A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

ちょっと一息入れたい気分の時に・・・

2008-04-02 | MY FAVORITE ALBUM
Umekichi / 蔵出し名曲集Reloaded

月末、期末、ゴルフに出張とバタバタした日が続いて、ゆっくりアルバムを聴く暇がなかなかない。
最近調子が悪くあまり気合が入っていなかったゴルフであったが、週末のコンペでは久々に優勝。「無欲の勝利」といったところだ。来週もコンペが続くので、今度は色気が出てくる。来週に向けて今回の反省を兼ねて久々に場つなぎにゴルフのコメントでも書こうかと思っていたが。

今日も出張から帰り、何か一枚聴きながらと思ったが、たまたま覘いたDUKEさんのブログで今週は”Rosie”が話題になっていた。Rosieといえば”Come on a my house”
急な出張の行き帰りでは仕事の書類に目を通しながらIpodが聴けた。一時のリラックスできる時間である。ほとんどジャズばかりが入っているが、何枚か毛色の違ったアルバムが入っている。
そして今日聴いたアルバムの最初にこの”Come on a my house”が入っていた。

三味線にお囃子で始まったと思ったら、いきなり場違いなビッグバンドが加わる。
ジャズの世界に日本文化をうまく溶け込ませたのは秋吉敏子であったが、これは日本の伝統芸能にジャズをうまく取り込んだ一枚だ。
俗曲師桧山うめ吉のアルバム。寄席や舞台で活躍しているだけではなく、フジロックフェスティバルやアメリカでもステージをつとめたとか。
日本文化のルーツであるお座敷芸や寄席芸にこれほどジャズのサウンドがピッタリあった演奏は聴いたことがなかった。最近嵌っているアルバムである。
このバックのビッグバンドのサウンドが実にいい。ブライアンセッツァーかゴードングッドウィンを思わせるような迫力ある音を聴かせてくれる。
理屈を並べながら小難しいことをやるのに疲れたときに聴くとすっきりする一枚だ。理屈抜きに楽しめる。
この”Come on a my house”を聴いたら、Rosieもさぞびっくりするであろう。

1. 家へおいでよ-COME ON A MY HOUSE-
2. 三味線ブギウギ
3. 買物ブギー
4. パイのパイのパイ
5. 真っ赤な太陽
6. びっくりしゃっくりブギ
7. 野球けん
8. 東京ドドンパ娘
9. 五匹の仔豚とチャールストン
10. ヘイヘイ・ブギ
11. ホームラン・ブギ

檜山うめ吉 & 稲妻オーケストラ


蔵出し名曲集~リローデッド~
Umekichi
ダイプロ・エックス

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4 コメント

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 (duke)
2008-04-02 23:57:26
YAN さん、こんばんは。

拙ブログのご紹介ありがとうございます。

いやはや、面白そうなアルバムがあるのですね。これは知りませんでした。
この類ですと栄芝と近藤等則のThe 吉原があります。粋ですよ。
返信する
野暮? (YAN)
2008-04-03 21:18:54
dukeさん今晩は。
コメントありがとうございます。
私も偶然知ってお気に入りになったアルバムです。
この手の企画は一歩間違えると「野暮ったい」アルバムになってしまうのですが、これは不思議と引き込まれてしまいます。
やはり「粋」にできるのは、彼女の魅力でしょうかね?
一度ライブを聴いてみたいと思っています。
返信する
Unknown (kuiren)
2008-04-16 22:33:12
YANさん

こんばんは
僕のブログへのコメント、TBありがとうございました。
先程から貴ブログを拝見していると、れれっれっ“うめ吉”が記事になっているじゃありませんか。
彼女は僕と同じ倉敷産で, 倉敷節などという小唄のような流行り歌のようなCDを出しているのは知っていたのですが、このアルバムは初めて見ました。”Come on a my house”一度聴いてみたいという気がします。声がやや高くてすこしネットリとした味わいじゃないかと思うのですが。
倉敷節はおつきあいで入手しましたが残念ながら一度聴いた切りです。

これからもよろしくお願いいたします。
返信する
Unknown (YAN)
2008-04-18 02:19:26
kuirenさん

こんばんは。
コメントありがとうございます。
自分も、偶然知って買い求めたものです。
このような、普段聴くこともないようなアルバムに、思いがけず出会えた時は気分がいいですね。

こちらこそよろしくお願いします。
返信する

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