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MAS/AN 増岡設計室 @入間市
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入間の家Ⅱ15 断熱構造用パネル工事

2010-06-25 | ・ 2010 入間の家Ⅱ
朝8時半頃現場に着いた頃には、もう工事が始まろうとしていました。
私は初めての経験なので、ドキドキしながら見守りました。


施工順としては、まずパネルの接合部分に気密コーキングを塗ります。


パネルを置く前に、棟木・桁にも気密コーキングを塗布してから、
パネルの位置合わせをします。
工事をする工務店の皆さんも、初めての経験なので、慎重姿勢。
1枚目の位置合わせは、特に慎重にセットしました。


パネルをセットしたら、専用の釘(スクリューネイル)-赤色の方を止めます。
最後に、パネルの重ね部分を、黒いスクリューネイルで止めます。
屋根の両サイドにある2枚目までは特に風圧が掛かるので、
黒いスクリューネイルはほかのところより多めに止める必要があるそうです。


棟のところにも,断熱材を詰めて、このような納めます。
パネルと断熱材との間も気密コーキングを塗布します。

また、他にも注意しないといけないところがありました。

職人さんも初めての経験なので、
一生懸命にパネルに隙間がないように叩きましたが、
端部に行くと、なんと18mmほどの誤差がでてしまいました。
工場での製作精度があまりよくなかったか、
なかなか図面通りの寸法にならないのが、ネックでした。

ですので、北側の屋根の誤差が出た部分には、
胴縁材を足して、なんとか納まりました。
南側は、施工の途中に現場監督Iさんが気付いてくれて、
職人さんたちにパネルの位置ややり方を指導してくれました。

一応、メーカーさんに施工指導に来て頂きましたが、
このようなことがあるなら一言を言って頂けると、
職人さんの苦労も少なくなるかと思います。


内部から見上げました。
パネルの位置が想定した位置より左に行ってしまったので、
トップライトが上手く納まるかと心配しました。
なんとか調整範囲内だったので、納まりました。


皆さん、お疲れ様でした。よい経験でした。

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