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木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

昨日の雨は上がりましたが、山里は涼しい風が吹いています。

巻頭の画、山荘よりも柿の葉が目立つようになりました。

朝食は一番だしと野菜出汁のみそ汁、やはり一番だしはスッキリしたうまみがあります。

バナナのペアのヨーグルトを忘れたのは、ちょっと残念です。

やや浅め焙煎のモカ・グジは少しの酸味と深みがあります。

さて、昨日の訓練校は座学です。

午前中は野田会長の建築概論、古代の建築についてです。

午後は押尾(おすお)先生の講義です。

皆さん、今年の4月から改正建築基準法が施工されています。

もちろんご存じないですよね、私は知りませんでした。

訓練校の先生たちの多くは、町の工務店の親方で経営者です。

新築は設計士の図面とそれに基づく、プレカットの組み立てです。

もちろん、確認申請等は設計士のより

確実になされたいないと家は立ちません。

従来はリフォームは確認申請が必要なく、

大工さんが自由に腕を発揮する、

もちろん設計士を介さないので

利益もより多く得られる大事な仕事です。

しかし、上記にあるように、

リフォームにも建築確認が必要になりました。

これは大工さんにとっては大事(おおごと)なようです。

午後の講義の後半は、新基準に沿った耐力壁の計算をやりました。

去年もやりましたが、これはいつも難しいです。

頭の中でX方向の力とY方向の力の見方が混乱しています。

実際には、設計士さんが計算ソフトを使ってやるのだそうですが、

風、地震に対してどの様な耐力壁をどこに入れるかは

知識として知っておくことは、大工にとっても必要なことです。

昨年、今年の講義を聴いていると、

建築の現場では

耐震、気密・断熱が確実に進んでいて、

これを行わないと法的には認められない方向に

進んでいるという事です。

昨晩の夕食は磐田から持参したサラダにげそのから揚げです。

さあ、涼しいので、腰痛は覚悟の上で午前中は(もしかしたら午後も)

2週間前の刈り残し草を刈ります。

皆様もよい日曜日をお過ごしください。



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おはようございます。

伊豆山中は少しひんやりしますが、とってもいい天気です。

昨夜、磐田から持参した野菜くずと新たに春キャベツの外の葉を加えて、

きれいな野菜出汁を煮出しました。

それに朝採った煮干し、昆布、かつお節、シイタケの一番だしを合わせた

みそ汁で朝食をいただきます。

そして、コーヒー、深みのあるいい味です。

さて、昨日から伊豆高等職業訓練校の授業が始まりました。

訓練校は3年過程の各学年に修了証書があります。

最初の講義は安全についてです。

大工にとっては腕よりも何よりも大事なのが安全です。

でも、その前に、初顔合わせの3学年の簡単な自己紹介。

1年生、4名、30代から60代まで各1名、内女性1名です。

2年生も4名、全員男性、内2名はインドネシアからの若き実習生。

私たち3年生も4名の計12名です。

私の自己紹介は

「伊豆で古民家改築をやっているフリーランスです。

今年の目標は何としても技能検定の2級に合格したいです。」

昨日、登校すると1.2月の技能検定の結果を渡されました。

実技の不合格は分かっていたのですが、

合格は間違いないと豪語していた学科は

(内心心配でしたが)大丈夫でした。

有効期限にーがあります、永久と言う意味ですが、

実技を合格しないと何の意味もありません。

なので、9か月後の実技合格、何とか有言実行したいです。

まあ、不確実な先の事はさておいて、この草を何とかしないと。

せっかく、改築中の家も泣いてしまいます。

こちらこそ有言実行、今からやります。

たとえ、足腰がパンパンになっても草刈り機の

2タンク、3タンク尽きるまでがんばります。

これくらい勇ましく言わないとできないくらい、

この作業辛くなっています。

それからUVケアのローションがないのも、ちょっと心配です。

それでは皆さまも大型連休の序盤を楽しくお過ごしください



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おはようございます。

昨日の不安定な天気は解消され、路面も乾いています。

気温は7℃でした。

さて、少し報告が遅れましたが、3月14日は1月2月の技能検定の

合格発表日です。

私の受験番号はA甲0015ですが、御覧のようにありません。

巻頭の3級と比べると合格者数がぐっとへります。

また、建築大工だけでなくいろんな職種の検定があるのが分かります。

実技の不合格は分かっていたのですが、学科が合格しているかは

訓練校に送られてくる結果で分かります。

いずれにしても、10か月後は、この少ない合格者の中に入りたいと思います。

週末の磐田では私は特にやることはありません。

一昨日、サラダを刻みながら

野菜だしを煮出します。

セロリの葉のにおいが効いています。

日曜日の朝、冷凍保存してあった2番だしを煮出します。

伊豆でもらった原木シイタケをメインに野菜を野菜だしで煮始めます。

二番だしは最後に追いかつおで香りと旨みをプラスします。

野菜だしと合わせる頃、ほぼ野菜は煮上がっています。

朝食が整いました。

サラダの上に見える黒いものはシイタケにオリーブオイルを塗って

軽く塩をして魚焼きグリルで焼いたものです。

味がたんぱくなサラダの中で、深い旨みと良い塩味を出しています。

お昼はそのサラダに、先週作ったカレーとイノシシの赤ワイン煮に合わせて、

少し朝の野菜スープで伸ばすと欧風カレーの出来上がり。

夕食にサラダを6食作ったいう事は、今から伊豆に向かいます。

やはり、山荘下屋の透湿シートに早く野地板を被せたいからです。

それでは今週も元気に行きましょう。

 



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おはようございます。

散歩時の気温は3℃、空はきれいに晴れています。

風もなく、今日は一日いい天気になりそうです。

昨日の訓練校は、今年度の最後、みんなで学舎(?)の大掃除をします。

実技で使った残りの端材を倉庫にしまい、

養生のシートを片付け……、4月の入校式、修了式の準備をします。

ガラス拭きの時に雑巾で水拭きした後に、乾いた新聞紙でガラスを拭くと

とってもきれいになるって知っていました?

なります!試してみてください。

掃除が終わったら、午後の見学会に備えて、

日本家屋のパーツ(?)の名称の復習です。

垂れ壁、長押(なげし)、広小舞(ひろこまい)、巾木、廻り縁……。

私はお昼は1年間がんばった自分への褒美に今年初の陣中いし井さんへ。

いつものせいろそば、900円に値上がりしました。

通い始めた3年前は810円だったのです。

値上げも3年ぶり、まあ仕方ないのかな。

裏庭の河津桜が満開できれいでした。

午後は昨年11月に現場見学した沼津市郊外、狩野川の土手ぞいのお宅が

完成したので、それを見に行きます。

予め各自が養生に気を付けながら見ます。

40坪以上の平屋の住宅です。

訓練校の講師でもある設計士、宮内さんの一番の狙いは、

南面ガラス張りの20畳のリビングから望む香貫山に連なる低山の眺めだそうです。

70歳を過ぎても建築への情熱には熱いものがあります。

施主さんの希望はこの大きなウッドデッキでBBQをすることだそうです。

家を建てるには施主、施工者ともに夢を持ち、少しでもそれを形にしていく楽しみが

必要だという事をつくづくと感じました。

山荘の改築では、施主、施工を兼ねる私も心掛けたいと思います。

腰壁の向こうのキッチンの高さが920㎜もあるのにはびっくりしました。

3時半頃、訓練校に帰る頃は、温度が下がり天候も急変。

遠くの天城連山は見えないのでたぶん雪でしょうという事で取り急ぎ解散。

これで本年度は終了、来年度まで実質8週間は授業は休みなります。

それまで、少しでも山荘の改築を進めなければいけません。

でも、その前に今日は確定申告。

皆様もよい日曜日をお過ごしください。

 



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おはようございます。

伊豆山中は薄曇りですが、寒くはありません。

これも2月いっぱいかけて、リビングの天井、

下屋の断熱作業をやった成果。

ではなくて、全国的に暖かいからです。

先週はかたいつぼみだった庭の梅の花が

3~4分咲きになっています。

6時に起きて、

前日から銅鍋に浸しておいた昆布と煮干しを弱火にかけます。

その間に包丁を研いで、みそ汁の具を刻みます。

(けっこう重いし)わざわざ銅鍋でみそ汁造る必要は全くないのですが、

せっかくヤフオクで落札した銅鍋を使いたくなるのが人情です。

朝食は、いつもの発酵食品3点がそろいました。

しかし、アフターのコーヒーはありません。

朝にコーヒー焙煎とみそ汁の仕込みをやると作業の開始が9時を回ってしまうので、

焙煎は明日に回します。

コーヒーのないのはちょっと辛いです。

さて、昨日の訓練校は午前中は野田会長の講義、

大工の象徴でもある、尺金の使い方の復習です。

午後は1年生は整理棚の製作、2~3年生はそれぞれ、

私は脚立の仕上げをやります。

この日も暖かい気温で、作業着の下に着ているヒートテックを脱ぎたいくらいです。

ほぞとほぞ穴の調整が終わり、仕上げのカンナをかけます。

組み立てと塗装は、今日か明日にこちらでやります。

なので、余った時間は先週フルタ機工さんから

もらってきた杉の端材にカンナをかけます。

これは妻の職場の知人に字を書いてもらって「山章工房」の看板を作ります。

夕食は最近はまっている豚肉、ホウレンソウ、シイタケの炒め物です。

セロリ、ピーマン、ニンニクも加えてみました。

料理をする時にいつも悩みます、シンプルがいいのか?

いろいろ加えるとおいしくなるのか、それともかえって味が雑になるか?

さあ、今日は廊下の下屋に断熱材を張ります。

皆さまも暖かくなってきた日曜日を楽しくお過ごしください。

 



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おはようございます。

夜半から静かに雨が降り出して、今もぽつぽつと降っています。

春雨とは言わないでしょうが、室温は13度近くと暖かい雨です。

もちろん、ストーブは焚きたいのですが、薪不足もあり、

厚着で我慢してます。

一番だしを取り、みそ、ヨーグルト、納豆の腸活トリオで朝食です。

コーヒーはモカ・グジ、やはり先週買った〇ルディのものよりは甘みがあります。

昨日の訓練校、午前は久々の座学で、朝掃除を済ませると

講義用のテーブルをみんなで並べます。

講師は1年生の時に座学を担当していた設計士の宮内先生です。

本年度は体調を崩していて、昨日が初講義です。

内容は設計士として40年以上やってきた中での失敗談です。

設計士でも失敗することがあるんだと、

いつも失敗を繰り返している私としては少し安心しました。

15の実例を説明してくれたのですが、

その中で結露による腐朽、漏水が、今自分が作業していることに

結びついて特に参考になりました。

結露を防ぐには断熱と換気のバランスが大切だという事です。

午後は実技、1年生は集成材を使って訓練校で使う棚を

みんなで協力して作っています。

2年生の私は先週の続きで、昨年の卒業制作課題の

脚立の加工を進めます。

ほぞのノコギリを挽く時は、少し汗ばむような陽気です。

午後4時、ほぞとほぞ穴の大まかな加工は終了しました。

一部、穴とほぞのきついところもあり、調整が必要です。

私は訓練校に通う前も家具作りをやっていたので、

この製作自体は難しいものではありません。

しかい、それは昇降盤や角のみ盤頼みのものでした。

それをちゃちゃと尺金で墨を付け、

手もちの道具だけで作れるようになりました。

さあ、雨は間もなく止むでしょう。

先週アクシデントで中断した天井裏とロフトを仕切る壁を作ります。

もちろん、目にほこりやごみが入らないように細心の注意をしながら。

それでは皆様もよい日曜日をお過ごしください。

 



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おはようございます。

伊豆山中もしっかりと冷え込んでいます。

5時半に起き、

朝食を済ませると、ようやく明るくなってきたので、

巻頭の写真を撮ります。

この後、沼津市で技能検定の学科試験があるので、

車を見ると、フロントガラスに霜がびっしり。

しかし、山荘にはこんな便利なスプレーがありました。

車の脇の外水道は凍っていますが、

1月にスタッドレスに履き替えているので、

注意すれば、峠越えは問題ないと思います。

さて、昨日の訓練校は自宅で解答した学科問題の答え合わせ。

まあ、先生も言っていましたが、「気楽に、何とかなるでしょう。」

この時期の訓練校は3年生は来週水曜日に控えた3年生は必死ですが、

1~2年生はプロ野球で言えば消化試合というか

シーズンオフと言った感じです。

私は先生の指示で昨年の3年生の卒業検定の資材が余っているので、

今週と来週で墨付け、刻みをして仕上げてみたいと思います。

何を作るかというと、脚立です。

やはり、訓練校では墨付けと刻みの大工仕事が一番楽しいです。

訓練校の帰り、すそ野まで雪を広げた富士山が見えました。

さあ、それではスリップに気を付けて、

沼津のプラザヴェルデまで行ってきます。

皆さまも極寒の折ですが、よい日曜日をお過ごしください。



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おはようございます。

第1級の寒波と繰り返し報道されているので、

身構え、そして着こんでMayと散歩に出たのですが、

JA温度計が示すのは気温2℃、ちょっと拍子抜けです。

今日は気軽に受けたアルバイト、業務の開始は8時半ですが、

道路の渋滞を考え、6時半に出勤するために、二度寝はできません。

さて、昨日の作業は南北の高さ45㎝の壁に

断熱材であるグラスウールのマットを入れて、

構造用合板で閉じていく作業です。

あれ、同じ場所の同じ画に見えますが、違います。

最初のは、断熱マット1枚目、これは2枚目です。

お布団で言えば、寒い冬の二枚掛けと言ったら分かりやすいと思います。

これを南の壁、3.6m、北の壁も同様に二重に張っていきます。

たったそれだけと思うかもしれませんが、

高さ45㎝、腰をかがめては、タッカー(ホチキスの大きいやつ)が打てません。

首をかしげての前屈姿勢が疲れたら、横に寝そべってタッカーを打ちます。

ラジオでは国会中継が流れ、時間は淡々と過ぎています。

もちろん話す相手はだれもなく、黙々と作業を進めます。

立春というだけあって、気温は暖かめです。

次はマットの上に透湿シートをかぶせていきます。

作業でめんどくさいのは1.8mごとにある、横架材と取りあいです。

断熱や気密を意識するなら、ここを丁寧に処理しないと意味がないからです。

お昼休みを挟んで、北側の壁の処理も終わりました。

次は構造用合板をなるべく刻まず、大きく張っていくのですが、

これも梁の下、しかも天井釣りの板があると大変です。

パズルのようにはめ込んでいかないといけませんが、

これはちょっと文章では説明できません。

国会中継が終わる5時に作業終了。

次週はこの床(天井裏)にグラスウールを敷くために、

きれいにホコリ、ごみを掃きました。

それでは今日も元気に行きましょう。

 

 



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おはようございます。

4日ぶりのMayの散歩時の気温は2℃、

その後は解放された気分で二度寝。

解放されたと書きましたが、すでに検定の結果は分かっています。

昨日は、4時52分に山荘を出ます。

試験会場の静岡県立工科短期大学校は国道1号線の北側にあり、

これを南から横断するには7時を過ぎると渋滞すると考えたからです。

必要な道具は前日にLEAFに積み込んであります。

仁科峠もこの時期にとしては暖かい3℃、

スタッドレスの出番はありません。

あらら、想定外、6時23分には沼津市大岡の会場に着きます。

開門はされていませんが、工務店らしきトラック2台止まっています。

私は東名の取り付け道路わきにあるセブンイレブンで

コーヒーを買ってきて、車の中で図面を見ながら、

指先でなぞりながら復習をします。

7時45分開場、受験者は昨年より少ない気がします。

特に3級は訓練校の仲間3人以外は、欠席のスペースがあります。

私たち2級の通りは10名弱、西側の1級は10名超の受験者、

それぞれが支給された部材に節や寸法違いがないかを尺金で確認して

木口に、私の場合は「A甲15」の受験番号を書き込みます。

1級、3級は8:30笛の合図で検定開始。

2級は30分遅れの9:00開始です。

予想外に緊張はしていません。

落ち着いて製図に取り組みます。

ただ、四方にある時計に目をやる余裕はありません。

試験は終了までに3回の途中審査があります。

1回目は製図の提出、ちらっと時間が見えたのですが、

40分はかかってないようです。

審査結果が出るまでは、次の工程の木づくりをカンナでします。

検定の部材は無節なので、刃が止まることなく削れます。

会場内にシューシューと気を削るいい音がします。

木づくりが済んだのは10時40分くらいでしょうか。

2回目は柱、桁、梁の墨付けの提出です。

審査を通ったものはチョークで赤丸が付けられ返却されます。

さあ、いよいよ難関の振れ垂木と屋根筋かいの墨付けです。

しかし、11時半の休憩時間までには完了してません。

知らなかったのですが、ここで1~2級は1時間の休憩。

3級は検定の終了です。

この休憩はありがたいです、やはり木づくりで結構疲れています。

車で朝に寄ったセブンでゲンを担いで、「どしっと勝つカレー」

これで午後の残り1時間に挽回を計りましょう。

検定員は県東部地区の工務店の親方、中堅あたりでしょうか。

もちろん、検定中は受験者と話すことはありませんが、

私が午後の準備をしていると

「へー、ごみ袋は記名なんだ。」

どうやら検定員の自治体は無記名のようです。

磐田でも記名なので、私は記名が当たり前と思っていたのですが、

皆さんの地域はどうですか?

12:30 作業再開、20分後に三回目の審査、振れ垂木と屋根筋交いの住む付け提出。

この時点で、ほぼ完成は無理と分かりました。

しかし、やれることはやります。

審査の済んだ柱、桁、梁の加工をします。

ノコギリ、ノミはいつもの作業で慣れているので、特に問題はありません。

13:30 検定終了の合図、

さらに減点はされますが、15分の延長が認められているので

そのまま作業を続けます。

結局、振れ垂木と屋根筋交いの加工はできませんでした。

まあ、予備審査で敗退と言ったところでしょうか。

残念ですが、現状の力は出し切りました。

つまり、力が足りないという事です。

ニラレバあるけど、タラレバはない(何のこっちゃ)

少し振れ垂木と屋根筋交いの墨付けを難しく考えすぎていました。

図面と現物合わせをしていけば、それほどでもないと

いうことが、今回分かりました。

訓練校から2級に臨んだ4名の内、3年生はこれで卒業。

もう1人と2年生(設計士でもある)と

「来年の1月を待たずに、次年度の前期検定を受けたいね。」

話をします。

あと10日で66歳を迎えます。

特に私にとっては、加齢減少による体力の低下が懸念されます。

それは特に木づくりや刻みに反映されます。

スキルは確実に上がっているのですが、

仕上がりはきれいになっていますが、スピードupはなかなか。

というワケでまだまだあきらめません。

とりあえず、今日は昨日大活躍したカンナでも研ぎます。

家では製図20分台の時短をねらいます。

そして2月9日の学科に向けても準備をします。

それでは今日も元気に行きましょう。

 



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おはようございます。

目覚ましをかけずに寝たのですが、6時に目覚め

ストーブに火を着けます。

焚き付けは訓練校の仲間が削り、刻んだ木っ端とカンナくずです。

そして、今年は主屋の廃材onlyだったストーブの薪、

バイト先の上司でもある友人がわざわざ届けてくれた本格的な薪。

火力の強い柿の木、それも数年以上乾燥させたモノです。

訓練校生の努力、友人の親切、いろんな意味であったかいストーブです。

なので、先週とは違い南北の雨戸を開け放ちました。

冷凍庫の二番だしストックでみそ汁を作って朝食です。

食後のコーヒー、先週焙煎したグアテマラ・オリエンテ、

コーヒーの味を語れるほどの舌はありませんが、

今朝のコーヒーは、深い濃くと口の奥に広がるまろやかさと

微かな甘みが甘みがあります。

私の腕が上がったのでしょうか、

それとも今の私の心持ちが余裕があり、いいのでしょうか?

さて、昨日の訓練校は1~3年生まで、最後の実習日です。

ちなみに技能実習生のインドネシアからの2人の1年生は

基礎検定の合格を果たし、次の課題に向かっています。

私たちは、検定本番同様に時間を計りながら作業をする者

製図を確認する者、それぞれですが、

静かな熱気とちょっとした緊張感があります。

幸い、年初にはいたインフル感染者はいません。

私はまだ理解できていなかった屋根筋交いの墨を付けて

正解シートと照合して刻みに進みます。

そしてお待たせいたしました。

11時過ぎに、検定試作品の第一号作が完成しました。

え、いまさら!?って思う方もいるかもしれません。

しかし、私としては、先週山荘で刻んだ振れ垂木、

組み立たず、寸法違いと思っていたものがそうでなかったいう事、

磐田の自宅で何度も引いた図面に間違いがないという事が

形となって表れて、ちょっとした自信と達成感があります。

午後は、体力を使い、ちょっとも気持ちも折れそうになる

木口が平行四辺形になる振れ垂木の木づくりをします。

前日に仕込んだ4台のカンナを駆使して、

真冬なのに汗をかきながらします。

午前中の自信が、疲れを押しのけ、カンナを引く腕を動かして行きます。

その中で残念ながら、分かったことがあります。

私が検定で中カンナに続いて二番手として期待していた寸六の「喜之助」

刃がもろくて、ちょっとした節でも微少の欠けができて

使い物にならないという事です。

あとの3台はしっかりと研ぎの成果が確認できました。

さあ、今日はあまりあたふたや緊張しても始まりません。

振れ垂木の墨付けをちゃんと確認して、

夕方までにのんびりともう1台完成できればと思っています。

それでは皆様もよい日曜日をお過ごしください。

 

 

 



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