木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

いつもの日曜日朝は山荘の画がトップに来るのですが、

磐田に舞い戻ってきています。

金曜日の夜に、土曜お昼の訓練校の弁当、日曜朝の山荘での野菜をパックに詰めて、

訓練校に出かけたのですが、訓練校で「箱根や舩原は雪らしいよ。」

標高600mの別荘地に住む同級生は午後は授業を受けずに帰ってしまいました。

それで、私も舩原峠よりさらに難関の仁科峠越えをあきらめ、帰ってきた次第です。

昨日の訓練校は技能検定実技を終えて、まったりムードです。

この2か月で作った実技検定2級、3級の試作品をバールと玄翁でばらします。

長い部材は、墨付け、削り、穴掘りの練習用に、

短い部材は私が山荘のストーブの薪にもらうつもりです。

10時の休憩後は

技能検定の過去問の勉強。

30問出題で20問以上で合格、

こちらは実技に比べればはるかにハードルが低くて、何とかなりそうです。

試験日は2月4日(日曜日)です。

訓練校の講師には板金屋さんもいます。

休憩時間にいま垂木が1本だけかかっている下屋のトタンについて相談しました。

その備忘録として撮っておきました。

3540×7500㎜(約26㎡、8坪)には7尺(2100mm)のトタンが17枚

10尺(3620㎜)9枚必要という意味です。

午後はとくに製作するものもないので、

午前中解体した部材を削って、墨をつけて、木口の切り出し、

ほぞの縦引き、ほぞ穴の練習をします。

相変わらず時間は掛かりましたが、切り口の木口もきれいに

芯墨もぴったりとそろいました。

技能検定を経て、少し腕が上がった気がしますというか、

地道な作業の大切が分かってきました。

技能検定を一日観ていた校長先生は

「どこの受験生は、削る面をぬれた布で拭いていたよ。

いいもはさっそく真似してみよう。」

そうしましょう。

私の作業にちょっと手を出した校長が「ノミ、切れないな。」

自慢の八分ノミ、そうかこれでも切れないんだ。

今日は何も予定がありません。

もう一度、ノミもカンナも中砥から研ぎなおします。

研修所から教科書も持ち帰って来たので、

規矩術(尺金を使った墨付け)をかじろうと思います。

それでは今日も元気に行きましょう。



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