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不況

2010-06-06 21:15:11 | 日記
週に二度、ペインクリニックを往復する道路の3分の1ほどは商店街であるが、不況のためか、シャッターを降ろした店、その上に「貸店舗」と書いた紙が貼ってある店が目立つ。「ここ、スナックだったのよ。こんな場所じゃムリよね」と家人は言うが、それは違うと思う。 スナックやバーの客は近所の人が多いから、場所よりは雰囲気(主としてマダムの)であり、その店のシャッターが降りたのは、場所でも雰囲気の悪化でもなく、近所の人達の懐具合が悪くなったのだと思う。給料やボーナスが下がれば、最初に仕分けされるのはアルコールであり、すなわち1杯のビールも、スナックでなく自宅で呑むことになる。 ある田舎町のレストランが客の減少で閉店した。そして店は惣菜店に変身した。つまり、今まで売っていたカツライス、カツ丼、フライ定食にかえて、トンカツ、アジフライ、ポテトサラダなどを別々に売ったら、これが当たった。とこれは友人から聞いた話だが、よくわかる。 食堂でのカツ丼は800円か900円か知らぬが、惣菜店のトンカツなら1枚300円程度だろうから、大雑把に言えば、千円で3人分のカツ丼あできる。でもこれも不況が生んだ商売転向だ。 菅直人首相は、イラ菅(短気)と言われるが、ここは急いでもらいたい。 誰が言ったか「失われた10年」は、もう20年近くになっている。 ファンの多い河村たかし名古屋市長は、「政治は、まず減税せないかん!」と叫んでいるが正論だ。そんな金、どこにあるかと言う人は、渡辺喜美代表の文を読んでいただきたい。 久々に、二世・三世でない、七光りのない首相の誕生を祝いたいし、応援したい。 

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