木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

いつも通りにMayと散歩してきたら二度寝。

今日はMayをsurprizeである所に連れていくため、伊豆ではなく磐田にいます。

来月から義母の介護が始まると、お出かけはなかなか難しくなるからです。

さて、今年度の訓練校の実習が昨日からスタートしました。

昨年は4月は絶不調で欠席していたので、無事スタートできてほっとしてます。

実習は3間(5.4m)✖5間(9.2m)=15坪(約50平米)の平屋のスケールモデルを作ります。

1年生5人、2年生3人、3年生2人がカッターナイフを握り、

カッティングマットの上で、黙々とスチレンボードを刻んでいきます。

共通の建屋の上に、

切妻、

片流れ、

寄棟の屋根を載せます。

同じ建屋でも屋根の形でずいぶんと印象が変わるものです。

片流れはさらに屋根の傾き方向を真逆にもできます。

これって、お客さんにイメージを想起してもらうにはいいものです。

午後はこのスケールモデルを基に、平面図に起こしていく製図です。

まだまだ芯墨から左右の実線の幅が違うと野田会長から指摘されました。

図面に正確に書けなければ、部材の墨付けをいい加減になります。

きれいに、正確に、いつも心掛けなければいけません。

3時の休憩前に、今年の訓練校の名刺をいただきました。

4行目の左端にそえられた3級技能士、この文字がうれしい!!

来年はこの3を2に書き換えるために、今年も頑張ります。

それでは家族でアノ場所にお出かけします。

皆様も大型連休をお楽しみください。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




おはようございます。

目覚ましのセットを忘れて1時間の寝坊、少しあわただしい朝になります。

空には雲が広がり、一部にまだ黒い雲、気温は17℃と高めです。

さて、先日飛ばした14日の伊豆高等職業訓練校の話をします。

昨年の入校式は極度の体調不良に緊張も加わりまったく記憶がありません。

「こんなに盛大だったのか?」

訓練校自体が法人格を持ち、周辺の市町村、県の支援の下運営されています。

祝辞・祝電も各自治体の長からいただいています。

手前5人(1人欠席)が新入生です。

私たちの代よりも1名を除いて明らかに若い、

それに左の2人はインドネシアからの技能実習生で、よりグローバルに。

今年の1年も、活気があり楽しい一年になるでしょう。

修了式は3年生だけと思っていたのですが、

各年次ごとに手渡されました。

もう1つ、技能検定3級の合格通知も手渡されました。

世間を騒がせた県知事の固有名詞が記載されていないのは、偶然でしょうか?

私の個人的な今年の目標としては、技能検定の2級に合格することです。

建築に携わる人ならば、「入校2年目でやすやすと取れるようなもんじゃないよ。」

と言うと思います。

ただ、人生65年生きてきて、努力すれば結果は出るという成功体験も、

努力してもどうにもならないこともたくさんあるということも知っています。

できれば、前者になって欲しいと思います。

思うだけでなく、訓練校で技能、知識を習得し、伊豆の工房で実践を積み重ねます。

実はまだとっていない2級もマイルストーンに過ぎないと私は思っています。

もっとその先に、でも私の大工人生もあと10年足らずです。

できること、やりたいことをできるうちに、やれるうちに。

ついついこの言葉を思い出します。

"Art is long, Life is short."  「芸術は長く、そして、人生は短い。」

それでは今日も元気に行きましょう。

 

 



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




おはようございます。

伊豆山中は冷え込みました、朝5時半からストーブを焚いているのですが、

2時間半経った今も、室温は13度です。

それから、1昨日から急に花粉症がひどくなり、やる気、集中力をそぎます。

私とMayにとって春は鬼門なのです。

2週間に一度の

コーヒー豆焙煎

厨房のコンロの火がありがたいです。

コロンビア296g

タンザニア295gいつもより4~5g重量としては思い、

焙煎度合いとしては浅い豆になりました。

金曜日にカレーを作って、持参したのですが、山荘に肝心な米がありません。

お好み焼きで炭水化物を補います。

さて、昨日は本年度最後の訓練校でした。

同級生のトップセールマンとして活躍した人がいて、その講演を聴きます。

4月の起業に向けて、背中を押してもらった気がします。

その後はみんなで大掃除、

新年度の入校式と3年生の修了式の式場準備、

いすを並べながら、みんな口々に「あっという間の1年だったね。」

ホントにこれが実感です。

そして得るものの大きかった1年間です。

5週間後の4月14日(日)に新年度が始まります。

そしていつも最初の授業は建物見学ですが、何と今回は私のこの山荘になりました。

やば!ちょっといやだいぶ片付けないと。

ただ、今日はそのやる気と花粉症の倦怠感のせめぎあいになりそうです。

皆さまもよい日曜日をお過ごしください。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




おはようございます。

伊豆山中は冷え込んで充電中のLEAFにも霜がびっしり降りています。

南の空、山並みの直ぐ上に、半月が輝いています。

いつもの山荘ですが、今朝のものではありません。

この1週間で川はすっかり干上がっています。

そう今から軽トラに先週作ったスロープA~Dを軽トラに積んで

磐田にとんぼ返りです。

まだ暗いので夕べの内に写真を撮っておきました。

昨日の訓練校は製作はないかなと思っていたのですが、

みんなで学校脇の公園の生け垣に柵を作ります。

外で縦穴を掘るグループと屋内で三角形の木材の面取りをするグループに

分かれて作業します。

1年間で随分と連携がスムーズになりました。

そして、3年生とは、最後の製作になります。

私は屋内で面取りをして、木材保護塗料キシラデコールを塗って、

それを拭き取るグループです。

10時の休み以後は、みんな外で掘っ建て柱に桟をつけるために

測量したり、墨付けをします。

午後も継続です。

寒の戻りでけっこう寒いです。

柵もだいぶ見通しが立ってきたので、私は野田会長に言われ

渡り廊下にトタンを張ります。

作業しているのは板金の江間先生ですが、私はその下地となる

防湿シートをタッカーで留めます。

そして、トタン受けの胴縁をビス止めをしていきます。

今日の内に柵の完成は無理かなと思っていたのですが、

4時過ぎには完成させました。

この前に生徒が並んだ写真がホームページに載るそうです。

「伊豆高等職業訓練校」で検索してみてください。

フェンスが斜め三角になっている野田会長いわく「校倉造り」風が

ただのDIYとは一線を画します。

この材は和室の長押(なげし)などに使われるヒバの無節の高級な部材です。

本年度の実技はこれで終了、楽しいそしてskill-upが出来た1年でした。

来年度も頑張ぞ!!!

皆さまも、おひな祭りの一日をお楽しみください。

 



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




おはようございます。

伊豆山中は曇り空ですが、しっかりと冷え込んで、

LEAFにはびっしりと霜が降りています。

5時に目覚まし時計に起こされ、

2週間ぶりのコーヒー豆の焙煎、

いつもより焙煎時間が1分ほど伸びています。

今回はコロンビアと

タンザニアでいつもながら仕上がりだと思います。

その後は掃除をして朝食。

今回は野菜サラダは磐田から持参せずに、厨房で刻みました。

さて、昨日の訓練校は先週に続き、棚づくりの第2弾です。

野田会長が「じゃあ、今日は1年生だけで、この棚を新しいのにして。」

寸法を拾い出し、黒板に棚の枚数や内法(うちのり)を記入して、

1年生4人で作業分担をします。

今回は電動の丸ノコ、溝切カッター、インパクトドライバーなどを駆使します。

会長に言わせると「訓練校始まって以来、こんなに電動工具を使うのは」

訓練校は大工の仕事を覚える場なので、普段は手刻みが基本です。

しかし、現実にはDIYにしろ、建設現場にしろ、電動工具の使用を前提としています。

電動工具は速い、正確、ただし使い方を間違うと大けがになります。

チーム1年生も徐々に歯車がかみ合って、午後も順調に進み、

棚が出来上がりました。

1日で出来上がるとは自分でも思いませんでした。

私も含め、この1年間で少しは進歩したということでしょう。

速いことはやはり大工仕事においては大事なことです。

訓練校の校長も常々言っています。

さあ、今からその速さが試されます。

期限は今日、明日のみ、今からあらかじめ梅田製材に頼んで置いた

木材を取りに行って、仕上げます。

何を作るかはお楽しみに。

それでは連休の中日、皆様も良い日曜日をお過ごしください。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




おはようございます。

散歩時の気温は6度と冷え込みはありません。

ただ、天気はどんどん曇り空から間もなく雨に変わるでしょう。

天気予報では最高気温と最低気温の差が2度ほどしかない

立春過ぎの寒い一日になりそうです。

さて、昨日は7時出発の予定が30分遅れで山荘を発ちます。

気持ちは焦りますが、曲がりくねった西天城道路、

ゴムが硬質化してきているスタッドレスは時折スリップするので

慎重に136号線を下ると、9時には試験会場に着きます。

実技検定の時と停まっているいる車の職種が違うようです。

座席表を見ると、検定は大工工事だけでなく、塗装、旋盤、CAD,電子回路等々様々です。

会場を待っているこの人たちは、高校生のようです。

しばらく車中で過去問を読み返して、9時半過ぎに入場。

注意事項を読みます。

そして10時「始め!」の合図で解答へ。

出題は30問の正誤判定、練習と変わらず5分で終了。

25問は正解の自信がありますが、後の5問は?。

30分間は退出できないので、二度目の解答。

1つだけ選択を変えました。

暇なので正誤の数を数えたら正が15問、誤15問でした。

この余った時間を実技検査に欲しいくらいです。

10時半には会場出口で検査係にマークシートを渡して会場を後にします。

3月8日が合格発表、県のホームページにも載るそうなので、皆さんも見てください。

職種「建築大工」作業名「大工工事」級「3級」受験番号「A甲0059」です。

雨もぼちぼち上がりそうです。

1時少し前、17~8年前袋井市内に勤めていた頃、時折行ったお店

「子香(しこう)」に立ち寄り

懐かしの五目ラーメン(塩)を食べます。

自宅手前2㎞、妻が大好きなお菓子屋さん「家田」に寄ります。

妻の1月、私の2月のバースデーケーキがまだでした。

検定試験も一区切りついたので、「ケーキでも」という気持ちになりました。

レジ横に気になる張り紙「パティシエ募集、年齢、経験不問」

土曜日に訓練校の先生と3時のお茶の時に

「週3日くらいで大工仕事をハローワークに探しに行ったんですが、ないんですよ。」

「週3じゃなかなか雇うところないよ、いっそ自分で起業したら?」

という話もあり、じゃあ割り切って、どうせパートで働くなら好きなことがいいな。

パティシエなら同じ時給1000円でも、普通の店員さんよりいいです。

帰って妻とMayに「俺、大工とパティシエの二刀流でいく!」

当然二人は聞く耳を持たず、相手にもしてくれませんでした。

当たり前か!!!

それでは今週も元気に行きましょう。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




おはようございます。

伊豆山中はごくわずかですが、雨が降っています。

今日は沼津労政会館で技能検定の学科試験があるので、

山荘滞在はとんぼ返り、雨戸を開ける暇もありません。

5時に起きて、過去3年の過去問を復習、

「敷居は木表を上に使う。」これ間違えないように!!

磐田から持参した朝食、持参したにもかかわらず、支度から食べ終えて片付けまで

1時間かかり、また試験を控えて緊張しているのか、

珍しく完食に手間取りました。

昨日の訓練校は、先週からとりかかった自分たちで作った棚を

スチール製のものと取り替えました。

右端が校長先生ですが、最終の組み立てから据え付け、

耐震対策までのその手際の良さ、スピード感に感心しました。

来週はもう1つ棚を作るそうですが、その「親方」に指名されました。

「あー困った!」できるかな?緊張してきました。

まあ、それより前に今日の試験クリアしなければなりません。

それでは行ってきます。

皆様もよい日曜をお過ごしください。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




おはようございます。

5時に目覚まし時計に起こされ、

訓練校からもらってきた、検定試作品をばらした小材でストーブに火を着けます。

3週間ぶり、

今年2回目の

コーヒー豆焙煎です。

今回焙煎したのは

クイーンスマトラ、293g

グアテマラ、294g

今回は少し浅めに仕上がりました。

外が明るくなってきたので、いつもの山荘の全景をとります。

今朝は曇り空で、冷え込みは厳しくなく、霜ではなく露が降りています。

庭の白梅は早くもほころび始めています。

朝食はほぼ磐田から持参したもので、

コーヒーだけは先ほどのスマトラです。

さて、昨日の訓練校は10時までは、1~2年生は来週の技能検定の学科か実技、

3年生は卒業試験にあたる技能研修の試作です。

私は学科は大丈夫そうなので(ホンマかいな?)、

先週に引き続いてほぞとほぞ穴の練習です。

1~2年生は10時からは一昨年まで講師をしていた大工さんの工房に向かいます。

工務店を畳むということで、その手伝い、

「欲しいものはもってけよー!」という感じで、

私も欲しかったあるものをいただいたのですが、それは後日に。

11時半からは3年生も合流して、狩野川にほど近い工房前でBBQ。

手前が講師の先生方、後方が生徒たちですが、

手前は平均年齢70歳以上、生徒も現役若手の大工さんは1人だけで

後はみんなほぼ50歳以上と平均年齢高めです。

午後は、工房からいただいてきた工具や資材を訓練校に運び、整理。

その中に、大きな集成材がたくさんあったので、

野田会長の案で「1~2年生は、自分たちで考えて、この集成材で訓練校に置く、

整理棚を作って。」という課題が出されました。

今、置かれているスチール製の棚と入れ替えます。

図面も何もなくて、現物で考えるのはけっこう大変です。

それでも、宮下先生のアドバイスもあり、来週にはできているかもしれません。

今日、山荘改築にデビューの予定だった20年ぶりに買った丸ノコ、

昨日の午後、棚作りに丸ノコ使用OKの許可が下りたので一足先に使いました。

私は訓練校に通い始めて、すべての工具、道具に名前シールを貼っています。

なので、先ほど丸ノコ、アンビル、角度自在の丸ノコガイド、尺棒にシールを貼りました。

アンビルは冬の間はストーブ前が定位置になりそうです。

さあ、今日は垂木の据え付けを終わりたいものです。

皆様もよい日曜日をお過ごしください。

 



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




おはようございます。

いつもの日曜日朝は山荘の画がトップに来るのですが、

磐田に舞い戻ってきています。

金曜日の夜に、土曜お昼の訓練校の弁当、日曜朝の山荘での野菜をパックに詰めて、

訓練校に出かけたのですが、訓練校で「箱根や舩原は雪らしいよ。」

標高600mの別荘地に住む同級生は午後は授業を受けずに帰ってしまいました。

それで、私も舩原峠よりさらに難関の仁科峠越えをあきらめ、帰ってきた次第です。

昨日の訓練校は技能検定実技を終えて、まったりムードです。

この2か月で作った実技検定2級、3級の試作品をバールと玄翁でばらします。

長い部材は、墨付け、削り、穴掘りの練習用に、

短い部材は私が山荘のストーブの薪にもらうつもりです。

10時の休憩後は

技能検定の過去問の勉強。

30問出題で20問以上で合格、

こちらは実技に比べればはるかにハードルが低くて、何とかなりそうです。

試験日は2月4日(日曜日)です。

訓練校の講師には板金屋さんもいます。

休憩時間にいま垂木が1本だけかかっている下屋のトタンについて相談しました。

その備忘録として撮っておきました。

3540×7500㎜(約26㎡、8坪)には7尺(2100mm)のトタンが17枚

10尺(3620㎜)9枚必要という意味です。

午後はとくに製作するものもないので、

午前中解体した部材を削って、墨をつけて、木口の切り出し、

ほぞの縦引き、ほぞ穴の練習をします。

相変わらず時間は掛かりましたが、切り口の木口もきれいに

芯墨もぴったりとそろいました。

技能検定を経て、少し腕が上がった気がしますというか、

地道な作業の大切が分かってきました。

技能検定を一日観ていた校長先生は

「どこの受験生は、削る面をぬれた布で拭いていたよ。

いいもはさっそく真似してみよう。」

そうしましょう。

私の作業にちょっと手を出した校長が「ノミ、切れないな。」

自慢の八分ノミ、そうかこれでも切れないんだ。

今日は何も予定がありません。

もう一度、ノミもカンナも中砥から研ぎなおします。

研修所から教科書も持ち帰って来たので、

規矩術(尺金を使った墨付け)をかじろうと思います。

それでは今日も元気に行きましょう。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




おはようございます。

昨夜は酔っぱらうの毎夜のことですが、精神的な重圧が解け枕をことができました。

昨日の強風と打って変わって、風は全くありません。

なので、強い寒さは感じなかったのですが、気温は零度。

もちろん散歩が済むと二度寝です。

さて、昨日は不思議と緊張感はありませんでした。

4時48分に家を出て、東名高速道路に乗ります。

工事のため、清水ICで降りていつもの国道1号線へ。

社内の温度計は一時はマイナス1℃を指しました。

ちょうど2時間後、巻頭の会場に着きました。

まだ開門してませんが、軽トラに作業服という間違いなく

受験者と分かる人が先着です。

開門すると次々と受験者が入ってきます。

明らかに同じ会社の大工と分かる10名以上の集団があります。

校長先生に聞くと「平成建設だよ。」

一時、高学歴大工集団で話題になった沼津市に本社がある建設会社です。

7時半過ぎに会場入場。

私の作業スペースの左側に日程が、目の前に時計があります。

否が応でも時間は気にせざるを得ません。

8時半の検定開始までに、部材をチェック、道具を使いやすように配置します。

作業着の背中には受験番号のシールを貼ります。

ここからはもちろんスマホはいじれないので、スペース外に起きます。

検定員の開始のホイッスルで作業開始。

先週の土曜日の訓練校、日曜日の山荘でのリハーサルの方が緊張していました。

削りと墨付けを終えた時点で58分、ちょっとゆとりが生まれました。

加工も練習よりもずっと楽です。

理由は訓練校では節のある木や堅いヒノキ、時には集成材で練習でしたが、

検定では柔らかい杉の無節、柾目の上等なのでサクサクと掘れます。

大げさの表現をすると羊かんを切ったり、ほったりする感じです。

そんなワケで11時にはほぼ完成してました。

時間繰り上げでも得点が上がることはないので、

もう一度チェックして道具を整理して、持参したほうきで掃除をして

試験官に対して手を上げて「できました!」の合図。

「まだ時間がありますが、いいですか?」

「はい、お願いします。」

試験官が作品に私の受験番号と11時07分の時間を書き込み、

作品を回収しました。

試験会場の外からガラス越しに校長先生と事務のホサカさんが見守っていてくれました。

1年前はこんな検定を受けるなんて、まったく想像していませんでした。

これも一つの縁です。

合否は6分4分、学科試験は2月の上旬に行われます。

不合格だと相当ショックですが、せっかくできた縁なのでまた頑張ります。

合格したら来年はこの会場で2級の技能検定をめざします。

校長が言いました、

「難しいことないよ、刃物が切れて、のこぎりがまっすぐ引ければいいんだよ。」

そう、日々、丁寧な墨付け、加工、研ぎを積みかねることが結果につながるのです。

それでは今日も元気に行きましょう。

 



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ