青川の里 ~付知川 鮎釣り日誌~
青川(付知川つけちかわ)の里、岐阜県中津川市田瀬地区から鮎釣りや川のこと、地元情報などを。オフにはワカサギ、アマゴ情報も
 



本日、長良川大和地区においてシマノジャパンカップのセミファイナル大会が開催されました。
今年の注目はやはり小澤剛選手でありまして、昨年よりギャラリーもずいぶん多かったと思います。
川の状況はやや増水気味で濁りもあり、朝から雨がけっこう降っていましたので、開始時間を一時間遅らせてのスタートとなりました。

第1試合はA(上流)の2番、なので本部前の瀬の好きなところに入れて、途中移動しましたがなんとか4尾釣って3位くらいの成績でまずまずでした。
小澤選手はかなり後ろのスタート順でしたが余裕のトップ通過、やはり違います。
続く第2試合はB(下流)の17番、オトリ配布場所付近は入る場所がなく、釜淵橋下流まで歩いていって入川。 しかし第1試合よりかなり濁りがきつくなり、避難鮎を狙いましたが一向に掛からず、かなり移動を繰り返すも結局ボーズに終わってしまいました。 後で聞けばやはり配布場所前当たりの瀬が良く釣れていたようでした。
また小澤選手はAブロックトップとのことでした。

昼食休憩後の第3試合はBの12番、濁りも取れてきて瀬で釣れそうな雰囲気でしたが、配布場所前の瀬はすぐに満員御礼でしたので、橋を渡って右岸へ回りました。
先行の選手は2名でしたのでなんとか瀬肩付近のポイントを確保、小澤選手は自分より前のスタートで左岸側に入ったと思っていたので対岸をずっと見渡しましたが見あたりません。
すると私の上流のヨシの中からひょっこり現れたのが、なんと小澤選手でありました。



入られた場所は竿2本分くらい上でしたのでなんの問題もないのでありますが、丁寧に挨拶していただき入川されたので、やはり一流選手はマナーも素晴らしいと感心した次第です。
試合開始後は自分の竿は一向に曲がらずでしたので、ちらちらと小澤選手の釣りを見ておりましたが、1尾釣った後すぐに流心方向に前進して行き、中央の馬の背あたりまで移動して右岸を向いて釣り始められました。
ちょうど対面で間近に名人の釣りを見られて、ついつい試合を忘れて一ファンに戻ってしまい最強の瀬釣りに見とれておりました。
名人はポツポツではありますが確実に掛けて行き下流に移動して行かれたので、自分も試合モードに戻って釣り再開。
その後試合終了までに3尾釣れてなんとか形を作って終わることが出来ました。
小澤選手は第3試合もトップとのことで、当然表彰台の一番高いところに立っておりました。
まさに現代最強の鮎釣り師、神小澤と呼ばれてもなんらおかしくありません。

さて、今回は刻々と変わる状況の変化に対応できず惨敗でありましたが、いろいろと勉強になりましたので、この経験を次の試合に活かしてゆきたいと思います。
また、もう一度小澤名人と真剣勝負の場で釣りをしたいなあと思った次第です。

ここで一句

 神小澤 技もマナーも 日本一


        おそまつでした。



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