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させていただく

2015-03-21 10:53:32 | 日記
表題の言葉については、以前に「この奇妙な丁寧語は、国会の質疑応答には似合わない」と書いたことがある。政治家で多用したのは鳩山由紀夫氏であり、それに続いたのが石原伸晃氏だった。鳩山氏は音羽御殿で育ったお坊ちゃんであり、石原氏も幼稚舎からの慶應坊やだから、そのぐらい御丁寧であってもいいのかもしれぬが、「今の国会に提出させていただいている〇〇法案」は、単に「提出している」で充分ではないだろうか。そして、このいいかs田は多方面に広がっている。 先の日曜日のテレビの競馬中継の中に、若い女性タレントが厩舎を訪問する場面があって、女性が或る1頭の馬を目の前で見たのだろうと思うが、「〇〇(馬名)に会わせていただいて」と言ったのには驚いた。いかに名馬であろうと、相手はウマである。彼女は、同じ4ツ脚の豚を豚舎で見て「丸々と肥った豚に会わせていただいて」と語るのだろうか。 丁寧な話し方というのはいいものである。しかし、それが過ぎると上品さが消えてしまうし、むしろ滑稽味を帯びることになる。 ヨソの家へ遊びに行って、そこの主婦が「この餃子、私が焼かせていただきました」と言ったら、畏れ多くて箸が出ないと思う。

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