台北の美食 - 06 勺勺客

くにさんのブログでも紹介している陜西料理の店です。
台湾における陝西料理店の先駆者として有名な「勺勺客」は、かなり評判がよくて、台湾の有名人や外国の観光客にも人気な店です。
「勺勺客」とは陜西の地元で料理が上手なシェフに対する呼び方だそうです。
私は初めて食べに行ったのは、6年前のことでした。
元勤務会社の台湾出張の際に台湾の友人に誘われ、
3回くらい食べに行きました。
陜西の民家をイメージした内装は魅力的で、
料理も一度食べたら、やみつきになります。
料理の量が多いので、一人だと行きにくいのです。
残念なことは、当時食べた料理の写真を撮っていませんでした。

こちらの名物料理の一つは、泡饃(pao mou)というメニューです。
陜西近辺的主食。
話によると、陜西人は食事と会話をしながら、泡饃を手で小さく千切って、 ちぎり終わった泡饃にスープを加えて食べるとのことです。
泡饃に入れるスープは3種類があります。
・豚肉と豚の腸入りのスープ：「葫蘆頭鮮湯底」。
・牛肉の具入りのスープ：「雙紅鮮湯底」。
・筋・肉・骨の羊肉全入りのスープ：「燒羊肉鮮湯底」。

そのほかに、お勧めの料理：

・新疆香酥羊串(一皿八本でNT$280元，0.5皿の注文もO.K.)　
・炙子骨排 (NT$320元)：
　宋徽宗の誕生日会で出したNo.4の料理だそうです，
　この店の名物料理の一つです。
・龍穿鳳翼 (NT$200元):
　每日限定のメニューで、清朝料理を再現したものです。
　慈太后にも食べたことがあるそうです。
・奶香小饅 (NT$60元/6個):
  銀絲捲の食感です。丸く揚げパンの表面に、一層な練乳をかけていて、表面がカリカリで、中はもちもち感たっぷりな小饅頭を食べた感じです。
・蒙古炸乳豆腐(NT$20元/1個)：
　必ず2日前に事前予約すること。
　チーズ入りの上げ餃子の感じ。
　友達がそんなに特別美味しいでもないと言っていました。

まだ、紹介していない料理は沢山ありますが、一度訪ねてみる価値がある店だと思います。事前に予約しておいた方がいいかもしれません。

          　***shop data***
　　　　　　勺勺客　(shao shao ke)　
　　　　　　ホームページのメニューは中国語のみ
　　　　　　台北市仁愛二路41巷15號
　　　　　　tel:　886-2-2351-7148
　　　　　　営業時間  11:30～14:30 / 17:30～22:00
　　　　　　休日：　　　月曜日・祝日・旧正月