週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

紅葉期の再訪 山の神の滝

2012年11月19日 | 自然写真 滝

 11月18日 前日までの雨も上がり、満天の星空が見える中、朝五時出発。これだと朝日が期待できたかも・・・と少し残念な気もしながら、東へと走る。徳島市に入る頃には夜も明けはじめ、水平線付近に雲があるのを見えてきた。だるま朝日は今日は見られないだろうと思うと、少し気も楽になり、阿南経由で那賀町へと向かう。那賀町に入る頃、深い川霧で時折視界が悪くなる。
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 7時半、川口ダム湖畔にある、道の駅もみじ川温泉での風景。川霧ともみじがいい感じだったのだが、準備している内に霧が晴れて来てしまった。到着した頃はもっといい感じだったのに残念。

 下の写真は那賀町木沢トンネル手前で見た滝の数々。加州谷の滝・大用知谷対岸の滝などの仮称はあるが、正規の名は付いていない。この付近は雨の後多くの滝が現れるが、この四つの滝は普段でも見られる滝である。撮った場所の背後には水量豊富な大用知谷の滝があるが、こちらは全景を見ることが難しい。
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 8時15分頃、大轟の滝を通過。この滝と紅葉を写すのも今日の目的の一つだが、まだ日が当らず暗い感じなのと、水が濁っていたのでスルー。帰りに再度寄るつもりである。
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 8時20分 目的地である山の神への取り付きに到着。今年5月に初訪瀑を果たした滝だが、その時には手抜をした感があったので、紅葉期の再訪を考えていた。装備を背負って8時37分、取り付きの沢を登る。以前はそのまま沢沿いを登ったが、ふと見ると踏み跡らしきものがあるので、それを辿るとジグザクに折り返しながら上へと昇って行く。整備された遊歩道にでて、小さな沢を三本こえると道の崩壊地点。ここまで約30分。

 崩壊地点を迂回する踏み跡があるが、今はその踏み跡の際まで崩壊が進んでおり、木につかまりながら慎重に渡る。さらに上の方に踏み跡ができているようなので、帰りはそちらを通ることにしよう。

201211180926_039  途中、前から歩いてくる猿にあった。こちらに気付くと回れ右をして斜面を登って行った。その後、下の方から茂みを掻き分ける音がするので覗き込むと、そこにも数匹の猿が。前回来た時に出会ったのは鹿だったが、このエリアには結構野生動物がいるようだ。

 崩壊地点を過ぎてすぐ西の沢。この奥に西の滝があるが、今日はスルー・・・と思っていたのだが、葉が落ちて奥の滝が見える。以前来た時はわずかだった水量が、昨日までの雨で美しい流身を見せてくれている。たまらず滝に向かってしまった。
 前回と同じように、下の滝からアプローチ。天気も良く、陽を遮る葉も落ちているので明るく、全快とは全く雰囲気が違う。

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 スルーの予定が40分近くをこの滝で過ごしてしまった。先を急いだが、山の神の滝へと降りる目印の沢に着くまで前回と同じ2時間が経過していた。前回の経験があるので、沢までは簡単に降りられた。時間は10時50分。前回、今ひとつ不満の残った山の神の滝・水車の滝への再チャレンジである。

つづきます。

コメント
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