巨人ー中日戦を観た。日本テレビだったと思う。眠る前の午後8時頃で、私のベッドからは細かいところまでは見えないが、6-1で巨人がリードしていた。プロ野球には熱心でないのでよくわからないが、今年は阪神と巨人が強いらしいから、5点差あればもう勝負は決まったようなものなのか、7回表だった。プロ野球ファンは昔より増えているのか、減っているのか。中学生では野球部とサッカー部の入部希望者が同数ぐらいだと何かで読んだような気がするけれど。
テレビで奇妙なことをやっているのに気が付いた。解説者が4人いる。私が知っているのは江川卓さんと川上憲伸さんだけで、あとの2人はわからない。その4人がクイズのようなものをやっている。投手が次に投げる球の種類を当てるものだ。たとえば打者Aのカウントが2ボール2ストライクになったとする。さて投手は次に何を選ぶか。ストレートかフォークかスライダーか、それを解説者4人が当てる競争をしているのだ。だからアナウンスがやたらと騒がしい。うるさい。前記の2-2のカウントで江川さん、川上さんの見解を訊くのならまだわかるのだが、そうでもない(なんでもない)場面でも4人の当てっこが続く。しかも採点法まであって、川上さん10ポイント獲得などと大声で言ったりする。解説の1人が、次の投球は裏の裏を狙ってストレート、なんていう説明をする。山口瞳さんの、「ウラのウラはオモテ」という言葉を思い出す。今の若いファンや子供は、こういう解説がおもしろいのだろうか。とにかく、なんでもクイズ方式にするのが好まれるのか。テレビを観ながら、自分で投手の次の投球を予測する方が楽しくはないのだろうか。
テレビで奇妙なことをやっているのに気が付いた。解説者が4人いる。私が知っているのは江川卓さんと川上憲伸さんだけで、あとの2人はわからない。その4人がクイズのようなものをやっている。投手が次に投げる球の種類を当てるものだ。たとえば打者Aのカウントが2ボール2ストライクになったとする。さて投手は次に何を選ぶか。ストレートかフォークかスライダーか、それを解説者4人が当てる競争をしているのだ。だからアナウンスがやたらと騒がしい。うるさい。前記の2-2のカウントで江川さん、川上さんの見解を訊くのならまだわかるのだが、そうでもない(なんでもない)場面でも4人の当てっこが続く。しかも採点法まであって、川上さん10ポイント獲得などと大声で言ったりする。解説の1人が、次の投球は裏の裏を狙ってストレート、なんていう説明をする。山口瞳さんの、「ウラのウラはオモテ」という言葉を思い出す。今の若いファンや子供は、こういう解説がおもしろいのだろうか。とにかく、なんでもクイズ方式にするのが好まれるのか。テレビを観ながら、自分で投手の次の投球を予測する方が楽しくはないのだろうか。