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不自由

2018-05-25 10:04:17 | 日記
デイケアサロンで麻雀を打つ。雀卓の青布の上に黒いラインが引いてある。各自が17枚✖2の山を積むように棒線で示してある。もちろん私もそれを目安に牌を揃える。17枚が2列に並ぶ。ところが、これをすっと持ち上げることができない。小指に力が入らない。仕方がないから上の17枚を3回か4回に分けて積む。それがまた上手くいかない。ポロポロと牌が落ちる。先に積み終えた3人が私の指先を見ている。おぼえたての子供のようなヨチヨチ動作を見ている。小指が麻痺しているのではない。感覚はある。しかし力が入らない。医師も重田名人も、その原因はわからないと言う。脳梗塞の後遺症の1つなのだろうか。

将棋の駒が上手く指せない。テレビ将棋をご覧にんっている方はおわかりかと思うが、プロの棋士は駒を美しく動かす。パチリと音を立てて指す。捌くという感じになる。誰もがそれを真似る。私も真似て、それが出来るようになった。もちろんプロ棋士のようにはいかないが、7割程度は近づいていた。だが、それが出来なくなった。人差し指と中指で駒を挟むことはできるのだが、パチリとはならない。これまた仕方なく子供の形でやる。親指と一刺し指で歩兵を1枚つまみ上げて、敵陣へ運んだりする。恰好が悪い。サマにならない。我が家には家人の弟からもらった厚手の上等な将棋盤があるのだが、それに申し訳ない気分になる。

箸はモテる。煮豆を1粒つまみ上げることもできる。だがハイボールを作るための炭酸水の壜のフタが開けられない。10本指の全体というか、総合力が弱い。文字を書くのも時間がかかる。汚い字だ。このブログの文字だって、読み取れるのは娘だけかもしれない。

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