
金融庁もこれがあれば正常先の目安になると見ています。

「利益」が「総借り入れ」の「十分の一」になるように
計画してください。

そして担当者に自社の自慢をしまくって下さい。
担当者が上司の報告がしやすいように仕向けてください。

要するに「銀行」が「貴社」に貸しやすい
環境、情報を教えることです。
紙に書いて担当に渡してください、
銀行内の会社別のファイルに入ります。

すると移動で担当が替わっても情報があり
すぐ融資できる体制が出来ていますね
企業の方から借り易い状況を演出してください。

続きは次回投稿致します。


安田紘一郎雑記帳

鳴り物入りの「金融円滑化法案」も実態を知ると「なるほど」と
納得することもあります。

あまり「この制度」を活用している企業の方に
お目にかからないのです。

会員様の情報を総合しますと予想以上に実態経済は悪く、
もう限界点のように感じます。

どちらにしても、一日でも早い景気回復が望まれ、
政府の迅速な対策対応に期待する物です。
















そこまでやって委員会・日本再生論第4回・紘一郎雑記張

2010-02-11 06:10:25 | Weblog
そこまでやって委員会・日本再生論 第4回

委員会メンバー「花田紀凱氏・天下の暴論」より投稿

花田氏

ある会合で「大吟醸を楽しむ会と講演会」があり
参加した。 
全国の「大吟醸」が集められた。
「あぶくま大吟醸」「雪小町大吟醸」「土佐鶴大吟醸」
など、何れ劣らぬ「銘酒」で会場はふくよかな香りが漂っていた。

この会は毎月行われていて、今までの講師の方々は
キャノン電子の「酒巻社長」作家の「大下栄治氏」
「小野田寛郎氏」など多士済々であったが
今回の講師は「田母神俊雄氏」であった。

いつものように田母神氏は
「日本はいい国だと書いたら首になった田母神です」から
始まり歴史認識の問題・日本の防衛問題・世界情勢などを
講演され「田母神節」炸裂し、ジュークもさえていた。

「鳩山総理」は「小沢」がついているから「小鳩」になったが
政治資金問題では自分も小沢の大問題で「黒い鳩」と言われているが
私からみたら鳩山は「野党時代」には「秘書」が問題をおこしたら
「自分もバッチ」を外すと明言したのに、知らぬ顔をしており
「マニフェスト」に書い「暫定税率」さえ実行ぜず「鳥」の仲間でも
「鳩」ではなく「サギ」ではないかと思う。

中国には「鴨(カモ)にされ、アメリカには
「臆病鳥(チキン)」といわれています。

しかし、私にいわせりゃ「アホウ鳥」だと言ったら、ある人が
いやあの人は「日本の癌(ガン)」だと言っていました。
「爆笑」

講演を聴いたダジャレ好きな人の集まりで、民主党が
自民党に激しく追及されると逃げ口上みたいに
それは前政権の「自公政権」のツケを我々が払っており
あなた方に言われたくない!と言っていますが
それは「自公の責任」ではなく「自己責任」でしよう。」
大いに盛り上がった会であった。

紘一郎雑記帖

関西の人気テレビ番組「そこまで言って委員会」の
劇場版で「そこまでやって委員会」に参加し
「勝谷・金・西村・筆阪」4氏のトークや講演を
お聞きして、又会場も一体となった懇親会でした。

「中国問題」「金権問題」「政権交代問題」「外国人参政権問題」
など今関心の多い時事問題についての会合であったが
小生としては「金権問題」が一番気になる事である

この「鳩山不況」の中すぐにでも議論すべき問題は
「山積み]ですので、早く正常な国会に戻して欲しいのですが、
この金権問題が有る間、次の展開に進めないそんな気がするからです。

金権問題よりも、もっと生活に大切な「景気・外交・福祉」問題が
議論されないので困るという意見もあるし小生もそう思う事もある。

反面、この政権が何をしても自分たちが「徳」する事しか
考えていないので、なにもして欲しくなく、
早く次の総理、幹事長に変わって欲しいと思う事が多いのです。

「政治は数・数は力・力は金」といって憚らない
「田中・金丸・小沢」と
続く金権政治はもうやめませんか!

【鳩山氏・小沢氏】の金権民主党政権より 
【安倍・福田・麻生、各氏】の頼りない自民政権の方が
まだ、清く見えてくるのは情けないですね!


なぜ「小沢氏」だけが「政治資金」で不動産を売買するのですか?
なぜ「その不動産」が「小沢一郎名義」なのですか?
なぜ「小沢氏」だけが多額のお金が必要なのですか?

私は選挙で投票する時の判断材料の一つとして
議員の「収支報告書」を参考にします。

これは政治に限らず「経済界」でも「商業界」でも同じです。
取引の正否の基準は「収支報告書」を参考にします。

我々は「商取引」の際、その「収支報告書」に記載に
「ウソ」を書いたり、間違いがあれば、正常な取引の判断を狂わす
最も「汚くて」「卑劣」な方法とみなすのです。

それは会社の「社長本人」が記載していなくても
会社の「役員」であれ「部課長」であれ、だれが記載しても
「社長の責任に」なるのが当たり前の事です。

そんな、子供でも判るような簡単な論理さえ
失っている「小沢氏」とその「小沢側近」なのです。

「小沢氏」の「東京地検特捜部の聴取後」の会見の弁です

【すべて担当秘書が行っており私は全く関与しておりません】

【担当秘書には「政治資金収支」はきちんと管理し
 報告するように言ってきましたので、実務について
 一切まかせておりました】

●ここから「小沢氏」の持論が判ります。

【政治資金に絡んだ事件での捜査は、
 秘書ら事務方の責任追及で終わる!】
 と、言うことでしょう。

【責任はすべて「秘書」にあり】
百歩譲って「小沢氏」が「この秘書の虚偽記載事件」を
本当に「関与していなかった」「知らなかった」としよう。

何十億の政治資金を秘書に勝手に操作されていても、
何の知らない「間抜けなバカ幹事長」が握る「民主党」。

母親からも信用されずに、本人には内緒で「大金」を
直接「秘書」に渡されていた「アホウ総理」。

この「アホウ」と「バカ」に、このまま、この日本を任せますか!
民主党・自民党の中で正義感のある「議員諸君」奮起せよ!

前原さん・野田さん・舛添さん・河野さん・渡辺さん・・・
新党結成の朗報を待っています!






















そこまでやって委員会日本再生論講演会より、第3部 紘一郎雑記張

2010-02-10 05:32:07 | Weblog
日本再生論講演会 第3部

そこまでやって委員会、日本再生論講演会 第3部

講師
金 美齢氏、勝谷政彦氏、西村真悟氏、筆阪秀世氏

勝谷氏
【「金先生」が参加されましたので早速お尋ね致しますが
  外国人参政権についてご意見を下さい】




金美齢氏
【今、私は博多が駆けつけました。お尋ねの「外国人参政権」に
 ついて私は絶対反対です。

 前からこの問題は蒸し返されていることですが、
 私は「あなたは外国人」なのになぜ反対ですか?と聞かれます。

 「フエアーでなくアンフエアーな制度」だから
  反対なのですと答えます。

 その当時、私は「台湾」の参政権をもっていました。
 そして、その上に日本の参政権を持つ事は、可笑しいと思ったからです。

 日本の「外国人問題」は、どこの国も
 同じでしょうが難しい問題です。

 台湾人は昔からの人も、最近来た人も簡単に日本国籍をとります、
 それは、皆が日本を好きだからです。

 それでも日本にきて二代目、三代目、四代目になっても
 日本国籍をとらない人もいます。

 私はその人達をみて「アンハッピー」な人だな思うのです。

 生活も心もべっり日本人なのに、家族の仕来たりや
 遺言の様なもので、帰化で出来ずにいる人も知っています。
 その人達は「ルサンチマン」なのですね、

 ある会合でその話をしたら、横にいた田中真紀子さんが、
 「ルサンチマンて何ですか」て聞いてきました。
 「あの真紀子さん」その程度なのですよ。

 そんな外国の「ルサンチマン」の人に選挙権を与える事が
 どんな事なのかを日本人は真剣に考えるべきなのです。

 日本の国立大学で中国籍の教授の講義は
 「12月23日・天皇誕生日」も行われました
 「天皇誕生日」は私には関係ない」とのようです。
 この教授も参政権をもつのですよ!】

勝谷氏
【たとえば対馬では、今多くの韓国人が住み着いています。
 対馬の土地も買い取っています。
 外国人参政権を認めて、この状況が続けば選挙では
 韓国人の選挙権を持つ人が「キャスチングボード」を握るわけです。
 韓国軍の2年間の徴兵制度も受けています。
 韓国の選挙権も、もっています。
 日本をどうにでも出来る”力”をもつのです。
 この法案成立で日本はガタガタになる恐れがあります。】

筆阪氏
【元・共産党の私が言うのも変な話でしょうが、
 この参政権問題は「金大中事件」の際にその場凌ぎに
 出たことが、始まりで真剣に議論されてきたわけではないのです。

 この前、新社会党の議員が「最近の外国人はまじめでごみの分別も
 するし日本人と変わりませんよ」と言っていましたが
 そんな低次元の考えで参政権を認めろは酷い話でしょう!
 今は、私も絶対大反対です】

勝谷氏
【何でこんな問題が出てくるのか判りませんね!
 よほど凄い裏金が流れているのかな!
 私は東京で仕事があるのでここで失礼をします】(拍手)

西村氏
【ヨーロッパではロシア人を見る時に「悪いロシア人」と
「非常に悪いロシア人」に分けて見るそうですが、日本でも
 参考にする事があるのでしょうか、
 「悪い○○人」と「非常に悪い○○人」に
 仕分けして考えましょう

 その訳は、サラ金業が日本では成り立ちますが、
 中国や韓国で成り立ちますか?無理ですね、

 日本ではホームレスの人でも借りたお金は返しますが
 中国では返しません、貸した方が悪いのです。
 田島さんがいたら怒るでしょうね!(笑)】

金氏
【西村先生が極論を言われましたので、少し擁護致しますが
 「中国人」の中にも、素晴しく、尊敬できる人は沢山います。
 そして良く勉強をしています。
 ある意味凄い人材は中国人の中にこそいます。

 今の日本人は勉強しません。
 「がり勉」はダメみたいな教育のおかげで日本人はバカになり
 外国人に笑われている事に気がついていないのです。

 参政権問題の悪い面は「いざ!日本か中国」かの究極の
 選択をするとき、間違いなく、中国人は「中華思想」を発揮します。

 全部が悪い中国人ではなく、優秀な中国人が多くあり、その人々が
 何かの際に「大中国の中華思想」で判断するのが怖いのです。】

司会者
「筆阪さんにお聞きしますが、先生の活動に共産党からの
 色々な邪魔などはありませんか?」

筆阪氏
【凄い反発をされ、無茶苦茶な嫌がらせも受けましたが、
 もう相手にしておりませんし、共産党も少し変わってきています。】

司会者
「西村先生これからの政局で新党の話など含めて
 西村先生のお考えをお聞かせ下さい」

西村氏
【今、進んでいますのが「平沼氏」を中心にした「新党」の
 立ち上げがそんなに先の話ではありません。
 今年の参議院選挙の前で私自身が参議院に出る予定は有りませんが、
 同じ思いの仲間を応援し、私も一緒に行動する予定です(拍手)
 キーワードは「村山談話」を否定する仲間です。】

司会者
「金先生、今一度、外国人参政権についてお話をお聞かせ下さい」

金氏
【私は日本に来て去年で50年、今年で51年になります。
 私的には日本で結婚し子供二人を授かりましたが
 公的には「蒋介石独裁政権」と戦い「台湾独立」を
 目指してまいりました。

 そのために「パスポート」も無効になりました。
 「31年間」台湾に帰る事ができなかったのです。

 日本国から「パスポート」も受けることは出来るのですが
 「台湾」が独立して」「台湾」の「パスポート」で
 「台湾」に帰るための運動をしてきました。
 従って子供たちは「無国籍」の状態が続きました。

 「台湾」の「李登輝政権」が出来てからは「パスポート」も
 復活し往来も自由になりまして、私には平和な時を過せました。
 
 子供たちは成長して成人して就職し、
 日本の国籍を取得できる条件が揃いました。
 国籍をどうするかは子供たちの自由です。
 「自分の思うようにしなさい!」と言いました。

 「子供は」二人共、迷わずすぐに「日本国籍」をとり
 名実ともに「日本人」となりました。
 
 わたしは、1昨年に、昨年の日本と同じ訳のわからない
 「風の選挙」で「親中国」の「馬国民党政権」が出来、
 中国べったり政策の政治体制となったため、
 今まで張り詰めていた気持ちが、一気に萎み
 「台湾」を諦めて「日本国籍」を取得致しました。

 この「馬政権」の政治体制でで「台湾」は間違いなく
 「中華人民共和国の一部」になります。
 私は「台湾人」です。
 死んでも「中国人民共和国人」にはなりたくありません。

 私は日本人になりました。
 国籍取得の手続きの前に「サクラ満開の靖国神社」に詣で
 心の中から「日本人」になる事を誓ったのです。

 仮に台湾と戦争になっても中国と戦争となっても、
 私も家族も「日本人」として戦います!(拍手)

 なのに今の「民主党小沢政権」の行動は
 「無茶苦茶」ではないですか(拍手)
 この日本を「中華人民共和国」に売り渡すつもりでしょうか

 でも、皆さんが選挙で「小沢」に日本を任せると言ったのです。
 選挙は真剣に考えないと間違いだらけの選択をするのです。

 何年か前の「台湾」と同じです、
 いつの間にか「中華人民共和国」に吸い込まれます。
 しかも選挙という民主主義の武器を使いながら、
 あの「ヒトラー」も初めは選挙で選ばれたのです。

 これからは日本人として「選挙」にも行きます。
 そして日本の国の未来に1票を投票致します。
 そでほど「参政権」とは責任があるのです!】

司会者
「会場の皆様の質問をお聞きいたします」

会場Aさん
【これからの日本はどうなるのでしょう!
 次の日本を任せる人材はどんな政治家がいますか?】

西村氏
【今年の春には大きなうねりが出てきます、期待して下さい!】

筆阪氏
【この前の選挙は「自民党」の政治に厭きた「選挙民」が
 政権交代を望みその結果だと思うのです。
 その時点では正解でしたが、政権をとった「民主党」が
 自民党時代より「酷い悪政」で国民が困惑している状態だと思います
 国民の皆が政治不信になることが一番怖いですね!】

金氏
【国民のレベルをあげることでしょう。変な風に迷わないように、
 選挙の投票の基準は「国民の命」と「財産」を守ることです!
 そうすると「国防」をどうするかを鮮明にしている
 「政治家」を選ぶべきなのです。】

会場Bさん

【日本を任せる政治家で、今、西村真悟先生は良く判りましたが
 西村先生以外でどんな方がいらしゃいますか?】

金氏
【安倍晋三氏でしょう(場内大拍手)、早く体調を整えて欲しいですね】

西村氏
【稲田朋美氏、平沼氏、 私も平沼氏と今後行動をともにします(拍手)

筆阪氏
【あとは今の政治家以外から新しい人材が必要ですね、皆様の中から・・】

司会
「有り難うございました、これをもちまして
 「なんでも言って委員会・懇親会」を終了致します」



【紘一郎雑記張】

「金先生の母国台湾」に対する愛情、
 そして日本に思いを寄せられるお気持ちは
 自分も日本人として恥ずかしくなるほど
 素晴しいものだと思いました。
  
 これからの日本で必要な政治家に「現民主党政権」の中の人達の
 名前が、ゲストの先生からも会場からも全くでないことは
 異常に思えるが、やはり今の民主党「小沢恐怖政治」で
 民主党員が全く個人的発言を制約されているからでしょう。
 大変憂慮すべき事態と思います。


 





 


 

 

 






 








 



そこまでやって委員会・日本再生論より 第2部 紘一郎雑記張

2010-02-09 09:56:15 | Weblog
そこまでやって委員会

日本再生論講演会 第2部

講師
金 美齢氏、勝谷政彦氏、西村真悟氏、筆阪秀世氏

勝谷氏
【それでは「政権交代」は良かったのかについて議論しましょう】

西村氏
【政権交代は良かったと思う、それは民主党に政権能力が
 全く無いということがわかったからです。(笑)

交代が無かったら国民は一度「民主党」にさせたら
「日本」が良くなるという「甘い幻想」を
持ったまま生活をするからです。

「自民党時代」よりは悪くはならないと思って投票した人も
あったでしょうが、こんなに悪くなるとは
思っても居ないことだったでしょう。
これでハッキリしてすっきりして、次の選挙で考えます。

政権交代ではっきり悪くなった事を言いましょう。
日本史上「最低の総理大臣」になったからです。
鳩山総理は、日本は日本人だけの物ではない!と言ってますが、
それでは日本は誰のものですか?

又ころころ変わる発言はなんですか!
それによって多くの人が右往左往し、最後は何も決めないで
決めたのは北京詣でをし中国の僕になるような発言をした事です。

鳥の仲間でも「鳩(ハト)」ではなく「鷺(サギ)」でしょう。(笑)

最高権力者の小沢は「国家主席」のつもりで、
民主党の下に「政府」も「議会」も「法曹」も
そして恐れ多くも「天皇」も従うのが当然といっているのです。

こんな非国民的政治家に早く気づいたことが
政権交代の良かったことでしょう、
なぜならまだ間に合うからです。

つぎの選挙で民主党に投票しなければいいからです。
民主党は衆議院でも3分の2の議席がないので、
参議院で50%に成らなければ、好きなように出来ないからです。
これで日本の運命は決まるのです。】



筆阪氏

【私も政権交代は失敗だったと思います、
その理由は「内閣総理大臣」に「一番ふさわしくなく」
又「一番なる気の無い人」なった事が不幸です。

どうしてあんなに口が軽いのか、
又言ってはいけない事を軽々しく言うのか判りませんね。
はっきり言って人が良いとか正直とかではなく「バカ」でしね(笑・拍手)

しかし、選挙で選んだ訳ですから、何かを考えなければ成りません。】

勝谷氏
【それでも自民党に返すわけにも行かず、民主党内で
それでは、誰がいいですかね】

筆阪氏
【・・菅直人、とか岡田とか・・でしょうか】

勝谷氏
【岡田さんはまだしっかりと外務大臣を務めているのではないですか?】

筆阪氏

【原理主義者とか言われますが、総理が”ブレ”まくっているので、
 後釜には良いでしょう、一緒に仕事もしましたが
”嘘つかない””裏切らない”点は評価しますね】

西村氏

【嘘つかない、でも融通が利かない、今更「核持ち込み」」の
 密約の調査をしてどうするの? 
 アメリカ国防省も日本の外務省も認めていることを
 検証する「総理」なんか外国が相手にしませんよ
 もう決着がついている問題なのです。

 それをいまから「掘り直す」なんて!
 これでは日本と何も約束出来ないじゃないですか!
 
 それよりは12月に多数の子分を連れて中国に行き
 「小沢」は「胡錦涛主席」と何を「約束」したのか
 「朝から晩まで」「反日教育」を繰り返す「中国」で
 「小沢」は何を話し「天皇」まで利用した原因は何なのか

 まず、先に「外務大臣」として調査するべきではないか!(拍手)
 その方が「核密約問題」よりはるかに、今の日本には重大問題です。

 次の総理大臣の話ですよ、野党の党首の話ではないのです。
 こんな岡田では無理でしょう、又、総理にしてはいけません。
 そうじて民主党に「政権与党」の自覚がないのが問題です(拍手)】


勝谷氏

【この前の選挙は「民主党」が良いと思って投票した人は少なく
「自民党を一度落としてやれ」と考えた人が多かったのです。
 選挙後「しまった!」民主党に入れすぎたと思ってる人が
 大半でしょうが、もう元にはすぐ戻せないので、このまま
 進んでいくしかないですよね!】

西村氏
【この政権交代を明治維新と比較する人がいますが、全然違います。
 明治維新は「尊皇攘夷」の精神が基本にありました。
 まだ自民党には「尊王」の精神は残っている議員は少しおりますが、
 民主党議員には「尊王も攘夷も」持ち合わせておりません】

勝谷氏

【明治維新は、後に「西南戦争」があり明治が出来ましたので、
 今回も、今一度「大政変」が必要です。 
 民主でも自民でもない新しい政党です(拍手)】
 
筆阪氏
【大体「マニフェスト選挙」がおかしいですよ、
 各党の全部呼んだ人はいますか?
 あんなに永いゴチャゴチャしたもの読みませんよ

 元・共産党の私でさえ全部読んだことはないですから(笑)
 鳩山さんも読んでいないと思いますよ!
 それなのに「マニフェスト」は国民との契約だと言いましたね
 契約した覚えはないですよ。

 民主党のマニフェストは実行出来ないことは素人でもわかりますよ!
 財源の裏付けがなく、単なるバラマキ政策だからです。

 民主党にたいした期待せずに、でも、国民は政権交代を選んだのですから
 だからマニフェストが出来なければ国民に「ゴメン、出来ません」と
 誤れば良いんですよ、それも出来ない総理、ダメですね!】

勝谷氏

【そうですよ! 民主党は国民に謝れば良いんですよ!すみません、と
 そうすると、国民も本質が見えてくるのです。この国の問題点が!
 とにかく決断が出来ない、決済が遅れる為に「鳩山不況」が続くのです
 経済は今後どうなりますかね!筆阪先生は如何ですか】

筆阪氏

【年収200万円以下の人が1000万人になる現状で「総理と幹事長」が
「何億・何十億」といった多額のお金問題で騒がすこと事態が異常で
 まず、二人が辞めて普通の状態に戻すことが一番でしょう。
 そして次が「財政出動」ですね、それしか無いでしょう】

勝谷氏

【それに、もう一つ”事業仕分け”を辞めるべきでしょう。
 介護、環境を主要産業にして、経済復活はありますか
 すべて国内産業ですね、誰が外貨を稼ぐのでしょう!
 その戦略が全く民主党政権には無いのが問題です】

司会

【今、金先生が到着されました。】

勝谷氏

【次は外国人参政権について議論しましょう】

続きは第3部に投稿致します。


紘一郎雑記張

【「子供夫婦」が「お金の有難味」がわからず、
「無茶苦茶」な金使いをするので「母親」が心配し
 「子供夫婦」に直接「お金」を渡さず、内緒で「子供夫婦」の
 「秘書(執事)」に預け、資金管理を頼んだ為
 「子供夫婦(鳩山由紀夫夫妻)」は
 お金のことは何も知らないのです。

 「秘書」は自分の金でないので申告をしていません。
 それが税務署にバレて「秘書」が捕まりました、
 だから夫婦は無罪です】

●これが「鳩山事件」の真相のように思えます。

 そしてこの方が「総理大臣」で「何百兆円」の
「国家予算」の使い道を決定されるのです。
 一体、日本はどうなるのでしょう!

※ 第3部は明日投稿致します

 
 




 











そこまでやって委員会・劇場版・第1部日本再生論 紘一郎雑記張

2010-02-08 00:23:26 | Weblog
そこまでやって委員会!懇親会
日本再生論講演会より 第1部 紘一雑記張



講師
金 美齢氏、勝谷政彦氏、西村真悟氏、筆阪秀世氏

勝谷氏
【昨日、1月23日より”大阪歴史博物館”で行われている特別展
「聖地チベットポタラ宮殿・天空の至宝」展】は「中国」が
「チベット」に侵略して略奪してきた「歴史ある宝物」を
展示して金儲けしている展示会です。

考えてみて下さい「歴史は博物館」は「大阪市立」です。
大阪市と平松市長はあの侵略を容認し
その行為に手を差しのべているのです。

場所は大手前の国営放送「NHK」のすぐ前です。
国営マスコミも何の疑問も持っていないのです。


大阪の前は東京の「上野森」で開催されていました。

「北京五輪聖火」が「日本国中」を走る際に「北京五輪反対」の
「抗議活動」をした、あの「チベット」の活動家の方々や
”チベット仏教」の立派なお坊さん、に加え
それを応援した日本の人達が今回も抗議活動をしましたが
日本のマスコミは全く取り上げておりません。

こんなに酷い事実が行われていることを、
まず皆様にお伝えしたくて、初めに時間を戴きました。


中国はチベット族と呼んでいますが、
ひとつの国家のチベット人を「族」として扱う
大変人権無視の汚い、失礼な国なのです”中国”は!


さあ「小沢さん」の問題に入りましよう。
「参考人」として地検にに行った「小沢さん」は
「被疑者」として取し調べを受けました。

政治もマスコミの何もしない間に「心ある市民団体」が
「小沢さん」を告訴したからです

「検察」の行きすぎ捜査も言われていますが
皆さんは度思われますか?

西村氏
【検察は手順通りに捜査を進めていると思います。
日本は法治国家です、総理大臣で特別な扱いはなく、
逆にホームレスの人でも普通に捜査できるのです。
「俺を特別扱いしろ!」的小沢発言はおかしいです」

勝谷氏
【小沢さんの逮捕はありますか?】

西村氏
【充分あると思います!支持資金規正法や虚偽記載関与
だけではなく”公金横領罪”です。

政党助成金は税金で公金です、それを新生党、自由党など
解党にあたりその金は何処に行ったのか!

自由党で受けた資金が自由党が無くなったら、
そのお金は何処に行くのか!

国庫に返すのが当然でしょうが、そうしない場合には
どうなるのか?

法的に対象になるかは別問題で政治家は全員が
知っている大きな疑問でなのです。

アル・カポネは初めは小さな「脱税事件」で捕まり
そのご事件は大きく進展しました。
「小沢一郎」も同じ道を歩む事でしょう。
いくら「子分」が沢山いても「正義」は勝のです。】

筆阪氏
【昨年の西松問題から始まり、誰が見ても「西松建設」からの
闇資金という事は子供でもわかるのですが、法的に見ると証拠がなく
記載忘れの罪で「秘書」だけが罪を被る仕組みが
出来ており「小沢氏」は絶対に捕まらないと思います。
田中角栄、金丸信、と受け継いだ「DNA」は検察内部にも
隠然たる”力”を持っているのです。
どちらにしても検察もダラダラとした捜査をして、
やたらと長引かせているようで、ここはさっぱりと早く
結末をつけるべきでしょう】

勝谷氏
【西村さんどうですか?】

西村氏
【小沢さんが引き伸ばしているのでしょう、
伸ばして、長ければ長いほど”人”は忘れてくれるし、
次に何か起これば”人心”はそちらに興味するので
検察の捜査を進展させない行為に出ているのです。

昨年の”大久保秘書逮捕”が良い例です。
参議院選挙が終わりまで「公判」を止めましたね、
それで参議院選挙に勝ち計算通りなのです。

あとは”赤レンガ(検察)”の中の人事を「エサ」に
「検察」を脅かせばどうにでもなるのでしょう
従って小沢は有罪ですが無罪になるでしょう
自民党でこの状態なら総辞職か解散ですが
民主党政権は幸いにもダメ野党に恵まれているので無傷でしょう】


筆阪氏
【色々言われていますが最終は”お金”ですよ。
今、「小沢さん」ほどお金を集める「自民党」の幹部はいないですよ!
元・共産党の私が言うのですから間違いないです!
「お金が全ての世界なのです」
政治には金がかかります、金を集められない政治家はダメなのです。
その意味で「小沢氏」は今の価値観では最高の政治家です。
これを変えるのは「国民」しかないのです。

あとはマスコミの執拗な取材に何処まで耐えるか、
全然応えないか、いまの小沢さんの様にね】

勝谷氏
【取材といえば、西村さんも筆阪さんも色々とマスコミの
凄い取材攻勢に遭われたと思いますが、その時は如何でしたか】

筆阪氏
【無茶苦茶なデッチあげと面白半分の取材、掲載で参りましたが、
そのときは弁明の機会が全く無かった事ですね、
後から多くのことがわかりすっきりしましたが、町も歩けない状態でした】

西村氏
【護衛船問題の時です、集団的自衛権について
”女性週刊誌”の取材の際に、一緒に来た女性が
「君達が外国に誘拐されても助けにいけないよ!」
と言ったら
「いややわ~先生助けに来てよ!」といった人が
議員になり「戦いに外国に行くのは認めません!」
というので可笑しいでしょう。】

勝谷氏
【それは”誰”ですか?】

西村氏
【T女性議員(大阪選挙区)】(笑)


勝谷氏
【それではこれから「政権交代」は良かったのか!】
で議論します

これよりは「第2部」として投稿致します。


紘一郎雑記張

この議論を聴いていて今の政治は全て「金」にあり
正義とか理念などは存在せず「金」のある人(総理)か
「金」を集める人(幹事長)が絶対的な”力”を持つ
日本の政治と政治家。

「マザコン総理」に「ゼネコン幹事長」で本当に良いのか!

小沢幹事長の発言のように
「私の資金問題は昨年3月からありましたが、
それでも選挙で国民が私を多数で選んだことは
すべてを私に任せて頂いたと理解している」
と話しているが

「小沢さん 続投よりも 説明を!」

このままこの人達に任せるしかないのでしょうか?
国民が選んだわけですから、国民がバカなのですね!















株価大胆予想・22年!高野恭壽氏講演会より、安田紘一郎雑記帳

2010-02-05 05:21:19 | Weblog
高野 恭壽氏「株式評論家・元株式新聞社大阪代表」

久しぶりの上昇相場で「大笑い」の年になる!
輸出、市況関連で日経平均は14500円も!

《注》【この講演会は22年1月19日(火)】に開催致しました。

ご無沙汰をしています、高野です。

今日、ご来会の皆様は大変ラッキーな方々となります。

欲をいえば「清話会の安田様」が、もう少し早めにこのセミナーを
開催されていたらもっと良かったと思いますが、
しかしこれからでも大丈夫です。

2010年の相場はスタートしましたが、世間の評論家の予想は
「円高傾向」「デフレ進行」「政策不信」などの状況の中での
相場見通しは熟知している筈の関係者でさえも暗い見通しです。

景気全体の動きは輸出に支えられている為に、底固さがみられるが
今年のGDPは1~2%の間のプラス成長の見方が一般的である。

唯、輸出頼りの構図は変わらない為「円高」の進行状況によっては
企業業績の先行きは不安定で2番底もありうる。

中国の金融政策、アジア各国の自国通貨の円安誘導の伸び懸念、
米国の景気の見通しなどと共に内需の消費不振と失業率の高止まり
から考えて各専門家の予測も12000円が上値で下値は9000前後の見方が多い。

●これは昨年(2009年)のコメントであり今年は違います。

【夢の20000円台も!】

今年はそんな事はありません、

目先は金権政治の混迷で株価は上げ下げの期間は
少し続くかも知れませんが
今年は、私はこんな悲観的な見通しに対して、
2010年の見通しは明るさが広がり、期待も高く
日経平均「13500円~14500円」までの上昇が見込めると思う。
いや、夢の20,000円台もありえます。

その理由として
「1」輸出市場の拡大により、輸出企業の業績が更に大きく伸びる
「2」円高見通しも年央までは89~97円程度で円安状態が維持される
「3」10年後半は次第に政策効果により国内需要がデフレから脱却
この様な状況の予測で景気は明るくなる事でしょう。

●輸出市場の拡大は中国などアジア市場は引き続き高成長を維持する。
 中国の金融引き締めは不動産騰貴や過剰生産への融資を抑制する目的だあるが
 景気全体を引き締める政策ではなく基本的に金融融和を維持させる
 中国は万博、インドも世界の投資が続き韓国も回復傾向で期待大。

●米国はアジア市場の拡大は米国市場にも影響を与え回復見通し。
 まだ雇用面の改善がプラスには転じていないがマイナスが
 縮小しており失業率の低下は見込まれる。

●円安は続く、日銀は昨年12月に量的緩和に踏み切り今後も緩和を維持し
 内需が回復するまで続けると予想され、日米金利差は
 拡大し円安傾向は続き日本の景気を牽引する。

●10年後半は政策効果が見込まれ内需改善に向かい、
 金融円滑法の効果も出て資金繰りも改善される
 輸出企業の経営改善で雇用問題も少しずつ改善され景気回復は一段と進む。

■この様な状況の中で日本の景気は決して悲観的になる必要はなく
 日経平均は「2008年9月」に「リーマンショック」前の
 水準の「13000円台」回復は当然、内需の回復が期待されると
 「08年」の高値近辺の「14500円」の水準まで当然見込める。

■今年株で儲けない人は株をしないほうが良い(笑)
 今年はそんな年です!

 唯一つの心配な材料は政局が流動的で参議院選挙の結果に
 よってかなりの変化は考えられる。

 でも、考え方を変えてみると「民主党の素人集団」の方が
 何も判らないので専門家の言う通りにするので、
 少し判っている「自民党」よりも、マシと思えば良い・・
 
 どちらにしても「金融経済」に対して「米国の様な強烈な政策」が
 期待できないので「国内景気」は「劇的な上昇」はなく
 緩やかなものにならざるを得ないでしょう。


ねらい目の”株”はこれだ!

※今日は「清話会」の今年「第1回の講演会」ですので「目先すぐ上げる株」
 よりも「今年1年」でゆったりと儲けて戴く《株》をお話しましょう。

ポイントは【外国人好みの銘柄を躊躇せずに狙え!】

この見通しの中で買われる銘柄や業種を分析してみよう

私は昨年暮れから、この見通しのもとに「工作機械業界」と「自動車」
「電器」などの業界を上げ、景気回復による市況上昇により市況株を上げた。

その代表は、工作機械では海外受注に強い【森精機・6141】【オークマ・6103】
【ファナック・6954】に絞りこんでいた。

自動車では【スズキ・7269】【トヨタ・7203】
電機では【ソニー・6758】【パナソニック・6752】
市況株では【三井金属・5706】【住友化学・4005】【大阪チタン・5726】
【日本郵船・9101】 などをあげていた。

ところが年が明けるとこれらの銘柄が軒並み大きくあげて
初期波動は、今日ご来会の皆様には間に合わなくなりました

しかし、上げたということは今後も変われる可能性が高いのです。
しかも外国人が久しぶりに日本株に狙いをつけ、買い始めています。

2003年の金融回復の年には10兆円も1年間に日本株を買った外国人は
今年1月の中旬までに8000億を買いました。
まだまだ資金が日本に流れ込むことが予想されます。

彼らの買いの特長は「時価総額」の大きい銘柄から
集中的に買う傾向が強いのです。

上げたからといってそうした銘柄を諦めてはいけません。

たとえば「ソニー」は「2700円」から3日間で「3000円」台に乗せた。
「300円」上げたから終わりではなく、私はこれから「4000円」に向かい
あわよくば「5000円」台も夢ではないでしょう。

上記の銘柄は」いずれもそうした状況にあり一服場面を迎えたと
間の状況は大きな【買いチヤンス】とみるべきです

2,3社もう少し具体的に話しましょう

【住友化学】は2020年に売り上げ倍増を目指す。
昨年11月に稼動した「サウジアラビア」政府との
「石油化学合弁工場」がその成長を支えます。

年産130万トンのエチレンの生産力の世界最大の石化プラントで
日本の生産能力770万トンの17%で生産コストも恐ろしく安価である。

今期の最終利益は100億円と予想され、来期にはこの合弁会社の
利益が加算され「400~500億」と4~倍の利益が出る見込みである。

この会社の株価は今年中に700円台までが予想される。

【ソニー】立体テレビで復活ののろし

3年間の業績悪を超えて来期には業績の急旋回が見込まれる。
今年からの「大型新製品」として立体テレビ(3D)を夏に発売する。
ソニーはハード、ソフトの両面で収益が見込める構造であるため収益は多い。
この新製品によって高付加価値を得られるので、力を入れており、12年には
1兆円規模に育つと見込まれ久々に注目株となる。

【コニカミノルタ】有機EL・LED照明事業を次の柱に

欧州向けの回復が遅れていたが、大型案件が序々に成立し回復途上、
米国向けはすでに回復課程にあり、円安傾向になれば収益は大きく回復。
2011年3月期には営業利益500億円を見込み、今期の予想の50%アップ。
新規事業の「有機EL」と「LED照明事業」への参入で株価の1000円台は目前です。

以上今年の株価の見通しと、推薦株をお話いたしました。
ご参考にして頂ければ幸甚です。

又、次回お逢いいたしましょう。


安田紘一郎雑記帳

久々にご登壇戴いた「高野先生」の今年の「株価見込み」は
強気で聴いていて心地よいお話でした。

2010年の前半は外国人が買い始めた「日本の株式市場」は、
外国人が好む「重要銘柄」を中心に動きを見せるとのお話ですが
後半はやはり日本の政治・政局の動きに左右される事も予測できます。

経済・株価にも「政治の安定」が不可欠と思います。
「民主・自民」連立して「2つに」割ったらどうでしょう!

高野氏も「政治と金問題」「参議院選挙」は注視する必要があり、
次の講演会では、その対応策も話されるとの事でした。

※お知らせ
 有難う御座います
 2月7日でブログ開設「1年・365日」になります。
 次回は特別に「そこまでやって委員会・懇親会」の
 トーク特集「勝谷氏・金氏・西村氏・筆坂氏の4氏参加」を
 1部・2部・3部・4部に別けて投稿致します。















100歳の青春・馬杉次郎氏講演録より・第2部安田紘一郎雑記帳

2010-02-02 05:13:05 | Weblog
馬杉次郎氏講演会「100歳の青春」より 第2部

【22年1月12日に行われた「馬杉次郎氏百寿の会」での
「馬杉様」のご挨拶の中のお話と共に、昨年開催した
「馬杉氏100歳の青春講演会録」を併せて起稿致しました】

馬杉次郎氏

明治43年(1910年)1月12日・大阪市生まれ(100歳)
全国ニューシルバーの会・会長
関西遷都の会・会長

本日の小生の講演会の演題は主催の「清話会・安田様」より
【馬杉次郎の100歳の青春】という
素晴らしいお題を戴きました。

「青春」という文字をみると「サムエル・ウルマン」の詩で
「青春とは人生のある期間を言うのではなく心の持ち方をいう・・・」
を必ず思い出す。

「青春」とは心の若さである、人は理想を失ったときに歳をとる。

私はこの100歳になっても、尚、
理想を追い続けているので歳をとらないのです。(笑)

「青春」とかけて「百寿」と解く「平成の花咲爺」その心は
「枯れ木に花を咲かせます!」

私の夢の一つは「関西遷都」を行うことです。

東京は江戸時代から現在に至るまで「400年」以上も首都として
機能してきましたが、そろそろ東京への「一極集中」も
期限切れとなり、あらゆる面で不都合が出てきている。

これからは「関西の時代」即ち「関西遷都」に移転すべき時と思います。

大阪は江戸時代も含めて永く「天下の台所」としての役割を
はたしてきた実績もあり、潜在力もある。

大阪はこれから、アジアのハブとして絶対的な影響力を
発揮する時代を迎えなければなりません。
そのために先ほども話した「いかにすべきか」「いかにあるべきか」
「いかになるべきか」を考える事が大切でしょう。

二つ目の夢は日本を「昔の良い日本に変える」事です。

昨年「人生回路」という唄を歌い「CD」を出しました。

その中で歌った演歌の歌詞を少しだけ披露しますと
【我、この日本に生を受け、明治・大正・昭和に平成4代の
 日々を過ごしきて教育勅語に国語地理、歴史に修身道徳と
 基礎学問を教えられ・・・・・中略・・・・
 ・・人の世の為尽くさんと命の限り働かん!】

これを、今の日本に置き換えると
【上から下まで堕落して国家意識に国防意識、平和ボケして
 希薄化しモラル規範もあらばこそ自己主義中心の自由主義
 権利権利をふりかざし、公私の別もわきまえず
 ・中略・・不正事件は次々と・・このウソを明かすのが急務なり】

戦後の日本のそして今の日本の誤りは、
全て「極東国際軍事裁判」にあると思っています。

戦勝国の一方的な判断を押し付けられ、
修身や歴史道徳や歴史認識まで
極端な介入を受けそのままになっているのです。

その結果団塊の世代以降の子供達の教育や行動に見えるように
躾が全く出来ていない家庭や学校が出来上がっています。

この過去の誤りを正し本当に日本を創り直すのが夢なのです。

小生の次の夢はこの高齢化社会あたり「80歳」から
の生きがいを見つけ出すことである

論語の有名な一節に

子白く、吾十有五にして学に志し
三十にして立ち、四十にして惑わず、
五十にして天命をしる、六十にして耳順う、
七十にして心の欲するところに従い矩を踰えず

要約すると、15歳で学問に志、30歳にして学が成って世渡りが出来
40歳で事の道理に通じ迷わず、50歳で天命の理を知り
60歳で他人の言葉に素直に耳を傾け
70歳になると思いのままに振舞っても道を外さない。

という事になるが、残念ながら「孔子」は「73歳」で
亡くなっており80歳以降の表記がない。

そこで100歳の小生が厚かましくもその続きを考えた。

八十にしてまだまだ意気、集大成を図るべし
九十にして進みては養生第一、熟慮行動すべし
百にして達すれば全てに感謝し、天命天寿に従い
有終の美に心すべし。

人間は死ぬまで自分を磨かなあかん!
その為に勉強し続けることである。

この言葉を後輩の諸君に贈り生きがいを
見つけて貰う事が、夢でもあります。

今、金岡様を中心にした経営者の皆様が「120歳」で
「元気に現役」で「活躍」している人に「1億円」の
表彰金を送る制度がありますが
私は今「100歳」で「20年後」にそれを貰います。

すると人生訓も100歳以降「110歳」「120歳」も
至急、創る必要がありますね(笑)

皆様も今後より自分自身を磨くことを心がけて戴き、
益々のご活躍とご健勝をお祈りして講演を終わります。(大拍手)


安田紘一郎雑記帳

講演会を終わって

安田【90分間立ったままでの講演でお疲れ様だったでしょう】
馬杉先生【全く大丈夫ですよ、いつも走って鍛えているので・・】

安田【120歳で「1億円」を受けられたら何にお金を使いますか?】
馬杉先生【・・・老後に備えようかな(爆笑)】

安田【85歳でホノルルマラソンを完走されましたが
   「100歳」で挑戦される気持ちはおもちですか?】
馬杉先生【いや~ でも、考えてみようかな・・】