あの、3月11日から4年が経った。もう4年になるのかと思う人も、まだそんなものかと感じる人もいるだろうが、私はたいていのことは、光陰矢の如しと受け取る性格であって、あの日のあのときのことは、せいぜいが1年ほど前のぐらいの出来事のような気がしている。何か大きなことがあって、それがいつであったかを勘定するとき、私はよく総理大臣を用いることがあって、3,11は管首相、次が野田さんで、今の安倍さんが2年前からだから、4年になるかといった具合だ。 その前の9.11は、2001年(これは憶えやすい)で、今年は2015年。ああ、やっぱり時の過ぎるのははやい。その他に11で思い出すのは、まずタイガースの村山実さんの背番号だ。ザトペック投法と称された、踊るようなピッチングフォーム、額から大汗を流しながらの全力投球が気持ちよかった。そして市川雷蔵をしのばせる美男ぶりに悲愴感すらあって、ファンも多かった。 あの天覧試合での長嶋茂雄さんのサヨナラホームランを、最後まで、「あれはファウルだった」と言い続けたことも、彼に似合っていた。もう1人、巨人の別所毅彦さんもバックナンバーは11ではなかったか。そうそう、早実時代のエースでありながら、11を背負っていた荒木大輔さんがいる。いや、どうも野球の話になると長くなってしまう。
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