週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

徳島秘境滝同行 おまけ

2013年05月06日 | 自然写真 滝

5月4日 ホウデンの滝訪瀑記のおまけです。

ホウデンの滝訪瀑を終え、kurenaikaiさんは中谷の滝他を見るために、林道の奥に向かった。帰ろうと思ったが、ふと思い立って、久しぶりに中谷の滝を見てみようと、kurenaikaiさんの後を追いかける。

201305041533_45   日浦の橋を超えて、川の対岸に渡ってしばらく進み、小さな沢をまたぐ橋の上から奥をのぞきこむと、滝らしきものが見える。妙に気になったので、道脇のスペースに車を停め、沢沿いに就いた登山道をたどる。

 結構立派な滝だが、調べてもこの滝の記録はないので俄滝だろうか。地形的に滝前に立つことはできないし、前面に邪魔も多いのが残念。
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 林道の奥から、パトカーと救急車がサイレンを鳴らしながら通過。中谷の滝に向かうのをやめ、林道を引き返して帰路につく・・・はずが、対岸に小滝を見つけて思わず停車。近づくと大した滝ではなかったが、レンズフードを落としてしまったので、結局滝の正面に出ることに。

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201305041626_51  最後は嫁ケ瀧。数年前に防護堤と新たな橋が架けられたため、滝として認識されにくいのだが、橋の名は「嫁滝橋」で、反対側に「嫁ケ瀧」の名が入っている。竹野さんのHPでも紹介されているが、2004年の豪雨被害でその姿を一変してしまったようである。
 おそらく嫁ケ瀧と呼ばれるのは右の写真の最上段の部分であり、その部分をアップしたのが下の写真。
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 帰り道沿いには、大轟の滝をはじめ多くの滝があるが、今回はスルー。

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徳島秘境滝同行 ホウデンの滝

2013年05月05日 | 自然写真 滝

GW中に、那賀町のボタモチ・ホウデンの名滝を再訪する予定にしており、なかちゃんやkurenaikaiさんにお誘いをかけていたところ、kurenaikaiさんの都合が合ったので同行することに。
kurenakaiさんとは何度か同行したことがあるが、こちらからお誘いしたのは初めてである。

 5時10分出発。本来はもっと早く出るつもりだったのだが、忘れ物に気づき探しているうちに時間が経ってしまった。結局見つからないまま出発。
 阿南経由で行くつもりだったが、出発が遅れたのでR193脇町経由のルートをとる。帰りも同じルートになるので、避けたいコースではあるが、遅れるわけにいかない。ちなみに、ナビに任せると阿南ルートを選択し、所要時間もそちらのほうが短く表示されるのだが、実際にはR193のほうが30分程早い。

7時35分、四季美谷温泉前につくと、kurenaikaiさんはすでに待機中。昨日海南町の滝を回って、徳島で車中泊だったそうだ。
すぐに出発して、4kmほど先の資材置き場跡地に車を置く。装備を背負って、さあボタモチの滝へ出発・・・、だったのだが、4年前に来たときには枯れていた沢が滝となっていたため、取り付きを間違え、全く違う方向に進んでしまった。尾根に上るはずだというと、kurenaikaiさんが先行して探しに行ってくれる。枯れ沢が滝と化した流れが付近に数本出現し、余計に地形が分からなくなった。2時間近く道を探した後、断念して河原に戻る。そこで最初の取り付きが間違っていたことに気づくがすでに遅し。もう一度急斜面を上る気力もなく、もう一つの目的地である、お隣の沢のホウデンの滝にむかう。こちらも2年ぶりである。

 こちらの取り付きはわかりやすいのだが、道はかなり荒れており、何か所か崩壊していた。また、先ほどの急斜面で足に負荷がかかったのか、100mほど登っただけで、膝・脹脛・太ももと次々に悲鳴を上げる。滑りやすい道なので大事を取って休みながら進む。歩いている時間より休んでいる時間のほうが多いくらい。その間、お互いプライベートなことも話すのだが、二人の干支が同じというのは驚いた。つまり12歳違いということである。

 休みながらなので2時間近くかけてホウデンの滝に到着。滝が見えたのでkurenaikaiさんは、さっと登っていく。私もゆっくり上って行ったのだが、最後の岩を超えるところで左脹脛が痙攣してしまった。痙攣が収まるのを待って、滝前までのぼり、こちらも撮影開始。

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2年前のGW中の訪問より新緑が濃い。しかし手前の倒木の苔がまだ薄いのが残念。

いろいろ位置を変えていると、kurenaikaiさんが滝前の大岩の上に上っている。相変わらずのバランス感覚の良さで、ああいう場所にも上っていける、私では危険すぎる試みである。

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 滝前にかかる枝、岩などによっていろいろ違った貌が撮れるのが楽しく、一時間近く撮影してからやっと昼食をとる。時間は1時半である。

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 13時45分ホウデンの滝を辞して、帰路に就く。帰りは下りが多いので楽だが、やはり滑りやすいので危険。一度足をかけた石が転がった際に、今度は右の脹脛が痙攣してしまった。
 kurenaikaiさん曰く「自分は体力には自信があるが、足が弱くて・・・」。それだけの健脚があれば、うらやましい限りなのだが。
 帰路は約一時間で車まで戻ってきた。時間は15時。そのとき、林道を救急車がサイレンを鳴らしながら走って行った。事故でもあったのだろうか。
 この後いくつか滝を見て帰るというkurenaikaiさんと別れる。私自身も周辺の滝をいくつか見てから帰路に就く。

 帰宅したのは19時05分 220km しかし歩数計が見つからなかったので歩数は不明
誘っておきながら、目標の半分を果たせなかったのは残念。ぜひともリベンジを。

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散策 龍蛇谷生活環境保全林

2013年05月01日 | 風景写真

4月28日 神光寺のぼり藤よりのつづきです。

201304281229_108  吉野川市からR318で帰路につくが、その途中宮川内ダムのダム湖に鯉のぼりが掛っているのが見える。休憩に立ち寄って少しばかり散歩。
 このダム湖は水量が少ないときはダムの下まで行けそうなほど、ダム湖と呼ぶのに抵抗があるような場所だが、今日は結構水量がある。それでも堤防を降りて、河川敷(?)公園があるようなダム湖である。
 天気がいいので、鯉のぼり周辺には人が多い。お昼時なので、ピクニック気分でランチを広げている人もいる。201304281232_111

 そのままR318を進み、御所トンネルの脇で細い道に入る。約500m入ったところに駐車場があり、そこが龍蛇谷生活環境保全林の始まり。
 先日ローマさんのブログで紹介されたばかりの場所だが、今回ルートもいいので藤めぐりの後に寄ってみるつもりだった。マイナーな場所だと思っていたが、すでに車が一台停められている。もしやローマさんのブログ読者かな。
 最初にコースを外れ、蛇の目淵に向かう。こちらのルートは降りる階段が壊れているため通行止めになっているようだが、大した落差もないので、カメラ装備におむすびを持って、小さな流れを遡る。
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 上の写真は、NDフィルターを使って10秒間の露出で撮影したもの。淵を回る落ち葉を撮りたかったのだが、結構うまく撮れた。
 淵のそばで、小さな水音を聞きながら食事。やはりこういう場所でおむすびをほおばるのは楽しいものだ。
 駐車場に戻ると先の車はいなかった。時間は13時20分。散策コースを歩きはじめる。
201304281358_019_3
 コースの途中、何か所かにコース図と距離が書いてある。全長4.5kmほどの距離は、散策には手ごろだが、何か面白い被写体に出会えるだろうか。

 と思っていたら、目の前の枝にとまった青っぽい鳥。風景写真用に露出優先モードであったため、シャッター速度が遅く、ブレてしまう。あせって設定を直そうとしたが、その間にいなくなってしまった。背中が瑠璃色に見えるこの鳥、なんだろう?

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201304281419_021  水量の少ない渓流脇を歩くのだが、時折崩れかけていたり落石だらけだったり。山道を歩きなれた身には何でもないが、軽装で散歩するには厳しいかも。
 青空の下、新緑と水音に囲まれた散策はそれなりに楽しいが、色の変化に乏しい。そういう中ではっと目を引くのは、木つつじの赤。林の中で単独であるので、被写体としてはあまりそそらないかと思っていたが、時折光の加減でとても印象的な絵になる。
 中間点まで昇りだが、それを過ぎると平坦な道。気分よく歩いていると、前方に黒い塊が見えてきた。近寄っていくうちにその塊はむくっと体を起こし、走り去ってしまった。写真を撮る間もなく消えていったが、生猪との初遭遇であった。
201304281421_027  しばらく斜面の上の方で音がしていたので、近くにいたのかもしれない。さらに進んで、岩陰を回り込んだとき、また、前方で走り去る黒い塊。今度はアナグマのように見えた。

 いろいろな鳥の声が聞こえるが、中々見つけることができない。左は運良く撮れたシジュウカラ。これも顔が隠れている。

 道はそのまま使用不能になった町道に続くようだが、駐車場に戻るには、急な斜面を下って行かなくてはならない。下りだから楽だろうと思っていたら、落ち葉が積もっていて滑る! 一度滑ってしりもちをついてしまった。

 車に戻ったのは15時。ほぼ予定通りの時間で帰ってこられた。徳島ナンバーのVANが一台停まっており、流れに降りて遊ぶ子供たちの姿が見える。また、散歩の途中らしい老婦人に声をかけられたが、ここまで歩くのも結構いい運動だろうなと思ってしまった。
 後はまっすぐ帰路につく・・・のだが、パソコンショップで買い物をしてから帰宅。

 202km 12,758歩。午前の花めぐりより、午後の散策の方が満足度の高い遠征であった。

コメント (2)
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