週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

散策 龍蛇谷生活環境保全林

2013年05月01日 | 風景写真

4月28日 神光寺のぼり藤よりのつづきです。

201304281229_108  吉野川市からR318で帰路につくが、その途中宮川内ダムのダム湖に鯉のぼりが掛っているのが見える。休憩に立ち寄って少しばかり散歩。
 このダム湖は水量が少ないときはダムの下まで行けそうなほど、ダム湖と呼ぶのに抵抗があるような場所だが、今日は結構水量がある。それでも堤防を降りて、河川敷(?)公園があるようなダム湖である。
 天気がいいので、鯉のぼり周辺には人が多い。お昼時なので、ピクニック気分でランチを広げている人もいる。201304281232_111

 そのままR318を進み、御所トンネルの脇で細い道に入る。約500m入ったところに駐車場があり、そこが龍蛇谷生活環境保全林の始まり。
 先日ローマさんのブログで紹介されたばかりの場所だが、今回ルートもいいので藤めぐりの後に寄ってみるつもりだった。マイナーな場所だと思っていたが、すでに車が一台停められている。もしやローマさんのブログ読者かな。
 最初にコースを外れ、蛇の目淵に向かう。こちらのルートは降りる階段が壊れているため通行止めになっているようだが、大した落差もないので、カメラ装備におむすびを持って、小さな流れを遡る。
201304281307_006

 上の写真は、NDフィルターを使って10秒間の露出で撮影したもの。淵を回る落ち葉を撮りたかったのだが、結構うまく撮れた。
 淵のそばで、小さな水音を聞きながら食事。やはりこういう場所でおむすびをほおばるのは楽しいものだ。
 駐車場に戻ると先の車はいなかった。時間は13時20分。散策コースを歩きはじめる。
201304281358_019_3
 コースの途中、何か所かにコース図と距離が書いてある。全長4.5kmほどの距離は、散策には手ごろだが、何か面白い被写体に出会えるだろうか。

 と思っていたら、目の前の枝にとまった青っぽい鳥。風景写真用に露出優先モードであったため、シャッター速度が遅く、ブレてしまう。あせって設定を直そうとしたが、その間にいなくなってしまった。背中が瑠璃色に見えるこの鳥、なんだろう?

201304281336_016

201304281419_021  水量の少ない渓流脇を歩くのだが、時折崩れかけていたり落石だらけだったり。山道を歩きなれた身には何でもないが、軽装で散歩するには厳しいかも。
 青空の下、新緑と水音に囲まれた散策はそれなりに楽しいが、色の変化に乏しい。そういう中ではっと目を引くのは、木つつじの赤。林の中で単独であるので、被写体としてはあまりそそらないかと思っていたが、時折光の加減でとても印象的な絵になる。
 中間点まで昇りだが、それを過ぎると平坦な道。気分よく歩いていると、前方に黒い塊が見えてきた。近寄っていくうちにその塊はむくっと体を起こし、走り去ってしまった。写真を撮る間もなく消えていったが、生猪との初遭遇であった。
201304281421_027  しばらく斜面の上の方で音がしていたので、近くにいたのかもしれない。さらに進んで、岩陰を回り込んだとき、また、前方で走り去る黒い塊。今度はアナグマのように見えた。

 いろいろな鳥の声が聞こえるが、中々見つけることができない。左は運良く撮れたシジュウカラ。これも顔が隠れている。

 道はそのまま使用不能になった町道に続くようだが、駐車場に戻るには、急な斜面を下って行かなくてはならない。下りだから楽だろうと思っていたら、落ち葉が積もっていて滑る! 一度滑ってしりもちをついてしまった。

 車に戻ったのは15時。ほぼ予定通りの時間で帰ってこられた。徳島ナンバーのVANが一台停まっており、流れに降りて遊ぶ子供たちの姿が見える。また、散歩の途中らしい老婦人に声をかけられたが、ここまで歩くのも結構いい運動だろうなと思ってしまった。
 後はまっすぐ帰路につく・・・のだが、パソコンショップで買い物をしてから帰宅。

 202km 12,758歩。午前の花めぐりより、午後の散策の方が満足度の高い遠征であった。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする