A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

ビギナーズラックは、色気を出した時にはおとずれない

2011-06-29 | SHOT OF THE DAY
ビギナーズラックは、色気を出した時にはおとずれない

ビギナーズラックという言葉がある。
ゴルフでいえば初心者が初めてのラウンドでパーを取るようなこと。スイングにしてもコースにしても、あまり勝手が分からない時の方がいい結果を出すことということだろう。

ゴルフの楽しみの一つは初めてのコースに行くことだ。何度プレーしても初めてのコースは緊張する。「コースそのもの」がそれぞれコースによって違うのはもちろん、雰囲気、食事、キャディーさんの対応など、コースによって全くといっていいほど違うから不思議だ。
地形やレイアウトで全体をイメージし、練習場やパッティンググリーンで感触は試すものの、実際にラウンドしてみないとコースの実際の本当の状態は分からない。女性の付き合いと同じかもしれない。

いざラウンドを始めるとティーショットの狙い目は? OBやハザードの場所は?と矢継ぎ早に知りたいことが増えてくる。所詮、聴いてもそのとおり打てないのだから、常に真ん中を狙って無理をせずに行けば、それなりには回れるのだが。不思議と初めての所は色々と周辺状況を知りたくなる。事前に知れば知るほ妄想が膨らみプレッシャーがかかる

先日、久しぶりに初めてプレーするコースへ。茨城の金乃台カントリークラブ。つくば牛久ICを降りて比較的すぐ。圏央道が伸びてからはこの辺りのゴルフ場は便利になった。フラットな趣のあるコース。Par71の距離が短いながら攻めるポイントが絞られる攻め甲斐のあるコースだ。特筆すべきはフェアウェイの管理。元々土質が良いのかもしれないが、梅雨明け前のこの時期で、びっしり生え揃ったフェアウェイにディボット後が無い。キャディー付き歩きのプレーも影響しているのかもしれないがお見事。

インスタート。10番のティーショットは右目。もう少し飛んだら突き抜けるところだった。距離感が難しいそう。残り150ヤードくらいであったがナイスショットでグリーン右に外す。寄せきれずにボギー。この前は「こんなのがすべて寄ったのだが」とこの前のハーフ10パットを思い出す。その後も、ショットはまずまず。パーとボギーを繰り返すが内容は満足。
そこで16番に。左ドッグレッグのミドル。
キャディーさんが「センターなら180ヤード。
左にショートカットを狙うのであれば210ヤードでダウンスロープの下まで行くと」。それまでのショットが良かったこともあってのアドバイスだったろう。
ついつい左を向いてショートカット狙いに。結果は低い球で林を越えず。かすかな期待を持ってボールを捜すと案の定1ぺナゾーンに。
悪夢はそれから。1ぺナ打ち直しをショート。グリーン手前の5ヤードからアプローチミスのザックリ3連荘。6オン2パットのダブルパー。いつもの悪い癖が出た。

普段コースを良く知っているコースでも無理なショートカットはしないのだが、ついつい調子が良かったのと、距離が短めという「悪魔の誘いに」ついつい乗ってしまった結果だ。

初めてのコースであれば、無理をせずに真ん中狙いがセオリーだが、ついつい欲を出したのは自業自得。もし、あのボールがラッキーバウンドでセーフであったら展開が変わったかもしれないが、やはりビギナーズラックは欲を出した時には訪れないというのを実感。
今日の一打は、この「1ぺナのティーショット」。
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