木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



朝9時過ぎにアップと
仁科、田子、松崎の
海岸沿いをドライブしてきました。
もう、すっかり夏の風情です。
帰りにアオキで地物の
イカと鯵を買って来ました。
畑には初物のキュウリとトマトが
なっていました。
早速夕食に調理して
晩酌のお供なりました。
夏の宵にゆっくりと
酔いを楽しみます。
それでは乾杯!


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蒸し暑く、そして蒸し暑い一日でした。
昨夜、アトピーのかゆみが止まらず、軟膏を塗る時に
自分のお腹周辺の醜さが気になり、
今日は汗みどろになり走ったあとに久しぶりに腹筋を入れました。
問題は続けることです。
分かっちゃいるけど……
さあ、伊豆に帰省です。
先週植え付けの予定のアズキがすっかりひょろひょろに徒長して
植え替えの時期を逸しそうです。
そのアズキを荷台に、そして間もなく
UPが妻との散歩から帰ってきます。
そしたらお約束のひと言を
「さあ、 UP 伊豆 いこ!」
行って来まーす。

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これだけ雨の降らない梅雨も珍しいですね。
今日も一滴も降らず、暑くのどの渇く一日でした。
最近はこんなに暑くても仕事を終えると足は作業場に向かいます。
昨日からベッドの製作の第3段階の「刻み」に入りました。
木工といった時のメインとなるところです。
その作業の中心はほぞ穴とそれにあうほぞを作ることです。
ほぞ穴には角のみ盤が使われ、ほぞには昇降盤とそれに付随した
ほぞ取り機が大活躍します。
手道具の登場する場面はほとんどありません。
したがって作業の正確さは機械周辺のフェンスやジグの
セッティングにすべてがかかります。
何回もテストピースで勘合を確かめてから本番に入ります。
特に今回のように同じほぞ組みが続く場合は
このセッティングが作品のできばえを左右します。
 …と書きながら今日は失敗をしてしまいました。
セッティングの直角の確認を怠り、
35㎜ではその不都合は分からなかったものの、120㎜になった
2㎜ほどずれていることが分かりました。
あわててテストピースでセッティングをやり直しましたが、
最初の一枚はやり直しがききません。
一番大きな部材で予備もありません。
組み立ての時に補正(ごまかし)作業の手間がかかります。
こんな事ならセッティングを慎重にやっておくべきだったと
いつも失敗してから思うのですが、あとの祭り。
次からはこういう事のないように強く思うのでした。
(でも、また忘れるのです。)


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天気予報ははずれ、雨は降らず気温と湿度はどんどん上がりました。
愛犬UPもこの暑さには閉口気味で、多分誰もいない昼間は
室内で「寝たきり」状態になっているものと思います。
ところで犬にとって一番うれしいことは何でしょう。
それはやはりえさを食べることです。
何かの本で読んだのですけど、犬には「満腹中枢」はないと。
つまり、目の前にあるものはどんなにお腹一杯でも食べ続けます。
実験はしたことはありませんが、一度家族でUPを家において
外食から帰るとUPがふーふーいいながら玄関に横たわっていました。
見るとお腹が大げさではなくはち切れんばかりに膨らんでいます。
家族の留守に干し芋を2㎏も食べたのです。
乾燥していた芋がお腹に入り膨らんで身動きがとれなくなったのです。
この時に本に書いてあることは本当だと実感しました。
もう一つ犬にとってうれしいことは、誉められること、認められることです。
食事の満足が生理的・本能的な快楽とすれば
誉められることは精神的・頭脳的な充足感です。
先週日曜日の事です。
目覚まし時計のなるほんの1分前にUPが2階にあがってきて
寝ている私を散歩の催促に起こしました。
「UP、お前はえらいね、どうして時計もないのに
散歩の時間がわかったの?」と大げさに誉めて散歩に連れて行きました。
その時の反応はそれほど大きくはなかったのですが、
UPにとってこれは心の中で相当大きな喜びとなったのでしょう。
その次の日は夜中の2時半に起こし来ました。
昨日誉められたことが、この行動を引き起こしたことは間違いありません。
犬は人に認められる事は食事をもらうのと同じぐらいに大切なことです。
皆さんも愛犬が何かできたら誉めてやりましょう。
一杯のドッグフードよりも犬には心の栄養になります。

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雨は降らず、蒸し暑い日でした。
夕方6時に仕事を終えると、空腹をごまかすために
セブンイレブンでチョコミントソフトを食べて作業場に向かいます。
昨夜、山形の弟から電話があり、ベビーベッド期待しているとのこと。
その後、親ばか話が続きました。
もうイイヨと思う反面、昔私もそうだったんだろうなと
うらやましくもあります。
そんなわけなので、少しぐらい暑くても作業はしないわけに行きません。
写真を撮ってみましたが、墨付けで昨日と代わり映えしません。
パーツの数は100を超えます。
墨付けは大きなパーツから小さなパーツへと進みます。
今日で完了の予定でしたが、小物のパーツが意外に多く
次の工程に進めませんでした。
そこで、進学し空き部屋となった娘の部屋の家具を写真に撮りました。
9年前に誕生日プレゼントに作ったものです。
機能重視の時は「曲線」は使いません。
機械作業を離れ手作業となり効率が落ちるからです。
逆に思い入れがある時には「曲線」を取り入れます。
そのパターンが「山本カーブ」です。
この写真のガラス戸の横桟(よこさん)に使ってますが、
わかりにくいですね?
もちろん今度のベビーベッド思い入れたっぷりです。
しっかりと「山本カーブ」を取り入れますので、
その時の大きな画像をお待ち下さい。


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曇りで少し肌寒い一日でした。
雨は一滴も降りませんでした。
暑くなければこっちのものです。
仕事が終わってから、目の前にちらつくビールを振り払い
作業場に向かいました。
「臨月、人を待たず」山形でかわいい赤ちゃんが
私のベッドを待っています。
昨日に引き続き墨付けです。
一晩おくと懸案となっていた事も解決します。
例えば、図面通りに、墨線をひいてみると
35㎜の角材に三方向からほぞが集中して
強度に不安がある場所が出てきます。
見えがかりでないほぞの位置をずらしました。
墨付けに必要なものは
ステンレス製定規、スコヤ、毛引き、シャープペンシル、
消しゴム、電卓、木工用チョークなどです。
ここで墨付けのコツを一つ教えましょう。
それは、定規の目盛りを信頼しきるのではなく、
すでに製材を終えた部材を現物の定規として用いることです。
また、最初にメインとなる部材に墨付けをして
それを定規として用いることも大変に有効な手段です。
 ・図面の寸法→定規の目盛り→部材への墨付けよりも
(最初はこれ以外にやりようがないが、二回目以降は)
 ・図面の寸法→部材から部材への直接墨付け

工程が1つ減ることは、ミスと誤差を減らすことになります。
職人さんはそのような寸法を移した木材を
「バカ棒」と呼ぶくらいです。
このバカ棒を多用するのが正確な墨付けのポイントになります。
 

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昼前から降り出した雨は夕方に強さを増しました。
UPは黄色のカッパを来て雨中のランニングをしました。
私も体調がいいのか、今日は坂でもUPと対等に走れました。

さて、実は私、二人目の「おじさん」になります。
前からおじさんだって?
いや、弟に昨年に続いて7月に赤ちゃんが生まれるのです。
そこで、5月の弟からベビーベッドの注文がありました。
かわいい甥(姪かな?)のために張り切って作ります。
奥さんはすでに臨月に入っています。
前回のルーターテーブルのようにマイペースではなく、
7月上旬までに完成させなければなりません。
そこで今日はがんばって次の3工程をこなしました。
1.荒木取り
 図面の寸法よりやや長めに切り出し、幅・厚みを10ミリほど
 余裕を持って、部材と予備をを切り出します。
 使う機械は、長さの切り出しにスライドノコギリ、
 幅決めに昇降盤で「挽き割り」をします。
 ここが全工程を通じてもっとも危険な作業です。
 体調のいい時しかやりません。
 今日は気持ちも乗っててOKです。
2.分決め(ぶぎめ)
 荒木取りした寸法の直角を出し、決められた厚さと幅に整えます。
 ここで使うのが写真の「手押しカンナ」です。
 これも、指先のすぐ近くを鉋歯がうなりを上げて回っている
 昇降盤に負けず劣らず危険な機械です。
 ここで、平面と直角を決めておかなければ
 この後正確な作業はできません。
 この後、「自動カンナ」で最終的な厚さ、幅にします。
 1回、機械にかけるごとにノギスで寸法を見ます。
 1/10ミリまで正確にやります。
 しかし、この機械は前工程の2つの機械比べれば
 けがの危険性は少なく、精神的には楽です。
 以上で製作に必要な部材はそろいました。
 時間にして6時間ほどの作業となりました。
3.墨付け
 切り出した部材に図面の寸法を書き写し、
 部材名や加工の指示を自分なりの記号で書き写します。
 図面は2次元ですが、家具は3次元です。
 部材と図面を見合わせながら、
 上下左右前後などのミスが起こらないようにします。
 疲れてくると頭の回転が鈍くなり、ミスが起こりがちになります。
 けがをすることはありませんが、後からもう一度
 1.2.の作業に戻ることは精神的に大きなダメージになります。

と言うわけで5時過ぎに墨付け途中で
今日の作業は終えることにしました。

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梅雨の雨は長続きせず、薄曇りでした。
今週は伊豆に帰らず、磐田で木工です。
写真をご覧下さい。
ようやく、ようやくルーターテーブルが完成しました。
ブログを振り返ってみるとスタートは4月の始め、
まだ桜の花の残る頃でしたから80日間はかかったと言うことです。
延べの作業日数は1週間前後ですが、時間が細切れなので
思った以上に日数を要しました。

主な特徴を書きますと
1.ルーターが2つマウントされている。
2.作業面の高さは60㎝前後と低い。
3.正面はガラスの引き戸
4.2つの引き出しにルータービットや付属工具を収納
5.ウレタンキャスターによる可動式

理由は
1.はオス・メスセットのルータービットを使う時に
両方を一緒にセッティングできて正確さと効率が向上します。
2.いすに座りながら楽に作業ができます。
3.狭い場所の開閉でも場所を取りません。
4.非常に収納能力がありルーター関連はほとんど収納しました。
5.狭い工房のほとんどの機械が可動式です。
将来的には集塵(しゅうじん)機能も加えたいのですが
どうなるかは未定です。
使い勝手はまだ使い込んでいないので分かりません。
山章工房の場合、「画期的」と思って導入したアイディアが
やっぱり使いにくいと言うことで廃盤になることもあります。
このテーブルはそうならないようにと願います。
今晩は完成を祝してプラスビール1缶、「乾杯!」


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やっと雨が降りました。
この雨は誰もが歓迎しているでしょう。
伊豆の畑の作物にも恵みの雨になるでしょう。
折りしも今日は22日は夏至。
日の一番長い日ですが一度も太陽を拝むことはできませんでした。
雨で体力を消耗しなかったのか久しぶりに作業場に向かいました。
そう、写真のルーターテーブルです。
今週末は伊豆への帰省を取りやめました。
理由は弟の生まれてくる子供のための
ベビーベッドの製作を進めるためです。
その前に足かけ3ヶ月のルーターテーブルを完成させないと
作業場のスペースが空きません。
ようやくガラス戸の引き戸がつきました。
一両日には完成した姿がブログにUPできると思います。

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朝、UPの散歩の頃は暗雲がたれ込めていたのに、
簡単に高気圧にはね飛ばされてしまいよく晴れた日になってしまいました。
本当に伊豆の作物が心配になります。
さて、最近は体力の配分がうまく行かないのか、
仕事が終わった後木工をやろうという気になりません。
夕6時頃職場を後にすると我が家に直行です。
そして、7時前くらいまでに入浴をすませると
待ちに待った晩酌の時間です。
少し前ならパソコンの前に座り、ビール片手にブログを書くというのが
パターンでしたが、7時でも外はまだ明るい。
ビールを片手に持ち、庭に出ます。
今日は給料日だったこともありつまみに鰹の刺身がつきます。
狭い庭の小さな腰掛けに座り、風に当たりながら
ビールを飲みます。「うまい!」
そしてUPとじゃれながらしばらく時を過ごします。
その間に小豆の種を蒔いたセルトレイに水をやったりします。
やがて、日が落ち、長かった昼間が終わります。
夕やみとともに蚊もやってきます。
室内に入り、晩酌は芋焼酎のロックに切り替わります。
焼酎とともにブログを書きながら
今日の一日の終わりを迎えるのです。

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